「ドークラック・リムターン」第18話

第18話
さらわれたウットを心配したウィーの母と姉が様子を見に来ます。ウィーの家で働くメイドのウンは、ウィーがどうやらウットに対し、普通の使用人に対する以上の気持ちを持っているようだと告げますが、「ウィーがゲイだってこと？ありえない！」と頭から否定するウィーの母と姉。そんなことは露知らず、ウィーはハントゥーに「おまえのご主人様は、実は女の子だって知ってるんだぞ」と浮かれた気持ちを話さずにはいられないのでした。パッチャーは、先日こっそりウットの着替えを撮影した動画を父の携帯電話に送っていました。ゴルフから帰ってきた父にさっそく送った動画を見せて欲しいと申し出るのですが、動画を観た父はびっくりして動画を消去してしまいます。「女の子が胸に布を巻いていた」という父の言葉に、パッチャーはある確信をします。

さっそくタンの元に出向くパッチャー。「ウットは、本当は男の子じゃないんでしょう？」と言い出すパッチャーに、タンは困惑。さらに「ウットが女の子だとしたら、あなたの友達のアヌットさんとはどういう関係なのかしら」と問い詰めるパッチャーに、タンは困ってしまいます。どうにかその場を切り抜けたタンでしたが、アヌットに「パッチャーが疑っている。秘密を守り通せるのも時間の問題だ」と注意を促します。アヌットも「最近ウィーさんがやたらとウットに絡んでくる」と訴えます。いづれにせよ一刻も早く遺言状をさがすことで二人の意見は一致。アヌットは帰宅してきたウィーに焼け残った絵のことを尋ねます。「心配するな。遺言状のことはちゃんと分かっているから」というウィーは、アヌットに、寝室へ来るよう言います。

ウィーと一緒に寝るなんて到底考えられないアヌット。どうすればいいか困ってしまいます。服を何枚も重ね着し、体のラインを隠そうとし、さらにハントゥーも一緒に連れて行こうとするのですが、ウィーに「来るのはお前だけだ」と言われてしまいます。「ハントゥーは僕がいないと眠れないんです」と必死に訴えますが、賢いハントゥーは自ら扉を閉めカーテンまで引いてしまいます。仕方なくウィーの寝室に入るアヌットでしたが、寝室にはなぜかキャンドルが灯され、ロマンチックな雰囲気に。床で寝ようとしたアヌットでしたが、ウィーから「ここで寝るんだ」とベッドに上がるよう指示されてしまいます。アヌットに腕を回し、目を閉じるウィーに、アヌットは困惑しますがいつしか自分もすっかり寝入ってしまいます。

翌朝「全然眠れなかった！！」と、気持ちよさそうに寝ていたハントゥーに八つ当たりするアヌット。しかしウィーと一緒に過ごせたことに密かな喜びも感じていました。一方ジッタリーのもとを訪れたジェーンは、ウィーの家にも、ウィーの会社にも焼け残った絵がないことを話します。「あの遺言状が私にとってどれだけ大切なものか！」と苛立ちをぶつけるジッタリーに、ジェーンも「ウットを始末してくれるって言ったのに！」と怒り心頭です。ジッタリーと待ち合わせをしていたシットサックは、ジッタリーから当面の生活費を受け取ります。「ウットは、アヌットの使用人だと言っていたけど、私はそんな子知らない」というジッタリー。ハントゥーがウットを助けたと聞かされ、ジッタリーの頭にある考えが浮かびます。

こーいうのって「チュアイオーガート」って言うんですかね（笑）。

今日もウィーのおやじっぷりが炸裂していましたけど・・・「しばらくはこのままでいこうと思うんだ」と話していたウィー、なにか思惑があるのでしょうか。アヌットとウットが同一人物だと気付いているのでしょうかね。芸達者なハントゥーのおかげでウットと夜を共にすることまで成功して、やりたい放題です！そしてパッチャーにばれるのももう時間の問題です。ここはみんなに本当のことをさっさと話して、みんなに協力を求めるほうが懸命だと思うんですけどね。タンとパッチャーの関係もぐっとよくなると思うのですが。そして終盤、ジッタリーもとうとうアヌットとウットの関係に気がついてしまったのかも！！何度も失敗しているシットサックにはもう任せられないであろうジッタリー。ここから本領発揮です。