テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

「悪の家系」4週目

2009-05-29 | タイドラマ
第13話
ダーオの携帯に電話がかかってきますが、ダーオは誰からか分からない番号だったため不審に思います。思い切ってかけなおしてみると、電話にでたのはノーンでした。ノーンは「私が電話したときには必ずでるように」と釘を刺します。ふたりで話をしているところん、ダーオの養父ラットが現れます。親元を離れ寂しそうなダーオを心配するラットに、ノーンは、自分の会社でフックガーンをしてはどうかと提案します。

ダーオがノーンの秘書として働くことになったことを知ったワディーは激怒。一方ダーオも、ノーンを慕う先輩秘書にじゃけんに扱われ、身の置き所がありません。先輩秘書とノーンが外出したすきにダーオの前に現れたワディーは「私の男に近づくなといったはずでしょう。この男たらしが!!」と、ノーンの部屋をめちゃめちゃにしてしまいます。

ノーンはダーオに、自分好みのコーヒーの入れ方を教えます。「コーヒーはスプーン2杯、砂糖はスプーン1杯・・・そんなに山盛りにするな。甘いのは嫌いだ」と、手が触れてしまい思わず心を和ませるダーオ。そのころアメリカのプは、留学生友達のラックと友情を深めていました。プに電話をかけた妹ポームですが、電話の向こうから女の子の声がしたので不審に思います。

スダーの具合が悪くなり、とうとう血を吐いて倒れてしまいます。すぐさま病院に運ばれたスダーでしたが、病状はかなり進行していました。トンはダーオに連絡をいれ、ダーオもノーンに詳細を告げずオフィスを飛び出してしまいます。口止めしたのにとトンを責めるドゥアン。一方ダーオがトンと出かけるのを必死で追いかけたノーンは、帰宅したダーオに「どこに行っていた?」と詰め寄ります。



ノーンの態度があまりにも子供じみていますね。自分からの電話は絶対に取れ!だなんて、彼氏でもないのにどんだけ~!という感じですけれど。「私を失望させるようなことはするな」と言えばまだしも、わざわざそこにプのことを持ち込んできたり、素直じゃありません。フックガーンを提案したのもノーンですが、このときも「近くにいれば、間違ったことをすることもありませんから」とラットに言っていましたね。正直に「手元においておきたい」と言うわけにはいかないのも分かるけど、ダーオがどんな気持ちになるでしょうか。先にワディーにもちゃんと話すべきだったと思いませんか?そしてノーンに「男とホテルへ入っていっただろう?」と思いっきり誤解されるダーオ。お母さんが余命わずかだというのにそんな言いがかりをつけられて、倒れてしまう気持ちも分かります。ダーオがあまりにも気の毒ですよ。


第14話
ノーンに言いがかりをつけられ、緊張の糸が切れたダーオはその場に倒れてしまいます。帰宅したラットと妻ワライは驚き、急いでダーオを介抱します。目を覚ましたダーオは、母がガンに侵されていること、いても立ってもいられず誰にも何も言わず飛び出してしまったことを話します。ノーンはそんなダーオの言葉を聞いて、自分が誤解をしていたことを深く反省します。

入院中のスダーのもとに、ラットとワライも見舞いに訪れます。余命いくばくもないことで自暴自棄な気持ちを隠せないスダー。「どうせ死ぬのだから、治療なんていらない」という言葉に、「ダーオのためにもちゃんと元気になって」と声をかけるワライ。一方ラットは、ドゥアンに対し「ダーオのことは心配しなくていいから」と告げるのですが、ふたりのただならぬ様子をワライは目撃していました。

スダーを環境のよいところで転地療養させてはどうかというノーンの提案に、ラットも同意します。スダーは「姉として最後のお願い。ダーオに本当の母親が誰なのか話して」とドゥアンに懇願します。「それはできない」と涙を見せるドゥアン。そこへラットとワライが入ってきます。「過去の過ちを償いたい」とドゥアンに話すラットの言葉を聞いてしまったワライは、ドゥアンにそのことの意味を尋ねます。

アメリカのプは、ラックと恋仲になっていました。ポームからの電話も途中で切ってしまいます。ポームもノーンも、プの電話からいつも女の子の声がすることに不信感を募らせていました。一方スダーの見舞いに訪れたダーオとノーンは、帰宅途中車が故障してしまい、暴走バイクからダーオを守ろうとして転倒したノーンは手首を痛めてしまいます。



ようやくノーンがダーオに対する誤解を解きましたが、「君は“プにとって”大切な人だから」と、言わなくてもいいことを言っていましたね。ダーオが「結局はプのためなんですね」と寂しそうな表情をしていましたが、ここではっきりと自分の気持ちを告げていれば事態は大きくかわると思うのですが。そしてプはダーオのことなど忘れてしまったかのようです。ラックに心が動いてしまい、とうとう男女の関係に。このことはダーオとノーンの関係を変えるきっかけになるでしょうか?一方ドゥアンとラットの関係に、ワライも気がついているようです。ラットは、「交際を認めず中絶を迫った母のかわりに償いをする」と言っていましたが、ダーオのことをちゃんと実の娘だと公にできる日は来るのでしょうか?そのときワライは?ドゥアンは??個人的にはノーンとダーオ、ダーオとプよりも気になっています。


