リニューアル、アイビーフォールド

リニューアル函館の最終レースに登場するのは、タフなアイビーフォールド。ここ2戦、同条件で同じような負け方をしているため、この中間は陣営も調整方法を変えてきました。
枠はまたしても外になってしまったのは残念ですが、乗り慣れた秋山騎手で、失速することなく最後まで伸びる競馬を見せてほしいです。

そういえば今日は、函館競馬場にはミホノブルボンが来るんですね。現地へ行く人は羨ましいなぁ。

アイビーフォールド

10/7/21 函館競馬場

２１日は軽めの調整を行いました。「前半はスムーズに好位を追走できていたので、これならいいと思っていたのですが、追ってからの反応が悪く、残念な結果になってしまいました。ジョッキーに話を聞いたところ、上へ上へと力が逃げてしまうような走りになっているとのことでしたので、調教に跨るスタッフを替えて、普段の走りをしっかりチェックしながら調整していきます。滞在で引き続き体調面に不安なくきていますから、中１週か２週かあけてもう一度レースを使いたいと思っています」（吉田師）

10/7/28 函館競馬場

２８日は函館Ｗコースで追い切りました。「今朝はウッドコースで併せて馬なり程度の時計を出しました。今週使ってもいいぐらい体調はいいのですが、先週お話したように、走り方をチェックしながらの調整を行っていますので、あと１週延ばしてしっかりといいフォームで走れるようにして出走させたいと思います。２走前のレースを見る限り能力は十分通用しますので、馬がしっかり力を出し切れるように取り組んでいきます」（吉田師）８月８日の函館競馬（３歳上５００万下・芝１２００ｍ）に秋山騎手で出走を予定しています。


10/8/4 函館競馬場

４日は函館Ｗコースで追い切りました。「変わりなく順調に乗り込んでいます。今朝はウッドコースで併せて馬なり程度の追い切りを行いました。先週ダートコースで一杯にやっているので、今週は走り方を確かめるつもりで馬なりにしましたが、いい手ごたえで相手に先着。現地のスタッフからもいい感触を得たと報告がありました。前走は不可解な敗戦でしたが、この中間はしっかりフォームをチェックしてじっくり取り組んだので、その成果を見せてほしいですね」（吉田師）８日の函館競馬（３歳上５００万下・芝１２００ｍ）に秋山騎手で出走を予定しています。


10/8/5 函館競馬場

８日の函館競馬（３歳上５００万下・芝１２００ｍ）に秋山騎手で出走いたします。

～調教時計～
10/7/28(水) 助手 函館Ｗ・重 71.6 - 55.5 - 40.4 - 12.7
ネオスペチアーレ（三未勝）強めの外1.0秒先行同入 馬なり余力(7)
10/7/31(土) 助手 函館ダ・重 68.8 - 52.8 - 38.9 - 12.4 一杯に追う(7)
10/8/4(水) 助手 函館Ｗ・良 55.5 - 40.3 - 12.8
オウケンドラゴン(三未勝)一杯の外0.2秒先着 馬なり余力(8)

～出走予定～
10/8/8 函館 12R 3歳上500万下 芝1200m 17:10 54kg 秋山 16頭 7枠13番 出走確定

いざ、ゲッカビジン、デビュー

2週前からデビューの想定がされていたゲッカビジンですが、万全を期してあと2本追いきり、いざ今週デビューとなりました。
2週前の動きからすると、全体の時計はゆっくりですが、ラストはここ2週良い動きを見せてくれています。父から1200mは短そうですが、姉が短距離重賞を勝っているようにこの母系はスピード十分、こなしてくれることを期待します。小倉得意の太宰ジョッキーというのもいいですね。
宇治田原優駿Sの時にガレてしまった馬体は回復しているのか、当日のパドックにも注目しています。

グランド牧場見学時には、まだ夜間放牧の毎日だった仔が、育成、調教をこなし競馬場デビューをむかえることになりました。
まずは無事にデビュー戦を終えてくれればと思います。


