第10話
ナムターンはダーにすべてのことを話します。ビーとは妊娠するつもりで関係を持ったと聞いて、ダーは「ビーのことが好きだったの?」と驚きますが、ナムターンは静かに首を振り、「私は『プーンレコード』を辞めようと思ってる」と、独立を視野に入れたことだったと告白。あまりの計画にダーは唖然としてしまいます。ベンとナムターン、ダーは田舎の別荘へ移動。しばらくここで静かに暮らすことにします。ダーはベンに「もうすぐ人の親になろうとしているのに、ナムターンはあまりにも幼すぎる」と、ナムターンを心配します。ベンも「社長が許すはずはないと思うけど、ナムターンはもう立派な大人だ」とダーを諭します。
ナムターンは、ビーのことを実は好きでした。ベンから「ビーとやり直すのはまだ遅くない」と言われ、ビーとの出会いを思い返します。「本当の恋だと思ったのに」と悔しさをにじませるナムターン。一方、ビーはベンのオフィスにまでやってきます。秘書のニンは、ベンに言いつけられたとおり、ビーにベンの行き先について一切口を閉ざします。「本当に知らない」と言い張るニンに、ビーは捨て台詞を残して出て行きますが、直後にやってきたジェットがビーの居所をニンにしゃべってしまいます。ビーに居所がばれてしまったことをすぐさまベンに報告するニン。秘書からの連絡を受けて、ベンはナムターンに「ビーがここへくるかもしれない」と告げます。「私は大丈夫」と力強く答えるナムターン。
散歩に出たダーを追って広場に出るベン。やっと捕まえたダーに、幼い頃のことを話します。バロン、ブリン、ブア、ベンの4人は、しょっちゅうこの山荘に来て遊んだこと、どんな楽器も上手なブリン、ギターが得意だったバロン、リズムを取ってくれたブア、自分は楽器はなにもできず、歌を歌っても外してばかりだったけど、楽しかったと話すベン。「今はもう、みんなばらばらだ」と少し寂しそうに話すベンにダーは同情します。子供の頃に良く遊んだという沢に連れて来られたダーは、ベンといろいろな話をします。ロマンチックなムードのなか、ふたりのお互いを思う気持ちはなにものにもかえがたいものとなっていきます。
ブリンはナムターンに連絡をとります。ナムターンがインタビューに答えた告白記事は、大きな反響となっていました。「社長が放っておくわけがない」とナムターンを気遣うブリンに、ナムターンは「ダー姉さんもベンさんもいるし、大丈夫」と気丈に答えるナムターン。そうはいったものの、ブリンやブアはナムターンの告白が会社に大きなダメージを与えることに懸念を示していました。相変わらず家に寄り付かないビーに堪忍袋の緒が切れたバロムは、ナムターンのいたベンの家に連絡を取ります。家政婦のおばさんから「ナムターンはいない」と言われ、さらにベンもナムターンを探して屋敷に来たことを聞かされ、バロムは焦ります。
慌ててビーに連絡を取ったバロム。「心配しないで。自分で決着をつけるから」というビーの言葉にバロムはビーがなにかとんでもないことをするのではないかと気をもみます。ブア、ブリン、バロンの3人は、ベンたちがいる別荘へやってきます。「ナムターンから聞いて来た」というブリンに、不快感をあらわにするベン。「大勢のほうが楽しいから」とダーが間を取り持ちます。ブアはナムターンに「バンコクへ戻りましょう」と訴えますが、もうナムターンはブアのことも、事務所のことも信用するつもりはありませんでした。自分ですべてを解決できると思っているナムターンにブアは失望します。一方ビーも別荘へ到着。ナムターンの前に現れます。「スキャンダルのクリップをよこせ!」と、自分とナムターンとの情事を撮影したクリップを出すよう迫ります。
デートにぴったりなロマンチック演出。
ビーが来ていることなど知らず、ベンは「ふたりきりでいたかったのに」とダーに不満を言います。ダーに慰められ少し機嫌を直したころ、ナムターンとビーの口論する声が聴こえます。急いでナムターンのもとへ行きますが、ビーはナムターンの背中に銃をあて、余計なことは言わないよう圧力をかけます。「二人の問題だから、二人で話をしたい」とナムターンに言われ部屋を出るダーとベン。「あのクリップは、ブア先生が撮ったもの。私は、あなたと結婚するためにあのクリップを盗んだ」と、ビーに対する気持ちを打ち明けるナムターン。しかしビーは「もうすぐアルバムが出るんだ。結婚なんてできない」と突っぱねます。
