徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…其の六「タンポポ・ノゲシ・ブタナ」

2007-05-16 17:18:00 | 植物
 タンポポは春の花の中でも最もポピュラーな存在と言っても良いだろう…。
空き地や公園の芝生…ちょっとした植え込みの隅…およそ草の生えそうなところなら…どこにでも花を咲かせる…。

 子供の頃、明るくて可愛らしいこの花を何本も摘んで持ち帰り、コップに挿して飾ってみたことがある。
花屋さんで買ってきた花は花瓶に挿しておくととても綺麗だから…そういう美しさを子供心に期待していたんだろう…。

                               
 ところが残念なことにタンポポは、部屋に持ち込むといっぺんに映えなくなってしまうのだ。
やはり…外に在るべき花なんだな…。

 さて、このタンポポ…関東・東海・関西でそれぞれ違う種がある上に、西洋タンポポが勢力を伸ばしている。
その他にもいろいろ種類があるんだそうだ。

今回、UPするのはおおまかに二種類、日本タンポポと西洋タンポポ、ガクの部分の違いを比べてみてね。
くるんと下を向いているガクが西洋タンポポ…。

              

 野草の中には花だけ見るとタンポポかと思ってしまうような花もある…。
ブタナもそのひとつだけど茎が細くて長い。
ブタナにはコウゾリナというお仲間も居るけれど、ブタナは花弁が多いからコウゾリナよりさらにタンポポに似ている…。

                                                  
 
 ハルノゲシも花は似ているけれど…葉や茎の付き方が違うのでタンポポには見えない…。
ハルノゲシにはオニノゲシというそっくりさんもあるんだそうだ…。



 さて…昨日…キンケイギクとオオキンケイギクの話をしたけれど…両方の写真を撮ったので…花の形…特に花びらの枚数を比べてみてね…。

育ててはいけない植物…オオキンケイギクの方が花びら八枚だよ…。

                                   

 まさか同じ場所で二種とも発見できるとは思ってなかったので驚いた。
この前はまだオオキンケイギクは咲いていなかったしね…。
ほんの一日二日の差で、花の数もすごく増えていたよ。

同じ場所にあっても…同族同士は潰しあったりしないのかなぁ…。
すでに交配種ができてたりして…ね。