一口馬主の収穫日記

がんばれ!愛馬達

いざ、ゲッカビジン、デビュー

2010-08-07 18:27:16 | ゲッカビジン(引退)
2週前からデビューの想定がされていたゲッカビジンですが、万全を期してあと2本追いきり、いざ今週デビューとなりました。
2週前の動きからすると、全体の時計はゆっくりですが、ラストはここ2週良い動きを見せてくれています。父から1200mは短そうですが、姉が短距離重賞を勝っているようにこの母系はスピード十分、こなしてくれることを期待します。小倉得意の太宰ジョッキーというのもいいですね。
宇治田原優駿Sの時にガレてしまった馬体は回復しているのか、当日のパドックにも注目しています。

グランド牧場見学時には、まだ夜間放牧の毎日だった仔が、育成、調教をこなし競馬場デビューをむかえることになりました。
まずは無事にデビュー戦を終えてくれればと思います。


ゲッカビジン(ジャングルポケット×イエローブルーム by パークリージェント)牝2 栗東TC 本田厩舎

■6/27 坂路(60.3-43.5-28.6-14.1)馬ナリ余力
■6/30 角馬場⇒CW 併せ馬で6Fから 87.7-70.5-55.4-41.7-14.5(ブック)馬ナリ余力

アカマイ(新馬)馬ナリの内同入 *テンはゆっくり入り、15-15ぐらいのペースで脚を伸ばす。良い動きができており、このまま徐々にペースを上げていく。「先日と同様15-15程度の少し速いところなら手応えにはまだ余裕がありますね。このまま更にペースを上げていって、具体的なデビューを検討していきたいと思います」(助手)。「順調に調教を進めることができていますよ。毛艶も良くなって、馬体が良くなってきました。あとは決して悪い訳ではありませんが、もっと飼い葉を食べてくれるようになると更に良くなってくると思いますよ」(厩務員)
■7/7 角馬場⇒坂路(普通キャンター) *先週末にトモを中心に疲れが感じられたため、軽めの調整で様子を見ている。本日は川須栄彦騎手騎乗で角馬場をじっくり乗り込んだ後、ゆったりとしたペースで登坂。疲れは大事には至らず、特に歩様に違和感もないため、今週末あたりから追い切りを再開できる見込み。「右トモを中心に少し疲れを見せたが、獣医からも『近々追い切りを再開しても問題ない』と言われているし、特に心配のない程度ですよ」(師)。「跨った感触も特にトモなどに違和感はありませんでしたので、大丈夫だと思います」(川須栄彦騎手)
■7/14 角馬場⇒DP 併せ馬で5Fから 66.1-52.3-39.7-13.2(ブック)一杯に追う
アカマイ(新馬)一杯の外0.5秒先着 *疲れは取れており、川須栄彦騎手が騎乗し、ポリトラックコースで追い切りを行った。馬体を併せて進み、直線、一杯に追う。ラスト100mで更に気合をつけると、しっかりとした脚色で伸び、2馬身ほどスッと前へ出てゴール。デビュー戦に関してはこのまま追い切りの様子を見ながら決める予定。「雨で馬場も幾らか重たくなっているし、思っていた以上に最後まで動いてくれたね。良い感触だった。まだデビュー戦についてはどこへ向かうか検討中ですが、このまま様子を見ながら追い切りを進めていって決めたいと思います」(師)
■7/21 角馬場⇒CW 併せ馬で6Fから 83.5-67.7-53.2-39.5-13.3(ブック)追って一杯
ノワールシャルマン(新馬)一杯の内を0.8秒先行3F付0.7秒遅れ *他厩舎の馬が大外に並び3頭併せのような格好で進む。3コーナーまでは行きっぷり良く進んでいたが、直線で追われてからの動きがやや脚色見劣り、最内の僚馬にも2馬身ほど遅れてしまった。この後の状態を見ながらだが、今週の小倉(土)芝1200・牝でのデビューも検討している。想定の段階で、フルゲート18頭に対し、本馬を含め16頭の出走予定に留まっているため、除外の可能性はない見込み。「飼い葉もまずまず食べているし、仕上がり状態は良くなっていますよ。先週はしっかり動けていたし、今週の動きも悪くはなかったと思います。今日は相手に川須騎手が乗っていて、本馬の鞍上(助手)とは20㌔弱体重差がありますからね。先週のように乗り手が逆なら、ポジションも逆になっていたのではないでしょうか」(厩務員) ⇒フケがきはじめていることと、もう少し追い切りを行いたいとのことで、今週のデビューは見送り。来週以降のレースに備える。「ここまで良い感じできていますが、ちょうどフケがきてしまいましたね。体重差はありましたが、本来もっと動ける馬だと思うんです。昨日の追い切りでもハミ掛かりが今ひとつ良くありませんでしたから、もうフケの影響が出始めていたのかもしれませんね」(助手)
■7/28 角馬場⇒CW 併せ馬で6Fから 83.2-67.6-52.8-38.9-11.9(ブック)強め余力
トーホウジャパン(新馬)一杯の内同入脚色良 *川須栄彦騎手騎乗。テンから内に馬体をしっかり併せて進む。直線で少し強めに追われるとスッと反応し、僅かに僚馬の前に出る。最後は差を詰められ同入となったが、先週よりもしっかりとした動きで、手応えも良好。今週の小倉か新潟の芝1200m戦でデビューすることを検討しているが、追い切り後の状態を見て決める。また、先週末にゲート練習を行った際に少し入りを嫌がるなどしていたため、再度ゲートを確認する予定。「先週よりも良い動きができていたと思います。最後までしっかりとした脚取りでまだ余力もありました」(川須栄彦騎手) ⇒もう1本追い切りを行いたい意向で、今週のデビューも見送り。来週の小倉(日)芝1200・混、もしくは、来週の新潟(土)芝1400・混を検討中。

