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パンと珈琲日記~整形外科じゃなくて成形~

パン焼きと珈琲を趣味とするある整形外科医の日記

3710円でTWINBIRD PY-D432W を購入してしまった。

2011-09-12 21:47:46 | パン
餅つき機で捏ねて整形して焼成というのが自分のパン自作のスタイルだ。ホームベーカリーは以前MKの1万円程度の機械を使っていたのだが、修理を繰り返して3年ほどでパンケースがダメになってしまった。リプレースのパンケースが送料も含めて6千円程度だったこと、餅つき機で自作したパンにはかなわなかったということ、場所をとるということでMK製ホームベーカリーの使用は断念してしまった。

その後キッチンエイドも購入して使っていたりした。キッチンエイドは片付けは楽でハースブレッドの出来は良かったが、捏ねる力が弱く、最強力粉を使うようなイギリスパンの出来は餅つき機の方がはるかによかった。結局、最近は餅つき機ばかり使用している。本当に餅つき機はモーターも頑丈でいい。10年以上これだけ酷使して故障知らず。元は完全に取れている。ただ、たいした手間ではないのだが、片付けなど時々面倒くさくなる。そうしたら先日、TWINBIRD PY-D432W という機種がアマゾンで3710円だったのでこの値段だったらと衝動買いをしてしまった。多分、新製品が出る前の在庫処分価格なんだろう。ホームベーカリーが市場に出たのは昭和62年。1斤焼きで価格は36,000円だったらしいから四半世紀で10分の1だ。他社とは言え、部品の半額近い。そして1斤あたりでは20分の1だ。経済的には新しいのを買った方が良くなってしまう。ちょっと複雑な気持ちだ。

早速、タイマーで自動で朝できあがるようにセット。



ちょっと気泡が大きい。これは気温が高く一次発酵過多のせいだろう。味はまあ、悪くない。ふわふわしているが、肌理は粗い。全自動で発酵状態が調節できないのならこんな物かもしれない。当然、発酵を調節し、きちんと作っているいつものイギリスパンとは比べようも無い。でも3710円という値段を考えると素晴らしい出来だ。発酵を調節すればいいかもしれない。



ホームベーカリーについてきたレシピで作りました。

ピザ・マルガリータ (ピッツァ・マルゲリータ Pizza Margarita)

2011-09-06 06:58:14 | パン
庭のバジルも花が咲いてきたのでそろそろ終わりのようだ。
そのバジルでピザ・マルガリータを作った。
いい感じの仕上がり。





ドゥはいつものレシピで。

ドゥの分量

スーパーキング    300g
薄力粉        200g
水          325ml
にがり        10g
塩           5g
赤サフ 7g

ナンで食べるかが問題

2011-08-28 07:19:38 | パン
少し暑さがやわらいだとはいえ、まだ暑い。こういうときにはフラットブレッドが作りやすい。
夕食はロールキャベツだったが、主食がご飯というのもあわないようだし。ナンで食べようとなんとなく思って作ってしまった。今の時期、発酵が早いので1時間ちょっとあれば出来てしまう。

昔、インドを旅行したときにカルカッタ(コルカタ)のユースホステルで夕食にロールキャベツが出たことがあった。スパイスの香りがよくきいていたが辛くなくておいしかった。主食はナンではなくテーブルロールだったように覚えている。食堂のじいさんとは片言の英語だったので身振り手振りで話をして仲良くなったら「これは内緒でね」という意味か目配せをしながらよくそっとおかわりをくれたが、その中でもあのロールキャベツは秀逸だった。

子供のころから「日本人は太平洋戦争のせいでアジアの人たちに恨まれている。世界に出たら気をつけるように」と教師に言われて育ってきた。80年代から90年代にかけて韓国、タイ、インド、バングラデシュを旅行し、アメリカでもアジア系の人たちと接してきたが、自分と同年代の人たちは当然として明らかに戦争を経験した世代の人たちでさえ「恨んでいる」ような感じは受けなかった。むしろ歓迎されているように思えた。特にインド、バングラデシュなどは日本人であることで良くしてもらったことの方が多い。もっともここ10年以上、日本の外に出ることがないので最近の事情はわからないが、ロールキャベツを食べるたびにあのカルカッタのじいさんを思い出し、あの教師の言葉はなんだったんだろう、と今でも考える。



スーバーキング  300g
薄力粉      200g
にがり      10g
牛乳       100g
ヨーグルト    10g
水        235g
砂糖       20g
塩        5g
オリーブ油    20g
赤サフ      5g

全てまとめてボウルに入れてキッチンエイドで15分~20分こねる。
適当に分割。手でのばしてピザストーン上300度で2~3分程度、焼き具合を見ながら焼成。

新幹線でピザ弁当(自家製)

