パンと珈琲日記~整形外科じゃなくて成形~

パン焼きと珈琲を趣味とするある整形外科医の日記

East meats (?) West at Backyard BBQ

2009-04-14 22:18:33 | 料理
久しぶりにBBQをした。BBQと言っても焼肉ではない。本物のBBQ(と自分では思っている)だ。

BBQには南部風にポークリブや鶏の丸焼がないといけない、と常々思ってはいるのだが、なかなかいいslabのポークリブは手に入りにくい。ということで、今回は適当にスーパーで購入した肉で様々な味を楽しむことにした。ただ、南部風の何かが欲しいのでテキサス風にドライ・ラブビーフ(本当はFlankと言って腹直筋の部分で作るのだが、今回はNew York Strip(Short Loin)で)を入れることにした。あとはタンドリー風チキン、そして叉焼風ローストポーク。



とても綺麗な色に仕上がった。1000円ちょっとの肉用温度計と少々のコツそして時間さえあれば、松坂牛、神戸牛でなくとも信じられないぐらいおいしい肉が食べられる。



~Texas style Dry Rub BBQ Beef, Indian style BBQ Chicken and Chinese style BBQ Pork ~

下ごしらえ

1)Texas style Dry Rub BBQ Beef
ドライ・ラブ用の香辛料(数回分)おろしニンニクとともに肉に適量すり込む。

塩      50g
砂糖     20g
黒こしょう   2g
白こしょう   2g
コリアンダー  1g
ナツメグ    2g
メース     1g
セロリシード  1g
パプリカ    2g
クミン    0.5g
シナモン   0.5g
お好みでマスタードやカイエンヌペッパーを1~2g混ぜる。

2)Indian style BBQ Chicken

とり肉              約500g
塩              小1~2(約3~5g)
カレー粉             3g
パプリカまたは唐辛子       2g
すりおろした玉ねぎ        1/3~1/4個
すりおろしたしょうが、にんにく それぞれ1かけ
ヨーグルト            大2

数時間から一晩つける

3)Chinese style BBQ Pork

ドライ・ラブのミックススパイスでラブしたあと、醤油とみりんを1:1でまぜたものをふりかける。

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おいしく作るためには下ごしらえも重要だが、それ以上に焼き方。

2段式のスモーカー(自分はコールマン)を使う。
炭火を下段にセットし、まず、下段で表面を焼いた後、上段にうつし、じっくり火を通す。この時、温度は100~150度に換気口をあけて調節する。上段に移したら炭火にスモークチップを投入してスモークの香りをつける。

肉の中心温度を63度に目標。温度計で見て63度以上に達したら、63度以上の温度で30分ローストする(低温殺菌法、パスチャライゼーション)少なくとも70度前半を超えないように気をつけながら最低で1~2時間じっくりローストする。