ゲッカビジン（ジャングルポケット×イエローブルーム by パークリージェント）牝2 栗東ＴＣ 本田厩舎

■6/27　坂路（60.3-43.5-28.6-14.1）馬ナリ余力
■6/30　角馬場⇒ＣＷ　併せ馬で6Ｆから　87.7-70.5-55.4-41.7-14.5（ブック）馬ナリ余力
アカマイ（新馬）馬ナリの内同入　*テンはゆっくり入り、15-15ぐらいのペースで脚を伸ばす。良い動きができており、このまま徐々にペースを上げていく。「先日と同様15-15程度の少し速いところなら手応えにはまだ余裕がありますね。このまま更にペースを上げていって、具体的なデビューを検討していきたいと思います」（助手）。「順調に調教を進めることができていますよ。毛艶も良くなって、馬体が良くなってきました。あとは決して悪い訳ではありませんが、もっと飼い葉を食べてくれるようになると更に良くなってくると思いますよ」（厩務員）
■7/7　角馬場⇒坂路（普通キャンター）　*先週末にトモを中心に疲れが感じられたため、軽めの調整で様子を見ている。本日は川須栄彦騎手騎乗で角馬場をじっくり乗り込んだ後、ゆったりとしたペースで登坂。疲れは大事には至らず、特に歩様に違和感もないため、今週末あたりから追い切りを再開できる見込み。「右トモを中心に少し疲れを見せたが、獣医からも『近々追い切りを再開しても問題ない』と言われているし、特に心配のない程度ですよ」（師）。「跨った感触も特にトモなどに違和感はありませんでしたので、大丈夫だと思います」（川須栄彦騎手）
■7/14　角馬場⇒ＤＰ　併せ馬で5Ｆから　66.1-52.3-39.7-13.2（ブック）一杯に追う
アカマイ（新馬）一杯の外0.5秒先着　*疲れは取れており、川須栄彦騎手が騎乗し、ポリトラックコースで追い切りを行った。馬体を併せて進み、直線、一杯に追う。ラスト100ｍで更に気合をつけると、しっかりとした脚色で伸び、2馬身ほどスッと前へ出てゴール。デビュー戦に関してはこのまま追い切りの様子を見ながら決める予定。「雨で馬場も幾らか重たくなっているし、思っていた以上に最後まで動いてくれたね。良い感触だった。まだデビュー戦についてはどこへ向かうか検討中ですが、このまま様子を見ながら追い切りを進めていって決めたいと思います」（師）
■7/21　角馬場⇒ＣＷ　併せ馬で6Ｆから　83.5-67.7-53.2-39.5-13.3（ブック）追って一杯
ノワールシャルマン（新馬）一杯の内を0.8秒先行3Ｆ付0.7秒遅れ　*他厩舎の馬が大外に並び3頭併せのような格好で進む。3コーナーまでは行きっぷり良く進んでいたが、直線で追われてからの動きがやや脚色見劣り、最内の僚馬にも2馬身ほど遅れてしまった。この後の状態を見ながらだが、今週の小倉（土）芝1200・牝でのデビューも検討している。想定の段階で、フルゲート18頭に対し、本馬を含め16頭の出走予定に留まっているため、除外の可能性はない見込み。「飼い葉もまずまず食べているし、仕上がり状態は良くなっていますよ。先週はしっかり動けていたし、今週の動きも悪くはなかったと思います。今日は相手に川須騎手が乗っていて、本馬の鞍上（助手）とは20㌔弱体重差がありますからね。先週のように乗り手が逆なら、ポジションも逆になっていたのではないでしょうか」（厩務員）　⇒フケがきはじめていることと、もう少し追い切りを行いたいとのことで、今週のデビューは見送り。来週以降のレースに備える。「ここまで良い感じできていますが、ちょうどフケがきてしまいましたね。体重差はありましたが、本来もっと動ける馬だと思うんです。昨日の追い切りでもハミ掛かりが今ひとつ良くありませんでしたから、もうフケの影響が出始めていたのかもしれませんね」（助手）
■7/28　角馬場⇒ＣＷ　併せ馬で6Ｆから　83.2-67.6-52.8-38.9-11.9（ブック）強め余力
トーホウジャパン（新馬）一杯の内同入脚色良　*川須栄彦騎手騎乗。テンから内に馬体をしっかり併せて進む。直線で少し強めに追われるとスッと反応し、僅かに僚馬の前に出る。最後は差を詰められ同入となったが、先週よりもしっかりとした動きで、手応えも良好。今週の小倉か新潟の芝1200ｍ戦でデビューすることを検討しているが、追い切り後の状態を見て決める。また、先週末にゲート練習を行った際に少し入りを嫌がるなどしていたため、再度ゲートを確認する予定。「先週よりも良い動きができていたと思います。最後までしっかりとした脚取りでまだ余力もありました」（川須栄彦騎手）　⇒もう1本追い切りを行いたい意向で、今週のデビューも見送り。来週の小倉（日）芝1200・混、もしくは、来週の新潟（土）芝1400・混を検討中。

