パンと珈琲日記~整形外科じゃなくて成形~

パン焼きと珈琲を趣味とするある整形外科医の日記

ホシノ菓子パンの種でパネトーネ、、、しかしホシノは配慮が足りないなぁ

2011-01-02 14:51:33 | パン
冷蔵庫の奥に古いホシノ菓子パン種があったので始末のためパネトーネを焼成した。普段忙しくてこういう休みの時にしか時間が取れないのでホシノ種が使えない。パネトーネはクリスマスのパンであり、年が明けてしまって今更クリスマスという感じでもなくなってしまったが、多分1月9日までは定義ではクリスマスなので「はずれている」と言うわけでもないだろう。

レシピはホシノ菓子パン種袋の裏に書いてある通りにしたが、水35%以上とあったので水35%でキッチンエイドで捏ね始めたところ硬すぎるようで機械がおかしい。あわてて機械を止め、水30~40ml程度を加え餅つき機で捏ねた。キッチンエイドは無事だったがギアを少しおかしくしたかもしれない。落ち着いて考えてみればこのレシピ、水35%とすると水分が全体でも50%ぐらいにしかならない。これだけ硬い生地が出来てしまうのに何の注意書きも無い。「家庭用菓子パンの製法」と書いてあるのでせめて「この製法だと少し硬すぎるので水35%~55%(175~250ml)で調整してください」とでもあれば注意するのだが、それもない。この種を初心者だって購入することがあると思うのだが、本当にホシノは配慮が足りないと思う。しかし、ホシノは使いにくい。自分とは相性があわないようだ。まだ他に色々な種類のホシノが残っているのでさっさと使ってホシノは終わりにしようと思う。

新年早々、終わりにするとか、こんな話ですみません(笑)。



水分量の計算。

生種  ホシノ酵母種1に水2なので約67%として計算
卵   75%として計算

ホシノのレシピから実際の水分量を計算すると
種   8%   →  約5.3%
卵   12%   →   9%
水  35%

なので計 約49.3% とかなり水分量が少ない

水分量としては60~70%程度とした方がいいのであと10~15%、粉500gに対して50~75mlは加えたい。吸水の悪い国産の粉を使用したとしても50mlは最低このレシピに足した方がいいと思う。

粉500gに干しブドウ、胡桃、アーモンド、オレンジピールを加えた。
マフィンカップには約100gで分割。
焼成前にあられ糖をまぶした。