Dr内野のおすすめ文献紹介

集中治療関連の文献紹介が主な趣旨のブログ。
しかし、セミリタイアした人間の文献紹介なんて価値があるのか?

Big dataとLarge database

2020年12月15日 | ICU・システム
今月号のJournal of Critical Careに、
Special Section: Data, technology and large databases as catalysts of quality improvement in the ICU - Part 1
という特集があった(今気がついたが、Part 1となっているということは次もありそうだ)。
5つの文章が掲載されている。タイトルだけ列挙。

Novel approaches to facilitate the implementation of guidelines in the ICU
Prediction on critically ill patients: The role of “big data”
Data-driven ICU management: Using Big Data and algorithms to improve outcomes
Linking of global intensive care (LOGIC): An international benchmarking in critical care initiative
National registries: Lessons learnt from quality improvement initiatives in intensive care

ガイドラインの話、Big dataの話、データベースの話。
ほとんどの人はあまり興味のない話題かもしれないけど、僕は読んでいて、いろいろなことを考えた。
考えすぎたので説明は難しいけど、とりあえず、機械学習がどうやったら臨床に入ってくるのかとか、データベースって大事だぞとか、それをどう使ったら患者予後改善につながるかとか、僕と同じことを考えている人はたくさんいそうだ、ということが確認できた。

最近、JIPADについての否定的な意見を間接的に複数回聞いた。
でも、やっていることは間違ってないぞ。
それをどう伝えるか、考えないといけない。
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