視聴サイトに上がってきて、観よう観ようと思いながらなかなか観れずにいた「32タンワー(英題「32December Love Error」)、やっと観終わりました。いや~、正直、笑いっぱなし!めっちゃおもしろかったですよ。タイ語も簡単だし、コメディータッチで物語がテンポよく進んでいくので、飽きずに観れました。
親同士の再婚で兄妹となったノートとメー。ノートの恋人ヌンは、ノートの親友ヌムの妹で、ヌムとメーは近々婚約することになっていました。ノートには自覚がないながらも心の奥底には悩みがあるようで、夜、突然叫んだり泣いたりすることがあり、カウンセリングを受けることに。病院で偶然出会ったジョーという男と仲良くなります。
見た目はブサイクだけど心優しいジョーは、周りの人のふとした発言をノートに書き留めることを趣味としています。ノートと意気投合したジョーは、いつしかノートといつも一緒にいるように。ヌンという恋人がいるにも関わらず、なぜだかいつも煮え切らない態度のノート。実は、チェンマイに住むアムという女の子のことがずっと長いあいだ忘れられずにいました。ジョーにけしかけられ、ノートはアムに自分の気持ちを伝えに行くことに。話を聞いた妹のメーもついてきます。
ほかの女の子に会いにいくなんて、恋人のヌンには隠しておけばいいものの、ノートはバカ正直にアムのことを話してしまいます。チェンマイにいるアムのもとを尋ね、アムが恋人と修羅場を迎えるところを目撃。恋人の浮気に傷つくアムを慰めるところまではよかったのですが、結局アムはもとの恋人のもとへ。結局うまくいくことはなく、バンコクに戻ってくるノート。罪滅ぼしもかねてヌンをデートに誘い、ホテルへ入ることに成功しますが、うっかり酔いつぶれて眠ってしまいます。
メーはヌムとの婚約を控えていましたが、なにかにつけていまいち抜け気味の兄ノートのことが心配でたまりません。冷蔵庫の食べ物にはいちいち付箋をはって注意書きをしたり、たんすの服にも付箋を貼って分かりやすく整理していたりします。そんなメーを妹として愛おしく思っていたノートでしたが、偶然その付箋を目にしたジョーは、「その気持ちは、兄妹愛なんかじゃない」とノートの背中を押します。メーとヌムの婚約パーティーが行われている会場へ大急ぎで向かうノート。しかし出かける前、うっかりワインを飲んでいたため警察に捕まり留置場へ入れられてしまいます・・・。
まぁその後の展開はお約束どおりなんですけど、メー役サーイパーンちゃんがこれまた可愛いのなんのって。こんな妹が急にできたとしたら、そりゃ誰だって好きになりますよね。ノート役は元D2BのDan。イケメンなのにちょっと頼りないダメ男役がなかなかいい感じ。「5プレン」よりも映画ではこっちのほうがよかったですね。欲を言えば、歌うシーンがもうちょっとあってもよかったかな。
部屋中に貼られた付箋をジョーに見せるシーンでは、不覚にもうっかり泣いてしまいました。自分の気持ちを、他人に具現化してもらうことで確実に自覚する瞬間って、人間だれしもありますよね。そんな意味では、ジョーの存在がすごくハマリ役でした。いや~、おもしろかったです。特になにをするともなく、楽しい気分になりたいときに観る映画としてはなかなかいい感じではないでしょうか。
ところで、タイトルの「32タンワー」、訳せば「12月32日」ということなんですけど、これの意味は最後まで見ると分かります。なかなかいいタイトルの付け方だなぁと。
親同士の再婚で兄妹となったノートとメー。ノートの恋人ヌンは、ノートの親友ヌムの妹で、ヌムとメーは近々婚約することになっていました。ノートには自覚がないながらも心の奥底には悩みがあるようで、夜、突然叫んだり泣いたりすることがあり、カウンセリングを受けることに。病院で偶然出会ったジョーという男と仲良くなります。
見た目はブサイクだけど心優しいジョーは、周りの人のふとした発言をノートに書き留めることを趣味としています。ノートと意気投合したジョーは、いつしかノートといつも一緒にいるように。ヌンという恋人がいるにも関わらず、なぜだかいつも煮え切らない態度のノート。実は、チェンマイに住むアムという女の子のことがずっと長いあいだ忘れられずにいました。ジョーにけしかけられ、ノートはアムに自分の気持ちを伝えに行くことに。話を聞いた妹のメーもついてきます。
ほかの女の子に会いにいくなんて、恋人のヌンには隠しておけばいいものの、ノートはバカ正直にアムのことを話してしまいます。チェンマイにいるアムのもとを尋ね、アムが恋人と修羅場を迎えるところを目撃。恋人の浮気に傷つくアムを慰めるところまではよかったのですが、結局アムはもとの恋人のもとへ。結局うまくいくことはなく、バンコクに戻ってくるノート。罪滅ぼしもかねてヌンをデートに誘い、ホテルへ入ることに成功しますが、うっかり酔いつぶれて眠ってしまいます。
メーはヌムとの婚約を控えていましたが、なにかにつけていまいち抜け気味の兄ノートのことが心配でたまりません。冷蔵庫の食べ物にはいちいち付箋をはって注意書きをしたり、たんすの服にも付箋を貼って分かりやすく整理していたりします。そんなメーを妹として愛おしく思っていたノートでしたが、偶然その付箋を目にしたジョーは、「その気持ちは、兄妹愛なんかじゃない」とノートの背中を押します。メーとヌムの婚約パーティーが行われている会場へ大急ぎで向かうノート。しかし出かける前、うっかりワインを飲んでいたため警察に捕まり留置場へ入れられてしまいます・・・。
まぁその後の展開はお約束どおりなんですけど、メー役サーイパーンちゃんがこれまた可愛いのなんのって。こんな妹が急にできたとしたら、そりゃ誰だって好きになりますよね。ノート役は元D2BのDan。イケメンなのにちょっと頼りないダメ男役がなかなかいい感じ。「5プレン」よりも映画ではこっちのほうがよかったですね。欲を言えば、歌うシーンがもうちょっとあってもよかったかな。
部屋中に貼られた付箋をジョーに見せるシーンでは、不覚にもうっかり泣いてしまいました。自分の気持ちを、他人に具現化してもらうことで確実に自覚する瞬間って、人間だれしもありますよね。そんな意味では、ジョーの存在がすごくハマリ役でした。いや~、おもしろかったです。特になにをするともなく、楽しい気分になりたいときに観る映画としてはなかなかいい感じではないでしょうか。
ところで、タイトルの「32タンワー」、訳せば「12月32日」ということなんですけど、これの意味は最後まで見ると分かります。なかなかいいタイトルの付け方だなぁと。