第15話
ダーオとノーンが一緒にいるところを、ワディーの母は見てしまいます。親しげにしている姿を携帯で撮影し、ワディーにも見せます。二人の姿をみたワディーは激怒。ノーンに事の真相を問いただします。ノーンは「誤解するようなことじゃない」と言い、ワディーもその場は気持ちを納めるのですが、ダーオに対する怒りを沈めることは出来ずにいました。

プにどうやら女がいるらしいことに気付いたポームは、スダーの見舞いに行くノーンとダーオに同行すると言い出します。勢い込んでいたものの、母のために千羽鶴を折るダーオの姿を見て思いとどまります。ノーンにプのことを相談するのですが「このことは絶対にダーオには言わないでおこう」と言われ、ポームもダーオをこれ以上悲しませないためノーンに従うことにします。

ダーオには言わないことに決めたものの気持ちのおさまらないポームは、単身アメリカにいるプの部屋に乗り込みます。浮気現場を目撃してしまったポームは、「ノーンとダーオに言う!!」と怒ります。一方ワディーの買い物につきあっていたノーンは、宝石屋で目に留まった星型のネックレスをダーオのために購入します。「夜空に星がない夜でも、この星に祈ればいい」とダーオに渡します。

ダーオとノーンの関係に、ドゥアンは不安を感じます。「ダーオはあの人のことが好きみたい」とスダーにも不安を打ち明けます。「この星を見るたびに、母の病気が良くなるように祈り、また私に優しくしてくれるあの人がこれからもずっと優しくしてくれるよう祈ってる」と日記に書くダーオ。そんなダーオからワディーは日記を取り上げ、またネックレスも引きちぎってトイレに流してしまいます。



ノーンがようやくダーオに対して素直な気持ちを言いましたね。今までは「大切ないとこの婚約者だから」という理由をつけていましたが、今日は「君のそばで、いつも君を見守っている僕がいることを忘れないで」と。ダーオの笑顔が可愛かったです。もちろんこの言葉がでたのは、プが浮気をしているから。母の病気のことでただでさえ弱気になっているダーオを励ますつもりなんでしょうけど、ダーオにとっては今までずっと聞きたかった言葉なのではないでしょうか。とはいえワディーが、ノーンのしたことに対しダーオを責めるのはやりすぎです。ダーオに優しくしているのはノーンで、ダーオからはアプローチがあるわけではないのです。ノーンももうちょっと、ワディーの誤解を招くような態度はとらないほうがいいですよね。ワディーを信用しているからだとは思うのですが、同じ店でプレゼントを買うのはルール違反でしょう。


第16話
3人でいるところに突然ラックの母親が訪ねてきます。、出発前「絶対に男を部屋にいれてばダメ」と釘をさされていたラックは、プとポームに隠れてもらい母へ対応するのですが、結局ばれてしまいます。母親が帰ったあと、プに「ラックとダーオ、どっちを選ぶの?」と詰め寄られたプは、とうとう「ラックを選ぶ。それで満足だろう!」と逆切れ。ショックを受けたポームはノーンに全てを話します。

ノーンに近づくとワディーに叱られてしまうダーオは、ノーンの元で働くのをやめようとします。「母のそばで看病したいから」と話すダーオの言葉をノーンは信じません。「本当のことを話して!」と詰め寄るノーンを振り切りその場をあとにしてしまいます。納得の行かないノーンはダーオの家まで行くのですが、ダーオに「私には婚約者がいる。プのいいお嫁さんになりたいから」という言葉に何も言えなくなってしまいます。

自分の死期を悟ったスダーは、最後の力を振り絞ってダーオのもとへ向かいます。「もう家に帰っていいからとドクターが言った」というスダーの言葉を信用しきれないドゥアン。一方ノーンは再びダーオのもとを訪れますが、ダーオは仮病を使って逃げようとします。部屋までやってきたノーンを「こんなこと、もうやめてください」と追いかえすダーオ。そんなノーンを見ていたワディーは、ノーンに対する怒りを募らせます。

部屋の片づけをしていたワライは、古い本の間から若い頃のドゥアンの写真を見つけてしまいます。写真の裏に書かれたメッセージにラットとドゥアンのただならぬ関係を感じ不審に思うワライ。その頃スダーの様子を不審に思っていたドゥアンはドクターに電話で確認します。「無理をして勝手に退院した」との言葉に、スダーがダーオに秘密を打ち明けることを恐れ、急いでダーオの元へ向かいます。



ダーオがノーンを避け始めました。すべてはワディーに気を遣ってのことなわけですが、突然のことにもちろんノーンは納得がいきません。ノーンに対し、はじめて「婚約しているから」という言葉を使ったわけですが、ノーンはプの浮気を知ってしまっていて、だから余計にダーオのことが放っておけないのです。ノーンが出て行った後、ワディーに「分かってるわよね?」と言われ、「彼には近づきません」と言わされるダーオ。一人涙を流す姿とBGMの「どうやってあなたを愛するというの?(愛せるわけないのに)♪」がマッチしすぎてて・・・ダーオと一緒に泣いてしまいましたよ。物語りもいよいよ後半戦。予告ではスダーがワライにダーオの出生の秘密を話していましたが、はたしてそのことがダーオにどういった影響を与えるのでしょうか。そしてノーンとダーオの関係は??来週も目が離せません。