一口馬主の収穫日記

がんばれ!愛馬達

2歳のオートキュイジーヌ 1月~4月

2008-05-30 01:10:15 | オートキュイジーヌ(引退)


08/1/16 NF空港

屋内坂路でハロン20秒のキャンター1本を行っています。環境にも慣れてきたせいか、以前よりも落ち着きが増してきています。継続して乗りこんでいるため、走りの中にもいい雰囲気が出てきました。

08/1/31 NF空港

馬体重: 443kg

正月休みはウォーキングマシンのみの調整でしたが、何の問題もなく過ごし、年始の乗り出しにつなげることができました。現在は屋内坂路でハロン20秒のキャンター1本を行っています。ペースを徐々に上げていますが、無駄なテンションの高揚は見られず、常に落ち着きをもって調教に臨めています。課題のハミ受けは完全にマスターしたとは言えませんが、少しずつ進歩を見せており、確かな学習能力を見ることができます。未完成な現状においても走りの質は高く、背中の雰囲気は相変わらずいいので、このまま進めていけば春先には別馬のように成長する可能性は大と言えるでしょう。




08/2/15 NF空港

屋内坂路でハロン17秒のキャンター1本を行っています。順当にペースを上げていますが、ここ最近は血統的なものなのか、幾分歩様に硬さが見られるようになったため、無理はしていません。今後も成長に見合った負荷をかけ、持てる素質を開花させてあげたいと思います。

08/2/29 NF空港

馬体重: 449kg

現在は屋内坂路でハロン17~18秒のキャンター1本と屋内周回コースで軽めのキャンター800mを行い、週3回は坂路の登坂本数を2本に増やしています。この中間はハロンペースを上げた調整を行っていますが、物見をすることはなく、また無駄なテンションの高揚も見られず、乗り役が意図する調教を消化することができています。相変わらず背中の感触がよく、いい乗り味を堪能することができますが、ここ最近は血統的なものなのか、幾分歩様に硬さが感じられるので馬本位の乗り込みを行っています。また飛節や球節といった各部位に緩さが残るように未完成なところがあるので、冬場はゆったりと進め、春以降の本格的な乗り込みに備えていくことになります。




08/3/14 NF空港

屋内坂路でハロン17秒のキャンター1本を行い、週3回は登坂本数を2本にしています。相変わらず印象のよいキャンターを踏めていますが、同時に硬さが目立つようになってきたので、今後も無理にペースを上げることなく、様子を見ながら進めていくことにします。

08/3/28 NF空港

馬体重: 450kg

年明け以降、順調にペースアップを図り、屋内坂路でハロン17秒のキャンターを毎日2本乗り込むまで進めていましたが、この中間から幾分脚元に疲れからくる張りが見られ、また動きにも硬さが目立ってきたため、若干ペースを緩めることにしました。現在は屋内周回コースでダク800m、ハロン20秒程度のキャンター1500mを基調に、週1回は屋内坂路のみでハロン17秒のキャンター2本を行っています。ペースダウンとはいってもハロン17秒を行えているようにしっかとした負荷をかけることができており、馬体にはいい引き締まりが見られるようになってきました。背中や乗り味のよさを十分に生かし切るためにも今しばらくは基礎体力の充実と馬体の成長に重きを置き、ゆったりと進めていくことにします。




08/4/15 NF空港

屋内周回コースでキャンター1200mの後、屋内坂路でハロン18秒のキャンター1本を行い、日によっては登坂本数を2本にしたり、周回のみで距離を2000m乗ったりしています。馬体のコンディションもよく、見栄えのするキャンターを見せていますが、まだ脚捌きに硬さが見られるのでじっくり乗り進めていくことにします。

08/4/30 NF空港

馬体重: 456kg

この中間は毎日坂路入りしており、現在は屋内坂路でハロン17秒のキャンター1本を行い、週2日は登坂本数を2本としています。これまで見られた歩様の硬さは相変わらず見られますが、比較的速めのペースで乗り込むことができているように大きな問題ではなく、実際にここといった異常は見られません。おそらく馬体の成長期に見られる一時的なバランスの崩れから来ていると推察されます。成長がある程度落ち着けば治まると思うので心配は要らないでしょう。馬体自体はいい負荷がかかっていることを表すようにだいぶ引き締まってきており、活発な新陳代謝がなされていることから冬毛も抜けて良好なコンディションを維持しています。気性面は落ち着いているので今後も予定通りのメニューを消化できるでしょう。