■8/4　角馬場⇒ＣＷ　併せ馬で6Ｆから　85.8-68.2-52.4-38.3-12.2（ブック）稍一杯に追う
トーホウジャパン（新馬）一杯の内アタマ差先着　*ラストで鞍上に少し強めに追われると、スッと反応し、僚馬に僅かに先着。手応えもまだ充分残っており、良い状態に仕上がってきていると見て良いだろう。今週の小倉（日）芝1200・混、もしくは、新潟（土）芝1400・混でのデビューを検討中。「全体の時計はゆっくりだったけど、最後は良い動きだった。追い切りを積んで、徐々に動ける状態に仕上がってきている。出張馬房の関係もあるので、どちらに向かうかはもう少し考えるが、今週のデビューでいきたいと思う」（師）　⇒小倉（日）芝1200・混に出馬投票し、太宰啓介騎手でデビューが確定。

小倉（日）4Ｒ　芝1200ｍ　2歳新馬戦でデビューします。
13頭立て　4枠5番　54ｋｇ太宰啓介騎手が騎乗します。発走は 12：10 です。
追い切りを重ねるごとに、徐々に動きは良化。良い状態に仕上がってきており、初戦からの好走も期待できそうです。

クエルクス、栗東ホースクラブ経由トレセン入厩

2010年6月　天栄ホースパークにて


2010年7月 栗東ホース倶楽部にて

今年の2歳馬は、どの仔もまずまず順調で先月末には、クエルクスも無事に藤原英昭厩舎へ入厩しました。
この厩舎でしかもユニオンの馬でもあり、入厩時期は遅いと思っていましたが、この時期に入厩できたのは大きいですね。
有名なPOGブログに最近この厩舎の情報が良く掲載されていますが、すでにデビューしたシュアーウインやネオザイオンは、1度使って秋に復帰のようですね。
おそらくクエルクスも順調に行けば1度使って放牧というパターンでしょうか。
今はゲート練習の毎日ですが、気性もおとなしいくらいのようなので、ゲートは問題ないでしょう。
この中間は、師が自ら騎乗して感触を確かめているように、ユニオンの馬にしては大事にされているようでありがたい限り（失礼ですが…）。その期待に応えて、名トレーナーを唸らせるような動きを見せてほしいですね。

クエルクス（フジキセキ×ダイアゴネル by Darshaan）牝2　栗東ＴＣ 藤原英厩舎

●7/6　輸送を無事にこなし、数日はウォーキングマシーンでの運動で様子を見たが、6月26日から騎乗調教を開始。現在はハッキングで1500ｍほど乗っている。しばらく天栄ホースパークで調整を行い、栗東トレセンへの入厩態勢を整えていく。「順調に調整しているし、期待している馬だからね。具体的なデビューの予定などはまだ特に定めていないが、ここからは入厩も視野に入れて徐々に動かしていくよ」（師）。現在の馬体重490kg（前月比-5kg）
●7/7　本日、栗東ホース倶楽部へ移動。入厩に備え、調整を続ける。
●7/20　栗東トレセンへの入厩を視野に入れて、栗東ホースクラブでは順調にメニューを消化。「素直で乗りやすい感じですが、若干大人しすぎる印象があります。これから進めていくごとにもう少しピリッとしたところが出せるようにしていきたいですね」（担当者）とのことだが、体調等に問題はなく、普通キャンターを乗り込んだ。トレセンから近いという利点を活かし、定期的に藤原調教師や厩舎スタッフが視察に訪れ状態を確認。入厩に向けてGOサインが出され、17日（土）に無事入厩した。
■7/21　角馬場⇒坂路（普通キャンター）　*入厩後、環境にもすぐに慣れており、徐々にメニューを進めて、ゲート練習も行っていく。「環境にも慣れるのは早かったし、どっしりしていて良い雰囲気ですよ。ただ、半兄も最初は大人しかったものの、途中からピリピリしていったので、注意して進めていきたいと思っています」（助手）
■7/28　角馬場⇒坂路（普通キャンター）　*引き続き、順調に調整している。ゲート練習は坂路下にあるゲートを通過しているだけだが、特に問題はない。「飼い葉桶でこすって顔に少し傷を負ってしまったぐらいで、それ以外は特に問題なく調整しています。暑さに負けることもなく、元気ですし、飼い葉もしっかり食べていますよ。まだ普通キャンターだけですが、前向きさもしっかりあって良い感じです」（助手）

