日本の外にいると逆に日本のことが見えてくる、というのは外国暮らしをしたことのある人の多くが言うせりふである、、、、と思う。ちょっと乱暴だが、同様なことが家電製品にも言えるかもしれない。先日、ツインバードのコンベクションオーブンにTS-4117Bという機種があるのを ひさん という方から教えていただいた。ツインバードは新潟にある日本の会社で、なかなか親切な会社でオーブンなどの取扱説明書がサンヨーや東芝と違ってダウンロードできる。早速、TS-4117Bの取扱説明書をダウンロードしてSOB-14と比較して調べてみたところ、SOB-14の設計哲学(!?)が逆に見えてきた。
熱の伝達の方式には「対流」「伝導」「輻射」の3種類がある。 オーブンの加熱はこの伝達方式の3つの組み合わせで行われるが、設計により主となる加熱様式が異なってくる。ツインバードTS-4117Bは熱しにくく冷めにくい輻射熱の弱い安定した加熱のシーズヒーターとコンベクション機能で対流中心の加熱。SOB-14は赤外線放射率の高く輻射熱の強いミラクロン(石英管)ヒーターを上面に大型のシーズヒータを底面に使い、輻射+対流の加熱様式である。さらに興味深いことにSOB-14は棚が4段になっており、棚の位置で輻射熱の強さを(アナログで!)調節できるようになっていることに気がついた。つまり、最上段に加熱するものを持ってくれば赤外線による輻射でBroil主体になり、下に持ってくれば弱いシーズヒーターでBake主体になるわけだ。(bakeは熱風で包む込むように温める、つまり対流主体、broilは赤外線で直接熱を表面に加える、つまり輻射主体) )これは実に興味深いが自分は今日まで知らず知らずにやっていた。例えば、Broilが必要な魚やピザは最上段、もしくは下駄をはかせてさらにヒーターに近づけて調理していた。
じゃあ、どっちの機種がいいのか?と言われてもツインバードは使ったことがないのでよくわからない。ただ、コンベクション方式のガスオーブンを使った経験から言えば、サラマンダーなどBroilというテクニックに興味があればSOB-14の方がよさそうだが、使いこなしはコンベクションなどないアナログの(笑)SOB-14の方が難しいに違いない。つまり、Bake主体であまり気を使いたくないのならツインバードが良いのかもしれない。
熱の伝達の方式には「対流」「伝導」「輻射」の3種類がある。 オーブンの加熱はこの伝達方式の3つの組み合わせで行われるが、設計により主となる加熱様式が異なってくる。ツインバードTS-4117Bは熱しにくく冷めにくい輻射熱の弱い安定した加熱のシーズヒーターとコンベクション機能で対流中心の加熱。SOB-14は赤外線放射率の高く輻射熱の強いミラクロン(石英管)ヒーターを上面に大型のシーズヒータを底面に使い、輻射+対流の加熱様式である。さらに興味深いことにSOB-14は棚が4段になっており、棚の位置で輻射熱の強さを(アナログで!)調節できるようになっていることに気がついた。つまり、最上段に加熱するものを持ってくれば赤外線による輻射でBroil主体になり、下に持ってくれば弱いシーズヒーターでBake主体になるわけだ。(bakeは熱風で包む込むように温める、つまり対流主体、broilは赤外線で直接熱を表面に加える、つまり輻射主体) )これは実に興味深いが自分は今日まで知らず知らずにやっていた。例えば、Broilが必要な魚やピザは最上段、もしくは下駄をはかせてさらにヒーターに近づけて調理していた。
じゃあ、どっちの機種がいいのか?と言われてもツインバードは使ったことがないのでよくわからない。ただ、コンベクション方式のガスオーブンを使った経験から言えば、サラマンダーなどBroilというテクニックに興味があればSOB-14の方がよさそうだが、使いこなしはコンベクションなどないアナログの(笑)SOB-14の方が難しいに違いない。つまり、Bake主体であまり気を使いたくないのならツインバードが良いのかもしれない。
これも日本にはオーブン料理文化が根付いていないためなんでしょうね。
それなりに温度設定できたりしますし。
おしい機種は結構ありますね。
でも高さが無いんですよね。
やっぱりトースターですから。
コンベクション
高さと広さがあり
温度が40~280度
タイマーが90分
という電気オーブンがあれば最高ですね(笑)
SOB-14でトーストをする時には上火は強いのですが、オーブントースターと違って下火が弱いということもあり、軽く焼く場合はそのままでもいいのですが、ある程度焼きこむ場合は途中で裏返さないといけません。
同じような単機能オーブンなのに
得意分野が全然違うんですね。
なんとなく実感していた事があります。
TS-4117B はトーストが苦手です。
取説の通りに、中段、コンベクション、予熱なしで焼くと、
ラスクかい!ってなくらいガリッガリになってしまいます。
表面1mmだけサクッと焼きたいのに、足裏の角質のようになってしまいます(笑)
熱風のせいで、水分が飛びすぎるようです。
試行錯誤の結果
コンベクションなし
予熱250℃
パン投入
タイマーオフ
余熱でトースト
これでサクッとふんわりに焼けました。
オフにしてしまうので電気代も節約できます。
いかにも熱しにくく冷めにくいシーズらしい小細工でした。
おそらく石英ヒーターだともっと手軽にトーストできるのでしょうね。