■8/4 角馬場⇒CW 併せ馬で6Fから 85.8-68.2-52.4-38.3-12.2(ブック)稍一杯に追う
トーホウジャパン(新馬)一杯の内アタマ差先着 *ラストで鞍上に少し強めに追われると、スッと反応し、僚馬に僅かに先着。手応えもまだ充分残っており、良い状態に仕上がってきていると見て良いだろう。今週の小倉(日)芝1200・混、もしくは、新潟(土)芝1400・混でのデビューを検討中。「全体の時計はゆっくりだったけど、最後は良い動きだった。追い切りを積んで、徐々に動ける状態に仕上がってきている。出張馬房の関係もあるので、どちらに向かうかはもう少し考えるが、今週のデビューでいきたいと思う」(師) ⇒小倉(日)芝1200・混に出馬投票し、太宰啓介騎手でデビューが確定。

小倉(日)4R 芝1200m 2歳新馬戦でデビューします。
13頭立て 4枠5番 54kg太宰啓介騎手が騎乗します。発走は 12:10 です。
追い切りを重ねるごとに、徐々に動きは良化。良い状態に仕上がってきており、初戦からの好走も期待できそうです。












クエルクス、栗東ホースクラブ経由トレセン入厩

2010-08-07 18:05:08 | クエルクス(引退)

2010年6月 天栄ホースパークにて


2010年7月 栗東ホース倶楽部にて

今年の2歳馬は、どの仔もまずまず順調で先月末には、クエルクスも無事に藤原英昭厩舎へ入厩しました。
この厩舎でしかもユニオンの馬でもあり、入厩時期は遅いと思っていましたが、この時期に入厩できたのは大きいですね。
有名なPOGブログに最近この厩舎の情報が良く掲載されていますが、すでにデビューしたシュアーウインやネオザイオンは、1度使って秋に復帰のようですね。
おそらくクエルクスも順調に行けば1度使って放牧というパターンでしょうか。
今はゲート練習の毎日ですが、気性もおとなしいくらいのようなので、ゲートは問題ないでしょう。
この中間は、師が自ら騎乗して感触を確かめているように、ユニオンの馬にしては大事にされているようでありがたい限り(失礼ですが…)。その期待に応えて、名トレーナーを唸らせるような動きを見せてほしいですね。