■8/4　角馬場⇒ＣＷ（軽めキャンター）⇒坂路（普通キャンター）　*藤原英昭調教師騎乗でＣＷコースを半周した後、坂路で普通キャンター。「順調に調整しているが、まだ中身の成長が欲しいところもある。能力は感じているから、無理せずじっくり乗っていく予定。まずゲート試験を合格させるところまでは進めてみて、そのままデビューまでいけるかどうかは、その過程での感触をしっかり確かめた上で判断したいと思う」（師）
■8/5　角馬場⇒襷コース（ゲート練習）　*通過は全く問題なくこなし、枠内駐立もまずまず落ち着いてこなす。最後はごく軽めのキャンターでスタートを切り、まずまずの反応で出ていた。更に練習を積んでいく。

カルトマリーヌ、美浦トレセン帰厩

馬房の都合もつきようやく帰厩したカルトマリーヌ、下河辺トレーニングセンターでは、夏負けも見られず順調に調整されてきましたので、即復帰もあるかと思っていましたが、トレセン到着後は、やや夏負けのようです。
すぐにレースに使えなさそうなのは残念ですが、すでに1勝しているので、ここは焦らずに待ちたいと思います。
復帰戦では、線が細かった馬体がいくらか成長してくれていることを願います。

カルトマリーヌ（クロフネ×アイリスタイム by ブライアンズタイム）牝3
美浦TC 成島厩舎


●7/6　引き続き、週に1回のペースで15-15を行っている。動きは良好で、馬体にも異常は見られない。更に15-15を重ね、帰厩態勢を整えていく。
●7/13　引き続き、週に1回のペースで15-15を行っている。ここまでコンスタントに15-15を行ってきたが、飼い葉の喰いは落ちておらず、馬体も丸みを帯びた良い状態を維持できている。帰厩までは現在のペースで乗り込み、帰厩に備える。
●7/20　引き続き、週に1回のペースで15-15を行っている。本日、成島調教師が本馬の状態を確認されており、帰厩に向けての段取りを組むことになった。帰厩まで更に15-15を重ね、状態の良化を促していく。
●7/27　引き続き、週に1回のペースで15-15を行っている。同厩舎の3歳未勝利馬の状況次第で帰厩する予定で、帰厩までは現在のメニューで調整していく。ここのところ大分暑さが増してきたが、夏負けの兆候は見られず、飼い葉の喰いも良好。馬体重は先週の計測で455キロ。

■7/31　馬房の都合がつき、本日、美浦トレセンに帰厩。
■8/4　北角⇒北C（普通キャンター）　*帰厩後は普通キャンターで調整しているが、やや息遣いが荒く、汗もあまりかかない状況で、ここにきて夏負けの兆候が見られ始めた。様子を見ながら調教を進めていくが、出走までにはある程度時間を掛けた方が良さそうな雰囲気がある。

ウルル、根性の5着

翌日はウルルの2戦目、パドックであきらかに前走より絞れた馬体を見て、確勝と思っていましたが、まさかの5着。

鼻出血だったようで、普通に走ることができませんでした。
残念でしたが、むしろ鼻出血にもかかわらず、5着まで来る根性には頭が下がります。
初勝利はおあずけとなりましたが、この馬への評価と期待は変わりなし。
しっかりと休んで戻ってきてほしいと思います。















