北海道馬紀行⑪ リバーヴァレーファーム

久しぶりの夏の牧場見学記はユニオンの地元日高編。

3日目、静内に向かった目的の1つは観光周遊バスしずないロマン・ロード号。
この観光バスの時間は9:50～15:30。前後の時間を使ってユニオンの募集馬の見学を計画し、どこにするか迷いましたが2つの牧場を訪問させていただきました。

まず朝一に伺った牧場はリバーヴァレーファーム。ここには橋本牧場さん生産の2頭の牝馬がいます。

まずはペガサス12母アイリッシュクレア(父タイキシャトル)


こちらはペガサス13母ジプシーダンサー(父ネオユニヴァース)


2頭ともに橋本牧場さんゆかりのインヴァイトの孫にあたる血統。説明不要ですね。
今期は525シリーズとはいきませんでしたが、それでもあいかわらずの良心的価格。
委託予定厩舎の経緯や配合についてなども聞くことができました。
価格にも表れていますが、話をしてみると橋本さんは会員さんのことをまずは考えて提供馬を決めてるように感じました。毎年人気なのも頷けます。

2頭ともに400kg前後でバランスの良い馬体。橋本さんとこはいつもなら1次満口も多いのですが、今期はまだ残っているので、もう少し今後の成長を見ていきたいと思います。

そしてリバーヴァレーファームにはもう1頭募集馬がいました。

ペガサス1母ドリームヒット(父ロックオブジブラルタル)です。


8月のこの時期で430kgを超えており、まだまだ大きくなりそうとのこと。いかにもパワーのありそうな馬体で、素人目には短いところ向きかなと感じました。
現在は育成先の吉澤ステーブルへ移動。遅くとも12月には売れるでしょう。

ここでは、同じく当歳募集のマンハッタンスカイや先日デビュー勝ちのエースインザホールも預かっていたこともあり、同じように活躍をしてくれるのではないでしょうか。

以上の3頭を見せていただきました。この後もゆっくり話をしたかったのですが、ロマン・ロード号の時間が迫ってきたのでお礼を言って失礼しました。

橋本牧場様、お忙しい中ありがとうございました。