Dr内野のおすすめ文献紹介

集中治療関連の文献紹介が主な趣旨のブログ。
しかし、セミリタイアした人間の文献紹介なんて価値があるのか?

風邪引いたら仕事どうする?

2023年11月05日 | ひとりごと
やっとコロナの第九波が終わったと思ったら今度はインフルエンザ。困ったもんだ。
これらの疾患に限らず、職場にスタッフが何人もいれば風邪引いたり体調不良になったりする人が出るのは当たり前。自治さいたまと本院のICUのTEAMSに参加しているのだけど、「熱出た、でも回復傾向だから明日の当直はやれる」、「無理しないで休みなさい」的な会話が定期的に繰り返される。

以前、この話題について何か書いたなと思って過去ログを探してたら、もう11年も前だった。
風邪を引きながら働いても良いか?
この文献Editorialでは他者への感染リスクが話題になっている。
自分の体調が悪くなると、どうしても同僚に迷惑をかけることを気にしてしまうし、必ず「申し訳ない」的な発言をする。夏休みとかもそう。「長いこと休んで申し訳ありませんでした、お土産買ってきたのでよかったらどうぞ」的な。とっても日本人的で良い感じもするが、なんか違う感じの方が強い。

11年前の最後の文章をDeepL和訳。
「病中に働くことは、患者や同僚に対する賞賛に値する責任感を示すかもしれないが、臨床医は、同僚やスタッフだけでなく、弱い立場の患者を感染させるという現実的な危険についても心配する必要がある。」
コメント
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