ウルル

10/8/1 宮本厩舎

１日の小倉競馬ではスタート良く楽に先行したものの、レース後に判明した鼻出血のため、３コーナーで手ごたえがなくなり５着。「スタートも良かったし、好位の外めをスムーズに追走できたのに、３コーナーで急に手ごたえがなくなってしまいました。おかしいと思ったら鼻出血していたので、これでは無理もありません。前走の感触なら３コーナーからギアが上がっていくのに、だらだらした脚しか使えませんでしたから、今日はアクシデントがすべてです」（浜中騎手）「今日は問題なく勝てるだろうと思っていたので、手ごたえがなくなったときはショックでしたが、すぐに鼻出血が判明して納得しました。診療所で診てもらったところ、肺からの出血でしたので、２、３ヵ月は放牧に出すつもりです。獣医さんも『普通ならタイムオーバーになるレベル』と言っていたほどで、５着にきた根性には頭が下がります。能力があるのは間違いないので、しっかり時間をかけて体調を立て直したいと思います」（宮本師）残念な結果でしたが、敗因は鼻出血とはっきりしていますし、それでいて５着に入るのですから、能力の高さは疑いようがありません。無理をせず時間をかけて立て直すことになりますが、万全ならすぐに勝ち上がれるでしょう。来週中にトレセン近郊の牧場へ放牧に出して、その後ＮＦ早来へ移動する予定です。

10/8/4 宮本厩舎

４日は軽めの調整を行いました。「鼻出血後、感染症などがないようにしっかりとケアをしていますが、今は落ち着いて曳き運動に取り組めています。まだ体質のしっかりしていないこの時期の２歳馬ですし、暑さが堪えたのかもしれません。目標にしていた小倉２歳Ｓをあきらめるのは残念ですが、走るのは十分わかったので、２度目の出血がないように涼しくなる時期までゆっくりさせてあげたいと思います」（宮本師）５日に金勝牧場へ放牧に出る予定です。その後は１１日に山元トレセン経由でＮＦ早来へ移動する予定です。

10/8/5 金勝牧場

５日に金勝牧場に放牧に出ました。１１日に山元トレセン経由でＮＦ早来へ移動する予定です。

～競走結果～
10/8/1 小倉 2歳未勝利 曇 良 芝1200m 15頭 1人気 5着 54kg 浜中 35.6 1:09.3 0.3差 482KG

小倉決戦、まずは3着

リエートフィーネ

先週末は、愛馬2頭の応援に小倉へ。
初めて行きましたが、スタンド内はけっこう広々として、冷房もきいていますので、暑さしのぎもできて意外と快適に過ごせました。
関西地区からは行きやすいので、また行きたいと思います。



土曜の朝に到着後、早速、リエートフィーネの登場です。





少し間隔は空きましたが、毛艶も良く体調も良さそうです。







小倉は馬場も近くて目の前の走る姿は迫力満点。

そしてレーススタート。
今回も好スタートを決めて前へ行き、道中は3番手の内目につけます。4コーナーまで内で我慢をして、直線では内から良い脚を見せましたが、差し切れず3着惜敗。悔しい敗戦でした。
和田ジョッキーも逃げたかったようですが、ここは、結果的には控えずに行ききってほしかったですね。切れる脚がないので、こういう器用な競馬はちょっと難しかったと思います。逃げられなかったら、外に出して4コーナーから巻くるくらいの競馬を見せても面白かったと思います。





最低限目標の次走への権利は取れましたので、あらためて次走に期待したいと思います。
これで残されたチャンスはおそらく後2回。無事に小倉での滞在を過ごして、万全の状態で次走へ向ってほしいと思います。

2010/7/31 小倉競馬場

7/31(土)小倉2R・芝2000ｍ(牝)戦に和田騎手で出走、馬体重は2kg減の436kgでした。五分のスタートから、押して好位につけました。道中は３番手の内を折り合いよく追走し、手応え十分で直線を向きました。直線ではいったん抜け出した馬を内からジリジリ差を詰めるように伸びました。最後は3頭の追い比べとなりましたが、結局勝ち馬からクビ、ハナ差及ばず３着でした。騎乗した和田騎手は「ハナに行こうと押していったのですが、ハミを取ってくれずあの位置からの競馬となりました。切れる脚がない馬なのでジリジリとしか伸びず、最後は少し届きませんでした。スローペースで流れていたので、ハナに立つことができていたらと思うと悔しいです。今日の走りを見るとやはりダートより芝のほうがいいですね」とのこと、また石坂調教師は「この後はこのまま小倉競馬場に滞在して、初勝利を目指すことにします」とコメントしています。