クエルクス(フジキセキ×ダイアゴネル by Darshaan)牝2 栗東TC 藤原英厩舎

●7/6 輸送を無事にこなし、数日はウォーキングマシーンでの運動で様子を見たが、6月26日から騎乗調教を開始。現在はハッキングで1500mほど乗っている。しばらく天栄ホースパークで調整を行い、栗東トレセンへの入厩態勢を整えていく。「順調に調整しているし、期待している馬だからね。具体的なデビューの予定などはまだ特に定めていないが、ここからは入厩も視野に入れて徐々に動かしていくよ」(師)。現在の馬体重490kg(前月比-5kg)
●7/7 本日、栗東ホース倶楽部へ移動。入厩に備え、調整を続ける。
●7/20 栗東トレセンへの入厩を視野に入れて、栗東ホースクラブでは順調にメニューを消化。「素直で乗りやすい感じですが、若干大人しすぎる印象があります。これから進めていくごとにもう少しピリッとしたところが出せるようにしていきたいですね」(担当者)とのことだが、体調等に問題はなく、普通キャンターを乗り込んだ。トレセンから近いという利点を活かし、定期的に藤原調教師や厩舎スタッフが視察に訪れ状態を確認。入厩に向けてGOサインが出され、17日(土)に無事入厩した。
■7/21 角馬場⇒坂路(普通キャンター) *入厩後、環境にもすぐに慣れており、徐々にメニューを進めて、ゲート練習も行っていく。「環境にも慣れるのは早かったし、どっしりしていて良い雰囲気ですよ。ただ、半兄も最初は大人しかったものの、途中からピリピリしていったので、注意して進めていきたいと思っています」(助手)
■7/28 角馬場⇒坂路(普通キャンター) *引き続き、順調に調整している。ゲート練習は坂路下にあるゲートを通過しているだけだが、特に問題はない。「飼い葉桶でこすって顔に少し傷を負ってしまったぐらいで、それ以外は特に問題なく調整しています。暑さに負けることもなく、元気ですし、飼い葉もしっかり食べていますよ。まだ普通キャンターだけですが、前向きさもしっかりあって良い感じです」(助手)

■8/4 角馬場⇒CW(軽めキャンター)⇒坂路(普通キャンター) *藤原英昭調教師騎乗でCWコースを半周した後、坂路で普通キャンター。「順調に調整しているが、まだ中身の成長が欲しいところもある。能力は感じているから、無理せずじっくり乗っていく予定。まずゲート試験を合格させるところまでは進めてみて、そのままデビューまでいけるかどうかは、その過程での感触をしっかり確かめた上で判断したいと思う」(師)
■8/5 角馬場⇒襷コース(ゲート練習) *通過は全く問題なくこなし、枠内駐立もまずまず落ち着いてこなす。最後はごく軽めのキャンターでスタートを切り、まずまずの反応で出ていた。更に練習を積んでいく。




カルトマリーヌ、美浦トレセン帰厩

2010-08-07 17:42:18 | カルトマリーヌ(引退)
馬房の都合もつきようやく帰厩したカルトマリーヌ、下河辺トレーニングセンターでは、夏負けも見られず順調に調整されてきましたので、即復帰もあるかと思っていましたが、トレセン到着後は、やや夏負けのようです。
すぐにレースに使えなさそうなのは残念ですが、すでに1勝しているので、ここは焦らずに待ちたいと思います。
復帰戦では、線が細かった馬体がいくらか成長してくれていることを願います。

カルトマリーヌ(クロフネ×アイリスタイム by ブライアンズタイム)牝3
美浦TC 成島厩舎



●7/6 引き続き、週に1回のペースで15-15を行っている。動きは良好で、馬体にも異常は見られない。更に15-15を重ね、帰厩態勢を整えていく。
●7/13 引き続き、週に1回のペースで15-15を行っている。ここまでコンスタントに15-15を行ってきたが、飼い葉の喰いは落ちておらず、馬体も丸みを帯びた良い状態を維持できている。帰厩までは現在のペースで乗り込み、帰厩に備える。
●7/20 引き続き、週に1回のペースで15-15を行っている。本日、成島調教師が本馬の状態を確認されており、帰厩に向けての段取りを組むことになった。帰厩まで更に15-15を重ね、状態の良化を促していく。
●7/27 引き続き、週に1回のペースで15-15を行っている。同厩舎の3歳未勝利馬の状況次第で帰厩する予定で、帰厩までは現在のメニューで調整していく。ここのところ大分暑さが増してきたが、夏負けの兆候は見られず、飼い葉の喰いも良好。馬体重は先週の計測で455キロ。

■7/31 馬房の都合がつき、本日、美浦トレセンに帰厩。
■8/4 北角⇒北C(普通キャンター) *帰厩後は普通キャンターで調整しているが、やや息遣いが荒く、汗もあまりかかない状況で、ここにきて夏負けの兆候が見られ始めた。様子を見ながら調教を進めていくが、出走までにはある程度時間を掛けた方が良さそうな雰囲気がある。