ビーに連絡を取ったものの、「うまくいった」としか言わないビーに苛立つバロム。翌日、秘書のアンに一緒に別荘へ来て欲しいと申し出ます。渋るアンを必死に説得するバロム。一方ナムターンはビーに脅され、無理やり協力を迫られていました。ひとりで食事の支度をするベンにナムターンは困惑を隠しながら話しかけます。「今回のことは、すべてダー姉さんに頼まれてやったことだった」と嘘をベンに話すナムターン。「ダーはそんな人じゃない」と一笑に付すベンでしたが、窓の外でダーとブリンが一緒に朝食を食べるためのセッティングをしているのをみてしまいます。ナムターンと申し合わせたビーが、ブリンをダーに近づけたのでした。
ダーとブリンが一緒にいるのを観て、ベンはナムターンの言葉を信じてしまいます。苛立ちで思わず車に乗り込み走り去ってしまうベン。ベンがなにをしているのか分からず、ダーは困惑します。一方ブアは、銃を手に自分を待っていたビーと遭遇。「ナムターンと映っているクリップを渡せ!」とブアに迫ります。車を走らせるビーは、別荘へ向かうバロムと遭遇。「ナムターンは、ビーとのスキャンダルを楯にして会社を潰そうとしている」とバロムから聞いたベン。「とりあえず助けてくれ」と懇願され、別荘に戻ります。ダーとナムターンの話が食い違うことに困惑するベン。ナムターンに「本当のことを言ってくれ」と迫ります。
「ブアとビーはどこへ行った?」とバロンに言われ、ナムターンは「ブア先生が撮ったクリップを奪うためにビーはブア先生のところへ行った」と白状します。ブアはビーに脅され、ひたすら逃げていました。銃声が聞こえ、一同は急いでブアを探します。ブアを助けようとバロンが間に入ります。「自分を陥れるためにナムターンとのスキャンダルクリップを撮った」というビーに、ブアは「あんたの父親に私はひどいことをされた。だから仕返しがしたかった」と、かつてバロムに強姦されたことを告白。血の繋がった妹に対するあまりの仕打ちに、一同は言葉を失います。「ビーを傷つけるな!」とビーを庇うバロムに、ビーは怒り、バロムに「もう親だとは思わない」と背を向けてしまいます。
ブリンはナムターンに「僕と一緒に人生をやり直そう。おなかの子供の父親になってあげる」と申し出ます。しかしナムターンは拒否。会社がひっくり返るかの瀬戸際となった今、自分についておけば間違いないと考えるブリンの浅はかな考えにナムターンはすぐ気付いたのでした。もみあう二人の前に、ベンとダー、ブリンとブアもやってきます。「ナムターン、もうやめてくれ」というベン。ダーも「こんなことしても、誰も喜ばない」とナムターンを諭します。しかしナムターンは「すべてを明らかにして会社を潰す。子供の父親はビーで、ビーが受け継ぐはずの財産は私がもらう」と訴えます。気が動転したナムターンを病院へ運ぼうとするビーとダー。二人が去った後、バロンはナムターンが落とした携帯電話をそっと拾います。
ビーのことしか見えていなかったバロム。とうとうみんなに愛想をつかされます。
話を整理すると、まず、ビーはバロムとブアの子供だったわけですね。バロムとブアには血のつながりがあるわけで、ビーは本来なら公にできない子供。バロムがビーを溺愛する原因はそこにあったわけです。もちろんブアにとってバロムとの一件は忘れられない屈辱。復讐のためビーの失脚を狙うのも当然のことです。そしてナムターンはビーはもとより、ブリンとも関係を持っていたようです。ブリンと口論のさなか「あなたの母親がやったように・・・」とナムターンは言っていましたね。ということは、ナムターンは兄妹の母親ともなにか因縁があり、バロムと近づいたということなのでしょうか。最終回へ向けて盛り上がってきました!!