2010/8/4 小倉競馬場

レース後は馬体に変わりなく、小倉競馬場にそのまま滞在して調整されています。次走は来週8/15(日)小倉・芝2000ｍ(牝馬限定)戦への出走を予定しています。前走は芝に戻して前進が見られました。滞在競馬で待望の初勝利を目指したいところです。

～競走成績～
2010/07/31 小倉 3歳未勝利 18頭 3人気 3着 和田竜 54.0 芝2000m 良 2.01.8 436kg

普通に走ってくれれば、結果はついてくるはず

ウルル

昨日のリエートフィーネの3着は残念。決めれる時に決めておけなかったのが後々響かなかったらいいのですが…。
小倉遠征2日目はウルルの2戦目です。こちらはまだまだ焦る必要はありませんが、中間の動きからも未勝利云々を言っているような馬ではないはず。
中間さかんに出た「普通に走ってくれば、勝ち負け」の言葉とおりここは通過点のはず。
1頭前走、好時計で走っている馬が怖いですが、期待通りに決めてほしいところです。

10/7/14 宮本厩舎

１４日は軽めの調整を行いました。

10/7/15 宮本厩舎

１５日は軽めの調整を行いました。「水曜日、今朝と坂路で６５秒程度のところを乗って、体を緩めないようにしっかりと調整しています。入厩からレースを使うまで休みなく調整してきましたが、ここまでは疲れが出ることもありませんし、順調そのものです。一度レースを経験して体も締まって見えますし、叩いた上積みも見込めるでしょうから、次をきっちり勝って２歳Ｓに駒を進めたいですね」（宮本師）今のところ、８月１日の小倉競馬（２歳未勝利・芝１２００ｍ）に出走を予定しています。

10/7/21 宮本厩舎

２１日は栗東坂路で追い切りました（５４秒４－４０秒１－２６秒２－１２秒８）。「来週の競馬を予定しているので、今朝は坂路でやりすぎないようにサッと追い切っておきました。それでも終いは１２秒台でまとめてきていますし、やはりいいスピードを持っている馬です。この中間、レースの疲れが出ることもなく、今のところ体調はまったく問題ありません。前走は多少馬体に余裕がありましたし、そういう意味でも一度使っての上積みはかなりありそうです。輸送があるので引き続き体調面に注意して慎重に調整していきます。普通に走ってくれれば、結果はついてくるデキにありますよ」（長谷川助手）８月１日の小倉競馬（２歳未勝利・芝１２００ｍ）に出走を予定しています。

10/7/28 宮本厩舎

２８日は栗東坂路で追い切りました（５０秒７－３７秒４－２４秒８－１２秒５）。「今朝はジョッキーを乗せて追い切りました。時計が出すぎてしまったのはちょっとした誤算でしたが、それだけ状態がいいということでしょう。これだけやったあとでもカイバをペロリとたいらげており、なかなか頼もしいところも見せています。普通に走ってくれれば、勝ち負けできる状態だと思います」（宮本師）「馬の行く気を損ねないように無理せず乗ったので、まさかこれほど時計が出ているとは思いませんでした。１回使った分、前走に比べて体が締まって動ける状態になっていますし、デキは非常にいいですね。ちょっと一本調子なところはあるので、そのあたりに気をつけてうまく良さを引き出せるようにレースに臨みます」（浜中騎手）８月１日の小倉競馬（２歳未勝利・芝１２００ｍ）に浜中騎手で出走を予定しています。

10/7/29 宮本厩舎

８月１日の小倉競馬（２歳未勝利・芝１２００ｍ）に浜中騎手で出走いたします。

～調教時計～
10/7/16(金) 助手 栗坂路・不良 61.0 - 45.3 - 29.9 - 15.3 馬なり余力 (-)
10/7/18(日) 助手 栗坂路・良 57.2 - 41.8 - 27.7 - 14.1 馬なり余力 (-)
10/7/21(水) 助手 栗坂路・良 54.4 - 40.1 - 26.2 - 12.8 強めに追う (-)

10/7/25(日) 助手 栗坂路・良 56.5 - 40.9 - 26.2 - 12.7 馬なり余力 (-)
10/7/27(火) 助手 栗坂路・良 60.6 - 44.7 - 30.1 - 15.7 馬なり余力 (-)
10/7/28(水) 浜中 栗坂路・良 50.7 - 37.4 - 24.8 - 12.5 一杯に追う (-)