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超級龍熱

香港功夫映画と共に

改めて「死亡遊戯」五重塔内セットで行われたウィンストン煙草CM検証!

2021-07-15 12:23:03 | 闘神伝説~李小龍

ちょっとタイミングがズレてしまいましたが、たけ坊さんがFacebookにアップしていた1972年12月の香港の新聞に掲載されたウィンストンによる「ドラゴンへの道」予告編&CM告知。このウィンストンがもしウィンストン煙草社だとしたら、告知文の「李小龍がブラウン管に出現!」の一文に注目です。
昔からその存在が噂され続けていたリーさんと楊斯がテレビに登場し、楊斯が「功夫は李小龍!煙草はウィンストンだ!」と叫ぶCMがあったと言われていますが、この「ドラ道」CMがそのリーさん&楊斯出演CMと何らかの関連があるのかも知れませんね。
さらにはご覧の「死亡遊戯」は五重塔内の“龍殿”セットを使用したウィンストン煙草のCM撮影にも解元や鄭雷と共に楊斯が出演しています。このCMに関しては未確認情報ながら幾つか興味深いエピソードがあります。
まずこの「死亡遊戯」の五重塔セットを使用してウィンストン煙草のCMを撮影しようとのアイデアをリー監督に提案したのが楊斯本人であった事。
ご覧の楊斯が使っているバーベルはリーさん所有のバーベルであった可能性が高い事。
この「死亡遊戯」の五重塔セットのCM撮影と同じ日にリーさんは有名な青バックのスタジオ撮影を行っている事(セットにいるリーさん着用のスーツが同じであるため)。そしてこの「死亡遊戯」セットを使用したCMは映像ではなく雑誌媒体掲載向けのCM広告だったらしい事等々です。
ただこの「死亡遊戯」は“龍殿”でのリーさん、田俊、解元vs池漢載の格闘シーンの撮影は遅くても72年10月には撮影が終わっていたと思うので、果たして「ドラ道」CMが放送される2ヶ月後の12月前後までセットが残っていたか?が焦点になるかと思います。
いずれにしろ、この当時の香港映画界における李小龍とウィンストン煙草社は実に密接な関係にあった事は確かだと思います。

Very much wondering relation between Winston ads of Way of the Dragon on HK newspapers and Winston cigarette CM at Game of Death floor of dragon set.

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