2011-08-20 23:19:27 | パン

先日、午後出かけないといけないというのに朝、庭のきれいなバジルを見てどうしてもピザを焼きたくなってしまった。忙しいのにも関わらず、ピザを焼成。時間を逆算して家族皆で食べて乗車予定の新幹線に間に合うはずだったが、食べる時間が無くなってしまった。焼きたてのピザを奪い合うようにして食べている子供たちを尻目にピザを弁当にして一人、家を出た。一緒に食べたかったなあ。
新幹線のテーブルでサンペレグリノの炭酸水と並べるとどっかのピッツェリアのお持ち帰りみたいだ。
発酵を急いで終了したわりには気泡もまあまあ良くできていた。



こちらは別の日、新幹線の中で食べた吉野家、牛丼。いつもはマックなのだが、吉野家の方がすいていたので10年ぶりぐらいに買って食べてみた。驚いたことに昔は脂身ばかりだったのにしっかり身がついている。しかも昔よりも50円から100円程度安いと思う。味は悪くないというより昔より良くなっている。これも円高、デフレのせいか?ただ、万人向けの味なんだろうが、一応、東京人の自分としては牛丼はもっと甘い方がいいかな。


でも、いくら安くて味が良くても新幹線の中で食べるとすれば自分で作った物の方がいい。手前味噌だが、うまいし、、、、



ドゥの分量

グラーノ・ドゥーロ    400g
スーパーキング 100g
水          325ml
にがり          10g
塩             5g
赤サフ 7g

デュエリオでワッフル

2011-08-17 16:43:07 | パン
デュエリオでワッフルを作ってみた。黄色く仕上がっていること以外、残念ながらデュエリオの特徴が生かされていない。シロップなどを使ってしまうと小麦の繊細な違いなどがよくわからない。わざわざデュエリオでワッフルを作る意味はそれほどないかもしれない。



いつものワッフル生地の50%をディエリオにしてみました。

インド風カレーとナン

2011-08-15 23:48:49 | パン
久しぶりにインド風カレーとナンを作った。ナンを発酵させている間にカレーを作った。子供達も食べるので唐辛子は使わず、マイルドにしたが香りよくインド風に仕上がった。
カレーに庭で栽培しているトマトを使った。




ナン

スーパーキング 300g
薄力粉 200g
牛乳 100g
水 235ml
ニガリ 10g
塩 5g
砂糖 20g
グレープシードオイル20g
イースト 5g
ヨーグルト 10g


キッチンエイドでこね 15ー20分。 適当な大きさに分割、成形、焼成300度。


チキンカレー

適当に作っているので正確なレシピではないのですが、、、、、

鳥モモ肉の皮をはぎMDH社製ガラムマサラとパプリカ、ヨーグルト、塩、砂糖、ニンニク、ショウガに漬け込んでおく。漬け込みの分量は肉1kgに対してガラムマサラ3g程度、パプリカも同量程度、ヨーグルト適当、塩、砂糖は10g、5g。ニンニク、ショウガは2カケぐらいをすりおろしたもの。

皮で出汁を取る。ショウガ、ニンニク、長ネギ、こしょう、白ワイン、水、にがり。

クミン、フェンネル、マスタードシード、カレーリーフ、カルダモン、シナモン、ニンニク、ショウガを油で焦がさないよう炒めたあとみじん切り玉ねぎを電子レンジで加熱しておいた物を加え、ターメリック、コリアンダー、ナツメグなどの粉スパイスを加えじっくり炒める。
ついで漬け込んでおいた肉とプチトマト(庭で作っている物をつかいました)を潰しながら炒めて、出汁を加えて煮込む。煮込んだ後、肉をとりだし、残りをムーランで漉しておく。こうする事によってスパイスの固い所を除く。
再度肉を加えて塩、ガラムマサラなどで味を整える。

デュエリオでイギリスパン ただちょっと過発酵

2011-07-12 23:29:33 | パン
久々にデュエリオでイギリスパンを焼成した。
しかしこの暑さで一次発酵が過発酵となってしまい、ベンチタイムで調節はしたものの窯のびは今ひとつとなってしまった。クーラーを基本的につけていないので短時間でできるのはいいのだが、どうしてもこの時期、過発酵となってしまう。パン焼きは難しい。



だいたいいつものイギリスパンのレシピで
1CW : デュエリオ を1:1で
水分量 70%

焼成はコールドスタート 230度10分 200度10分 180度20分

イギリスパンを高温焼成で作ってみた

2011-06-19 10:49:13 | パン
イギリスパンを焼成。堂々たる出来だ。やはり高めの温度で焼成したのがよかったかもしれない。
高めの温度で焼成するようになってからクラストがしっかりしてケーブインが抑えられるだけでなくクラムもふわふわ感が増している。




配合はほぼいつも通り
     

中力粉ジェニー 200g
1CW       920g

焼成方法は

コールドスタート 230度 10分 ⇒ 200度 10分 ⇒ 180度 20分



クランペット

2011-06-15 22:39:13 | パン
夏になったので早朝からクランペットを作った。使った小麦粉は日本製粉のフランスパン用粉、ジェニー。気泡もいい感じで焼成できたと思う。




ジェニー     170g
水        230ml
全粉乳      10g
塩        3g
砂糖       6g
卵        大1
赤サフ      3g


セルクルを用いてスキレットで焼成する。