ナムターンはダーにすべてのことを話します。ビーとは妊娠するつもりで関係を持ったと聞いて、ダーは「ビーのことが好きだったの?」と驚きますが、ナムターンは静かに首を振り、「私は『プーンレコード』を辞めようと思ってる」と、独立を視野に入れたことだったと告白。あまりの計画にダーは唖然としてしまいます。ベンとナムターン、ダーは田舎の別荘へ移動。しばらくここで静かに暮らすことにします。ダーはベンに「もうすぐ人の親になろうとしているのに、ナムターンはあまりにも幼すぎる」と、ナムターンを心配します。ベンも「社長が許すはずはないと思うけど、ナムターンはもう立派な大人だ」とダーを諭します。
ナムターンは、ビーのことを実は好きでした。ベンから「ビーとやり直すのはまだ遅くない」と言われ、ビーとの出会いを思い返します。「本当の恋だと思ったのに」と悔しさをにじませるナムターン。一方、ビーはベンのオフィスにまでやってきます。秘書のニンは、ベンに言いつけられたとおり、ビーにベンの行き先について一切口を閉ざします。「本当に知らない」と言い張るニンに、ビーは捨て台詞を残して出て行きますが、直後にやってきたジェットがビーの居所をニンにしゃべってしまいます。ビーに居所がばれてしまったことをすぐさまベンに報告するニン。秘書からの連絡を受けて、ベンはナムターンに「ビーがここへくるかもしれない」と告げます。「私は大丈夫」と力強く答えるナムターン。
散歩に出たダーを追って広場に出るベン。やっと捕まえたダーに、幼い頃のことを話します。バロン、ブリン、ブア、ベンの4人は、しょっちゅうこの山荘に来て遊んだこと、どんな楽器も上手なブリン、ギターが得意だったバロン、リズムを取ってくれたブア、自分は楽器はなにもできず、歌を歌っても外してばかりだったけど、楽しかったと話すベン。「今はもう、みんなばらばらだ」と少し寂しそうに話すベンにダーは同情します。子供の頃に良く遊んだという沢に連れて来られたダーは、ベンといろいろな話をします。ロマンチックなムードのなか、ふたりのお互いを思う気持ちはなにものにもかえがたいものとなっていきます。
ブリンはナムターンに連絡をとります。ナムターンがインタビューに答えた告白記事は、大きな反響となっていました。「社長が放っておくわけがない」とナムターンを気遣うブリンに、ナムターンは「ダー姉さんもベンさんもいるし、大丈夫」と気丈に答えるナムターン。そうはいったものの、ブリンやブアはナムターンの告白が会社に大きなダメージを与えることに懸念を示していました。相変わらず家に寄り付かないビーに堪忍袋の緒が切れたバロムは、ナムターンのいたベンの家に連絡を取ります。家政婦のおばさんから「ナムターンはいない」と言われ、さらにベンもナムターンを探して屋敷に来たことを聞かされ、バロムは焦ります。
慌ててビーに連絡を取ったバロム。「心配しないで。自分で決着をつけるから」というビーの言葉にバロムはビーがなにかとんでもないことをするのではないかと気をもみます。ブア、ブリン、バロンの3人は、ベンたちがいる別荘へやってきます。「ナムターンから聞いて来た」というブリンに、不快感をあらわにするベン。「大勢のほうが楽しいから」とダーが間を取り持ちます。ブアはナムターンに「バンコクへ戻りましょう」と訴えますが、もうナムターンはブアのことも、事務所のことも信用するつもりはありませんでした。自分ですべてを解決できると思っているナムターンにブアは失望します。一方ビーも別荘へ到着。ナムターンの前に現れます。「スキャンダルのクリップをよこせ!」と、自分とナムターンとの情事を撮影したクリップを出すよう迫ります。
デートにぴったりなロマンチック演出。
ビーが来ていることなど知らず、ベンは「ふたりきりでいたかったのに」とダーに不満を言います。ダーに慰められ少し機嫌を直したころ、ナムターンとビーの口論する声が聴こえます。急いでナムターンのもとへ行きますが、ビーはナムターンの背中に銃をあて、余計なことは言わないよう圧力をかけます。「二人の問題だから、二人で話をしたい」とナムターンに言われ部屋を出るダーとベン。「あのクリップは、ブア先生が撮ったもの。私は、あなたと結婚するためにあのクリップを盗んだ」と、ビーに対する気持ちを打ち明けるナムターン。しかしビーは「もうすぐアルバムが出るんだ。結婚なんてできない」と突っぱねます。