2歳になってからは、毎回のように見られる歩様の硬さが気になりますね。
明日の近況では前進してほしいところです

1歳のオートキュイジーヌ

2008-05-30 00:56:38 | オートキュイジーヌ(引退)
近況をまとめておきます。

07/9/3 早来F

馬体重: 389kg

体高: 152cm
胸囲: 170cm
管囲: 18.8cm




07/9/28 早来F

馬体重: 410kg

夏場もきっちりと与えられたメニューをこなし、現在も夜間放牧を継続して行っています。5月生まれとしては十分なサイズで骨格・筋肉の発育ぶりは水準以上です。ただし、まだまだ成長の余地が多分に残っているので、これからの鍛錬で更なる見栄えのする馬体に変わっていくのは間違いないでしょう。とても真面目な気性ですが、まだ子供っぽいところも見られるだけに、じっくりと成長を待ちながら進めていきます。今後はウォーキングマシン馴致等を行いつつ、NF空港への移動を待つことになります。




07/10/31 早来F

馬体重: 416kg

日中放牧とウォーキングマシンでの運動を1日45分行っています。これまではやや幼さが目立っていましたが、このところ大人びた雰囲気が出てきたのは好材料で、今後の環境の変化にもスムーズに対応できそうです。骨量がある筋肉質な馬体は将来的には中サイズ以上までなりそうですが、5月生まれということを考慮しながら、急激に成長しすぎない様に注意してきました。これからのトレーニングでも馬に合わせた負荷を掛けていくことで持てる資質を開花させたいと考えています。

07/11/2 NF空港

馴致調教を開始するため、2日に空港牧場へ移動した。




07/11/30 NF空港

馬体重: 443kg

現在はウォーキングマシン内での常歩を行っています。早来Fでは移動直前までみっちり日中放牧を行っていたことで、基礎体力をしっかりと養えたようです。ここまでも心身ともにいい成長を見せていましたが、特に秋以降の実の入りには素晴らしいものがあり、一段と大人びた姿へと変貌を遂げました。実際に無駄なことを一切しない利発さがありながら、活発に身体を動かす等、メリハリの利いた理想的な日々を過ごしています。この分ならこれから開始する騎乗訓練でも砂が水を含むように物事を吸収してくれることでしょう。




07/12/26 NF空港

馬体重: 432kg

空港牧場へ入場してからも馴致調教、ロンギ場での乗り馴らしを何の問題もなく消化し、この中間からコース調教に移行しています。現在は屋内坂路でハロン22~23秒のキャンター1本を行っています。まだ新しい調教環境に慣らす程度の調整で、同時に上手いハミの受け方を学ばせています。利発さ、快活さは他馬に類を見ないものがあり、それは走りにも直結し、跨った背中の雰囲気には例えようがないほど、いいものがあります。今後順当にペースを上げ、しっかりとしたキャンターができるようになれば、自ずと評価がうなぎのぼりになってくる一頭だと思います。今後の変わり身が非常に楽しみです。


1歳の間は何の不安もなく過ごしていました


追加出資馬 メヤディーニの06

2008-05-30 00:52:55 | オートキュイジーヌ(引退)
メヤディーニの06(馬名オートキュイジーヌ) 牝2歳

馬名由来: 正餐に用いる厳格な作法に則ったフランス料理。父名より連想。(仏語)

父 フレンチデピュティ X 母 メヤディーニ(母父Mr.Prospector)

関西(平田修厩舎)

所属 キャロットクラブ

この馬は一つ上の全兄に出資している関係で、常に近況は見守っていました
出資しなかったとしても、レースに出てきたら応援馬券を買うことになるので、それなら出資したほうが早いと思い、いつかは出資するつもりでした。

残口もまだ150口以上あるので、もうちょっと様子見もできましたが、現在好調のフレンチデピュティ産駒、人気厩舎ということもあり、他の馬のように入厩コメントが出たら一気に満口になる可能性もあると思い、今のうちに1口いっときました

出資理由はそれだけでなく、今年のキャロット馬は比較的小さい馬が多いのですが、この馬は募集時の389kgから順調に体重を増やし、いい成長を見せています。
兄のようにダート短距離が主戦場になると思いますが、クラシック戦線は同厩のネオイリューションに任せて、コツコツ頑張ってくれることを期待します