太陽フレアと黒点数(まとめ)

■更新は11時半以降です
※当面の間、速報出すのは難しいです。すみません・・・

太陽フレアと黒点数(16日更新)

2012-06-16 12:12:10 | まとめ報告


[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
6/16
 09:43 C2.5
 03:05 C2.1
6/15
 22:07 C3.5
 05:46 C4.1
6/14
 22:38 M1.9 ☆(1504)ほぼ正面
 21:33 C2.7
 20:03 C5.0
 19:34 C2.6
 16:23 C2.0
 04:17 C6.8
 03:47 C2.8
 00:24 C6.2
6/13
 21:34 M1.2 ☆(1504)南半球やや東寄り
 18:12 C2.7
 12:13 C2.2
 09:26 C1.9
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 06月09日 107※
 06月10日 127※
 06月11日 114※
 06月12日 132※
 06月13日 145※
 06月14日 114※
 06月15日 113※

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
06/09 sum10 Max2
06/10 sum04 Max1
06/11 sum14 Max4
06/12 sum07 Max3
06/13 sum09 Max3
06/14 sum00 Max0
06/15 sum2 Max1
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
15日は「極めて静穏」でした。


■天文現象■
06/16 10時24分:月の距離が最遠(1.056、40万5784km、視直径29.4')
06/20 00時02分:●新月
06/21 08時09分:夏至(太陽黄経90゜、東京日出:04時25分、日入:19時00分)
06/27 12時30分:上弦
06/30 20時52分:C/2008 S2ソーホー彗星が近日点を通過(周期3.8年)


■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[静止軌道電子

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


■黒点数など■
南半球の西側に新しい黒点群が出現しました。本日の黒点数は113個です。(100個超え7日目)
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1504、1505、1506、1507、1508、1509黒点群です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。


■黒点群の動向■
[TOPIX]
1509が南半球の西側に出現しました。
1504の磁場タイプがβγ型になりましたが、まだ要注意です。

[黒点数変化]
1504:(→) 20→18個 [βγδ→βγ]※要注意
1505:(↓) 10→09個 [β→β]
1506:(↓) 07→04個 [β→α]
1507:(↓) 15→12個 [β→β]
1508:(↓) 12→09個 [β→β]
1509:(新) 01個 [α] ※南半球西側
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より少し下がりました。
1504の活動は引き続き活発です。M1.9の後は、リストへの掲載もないフレアも含めて小さめなフレアばかりですが、回数はやや多いです。
フレアは1504だけでなく、1505でもフレアは発生しています。
1504の磁場タイプがβγ型に変わりましたが、黒点群の規模は変わっていません。
全体的に黒点群はやや衰退傾向にあるようですが、引き続き注視したいと思います。


■CME到着予測■
(1)
イベント発行日:2012年6月14日21:26:01.0 JST
CME到着時間:2012年6月16日19:19:20.0 JST
到着時間の信頼レベル:± 6時間
外乱時間:10時間
外乱時間の信頼性レベル:± 8時間

(2)
イベント発行日:2012年6月13日23:01:51.0 JST
CME到着時間:2012年6月17日04:52:14.0 JST
到着時間の信頼レベル:± 6時間
外乱時間:12時間
外乱時間の信頼性レベル:± 8時間

(3)
イベント発行日:2012年6月14日23:05:15.0 JST
CME到着時間:2012年6月16日19:16:20.0 JST
到着時間の信頼レベル:± 6時間
外乱時間:8時間
外乱時間の信頼性レベル:± 8時間


■太陽風■
12時現在では300km/s前後で推移しています。
この後、CMEの影響で乱れが出るかもしれません。


■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
12時の時点では穏やかです。
以降の動きには注意です。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
穏やかな推移です。

●静止軌道電子(GOES13と15)
12時の時点では非常に穏やかですが、CME到着予測が出されており、この後、乱れが出る可能性が高いです。
注視したいと思います。

●プロトン
>=10MeVのラインが、通常よりほんの少し上がっています。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。




※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます


●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の"前後1時間"を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

コメント (2)
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