ビーに連絡を取ったものの、「うまくいった」としか言わないビーに苛立つバロム。翌日、秘書のアンに一緒に別荘へ来て欲しいと申し出ます。渋るアンを必死に説得するバロム。一方ナムターンはビーに脅され、無理やり協力を迫られていました。ひとりで食事の支度をするベンにナムターンは困惑を隠しながら話しかけます。「今回のことは、すべてダー姉さんに頼まれてやったことだった」と嘘をベンに話すナムターン。「ダーはそんな人じゃない」と一笑に付すベンでしたが、窓の外でダーとブリンが一緒に朝食を食べるためのセッティングをしているのをみてしまいます。ナムターンと申し合わせたビーが、ブリンをダーに近づけたのでした。
ダーとブリンが一緒にいるのを観て、ベンはナムターンの言葉を信じてしまいます。苛立ちで思わず車に乗り込み走り去ってしまうベン。ベンがなにをしているのか分からず、ダーは困惑します。一方ブアは、銃を手に自分を待っていたビーと遭遇。「ナムターンと映っているクリップを渡せ!」とブアに迫ります。車を走らせるビーは、別荘へ向かうバロムと遭遇。「ナムターンは、ビーとのスキャンダルを楯にして会社を潰そうとしている」とバロムから聞いたベン。「とりあえず助けてくれ」と懇願され、別荘に戻ります。ダーとナムターンの話が食い違うことに困惑するベン。ナムターンに「本当のことを言ってくれ」と迫ります。
「ブアとビーはどこへ行った?」とバロンに言われ、ナムターンは「ブア先生が撮ったクリップを奪うためにビーはブア先生のところへ行った」と白状します。ブアはビーに脅され、ひたすら逃げていました。銃声が聞こえ、一同は急いでブアを探します。ブアを助けようとバロンが間に入ります。「自分を陥れるためにナムターンとのスキャンダルクリップを撮った」というビーに、ブアは「あんたの父親に私はひどいことをされた。だから仕返しがしたかった」と、かつてバロムに強姦されたことを告白。血の繋がった妹に対するあまりの仕打ちに、一同は言葉を失います。「ビーを傷つけるな!」とビーを庇うバロムに、ビーは怒り、バロムに「もう親だとは思わない」と背を向けてしまいます。
ブリンはナムターンに「僕と一緒に人生をやり直そう。おなかの子供の父親になってあげる」と申し出ます。しかしナムターンは拒否。会社がひっくり返るかの瀬戸際となった今、自分についておけば間違いないと考えるブリンの浅はかな考えにナムターンはすぐ気付いたのでした。もみあう二人の前に、ベンとダー、ブリンとブアもやってきます。「ナムターン、もうやめてくれ」というベン。ダーも「こんなことしても、誰も喜ばない」とナムターンを諭します。しかしナムターンは「すべてを明らかにして会社を潰す。子供の父親はビーで、ビーが受け継ぐはずの財産は私がもらう」と訴えます。気が動転したナムターンを病院へ運ぼうとするビーとダー。二人が去った後、バロンはナムターンが落とした携帯電話をそっと拾います。
ビーのことしか見えていなかったバロム。とうとうみんなに愛想をつかされます。
話を整理すると、まず、ビーはバロムとブアの子供だったわけですね。バロムとブアには血のつながりがあるわけで、ビーは本来なら公にできない子供。バロムがビーを溺愛する原因はそこにあったわけです。もちろんブアにとってバロムとの一件は忘れられない屈辱。復讐のためビーの失脚を狙うのも当然のことです。そしてナムターンはビーはもとより、ブリンとも関係を持っていたようです。ブリンと口論のさなか「あなたの母親がやったように・・・」とナムターンは言っていましたね。ということは、ナムターンは兄妹の母親ともなにか因縁があり、バロムと近づいたということなのでしょうか。最終回へ向けて盛り上がってきました!!
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