テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

「悪の家系」1週目

2009-05-08 | タイドラマ
第2話
毎日のように朝から晩までフラフラ遊んでいるプに対し、叔父であるノーンの怒りが爆発します。翌日妹のポームに「紹介したい子がいるの」とダーオの写真を見せられたプは、ダーオを一目で気に入ってしまいます。学校でダーオを紹介されたプは、すぐにダーオに夢中になってしまいますが、ダーオにはいまいちピンとこない様子。少し困った表情を見せます。

いつものようにクラスメートからいじめられるダーオを庇ったポーンは、相手に怪我を負わせてしまいます。すぐにノーンが学校に呼び出されます。「私は親友のダーオを助けたかっただけ」とポームはノーンに事情を説明するのですが、ダーオが何者か知らないノーンは、いとこをトラブルに巻き込んだダーオという少女に対し怒りをあらわにします。ノーンの言い訳も聞き入れようとしません。

ポームと別れたあと、怒りの収まらないノーンは一人の少女とぶつかってしまうのですが、その少女は先日出会ったダーオでした。丁寧に非を詫びるダーオに対し、ノーンは好感をもちます。一方ダーオと近づきたいプは、ダーオに携帯電話をプレゼントします。電話中のプを見つけたノーンは、プから携帯を取り上げます。プが話している相手がダーオという娘で、ダーオこそがプをそそのかしている張本人だと勘違いしているノーンは、顔も知らないダーオを激しく責めます。

あれほど厳しく言ったのにも関わらず相変わらず遊び歩いているプに対し、ノーンは怒りを抑えられません。帰宅中プの車を偶然目撃したノーンは、同乗していた恋人ワディーをおいてタクシーであとを追いかけます。プは、携帯電話の件でノーンに責められてしまったダーオに一言詫びたくて、ダーオたちの学校に向かっていたのでした。



名前も知らない少女に対し好感をもつノーン。しかしその少女こそ、自分のいとこたちをそそのかす悪い友達(と勘違いしている)ダーオなんですよね・・・。一応今回、「もう何年も付き合っていて、いとこたちが学校を卒業したら結婚する」予定の恋人がいることが明らかになっていましたが、このあとノーンの気持ちがどう変わっていくのかが気になります。プの熱烈アプローチに対し、いまいち反応のよくないダーオ。ダーオも実は、礼儀正しくて親切なノーンに好感を持っているんですよね。ノーンに悪し様に言われかわいそうでした。この誤解がどのように解けるのか・・・いとこのプとポームに対し、ちょっと厳しすぎるノーンが、ダーオとどのように距離を縮めていくのか、そしてダーオとプとの関係はどうなっていくのでしょうか。


第3話
プがポームの通う学校に向かったことを知ったノーンは、学校にタクシーを乗り付けさせます。プを探して校内を歩くうち、芝生の散水機の水を思い切り浴びてしまいます。その様子を偶然目にしたダーオは思わず駆け寄り、ハンカチを差し出します。丁寧に刺繍が施されたハンカチを見て「君が刺繍をしたの?」と尋ねるノーン。しかし携帯に電話がかかってきて、ダーオはその場をあとにします。

一緒にいるプとポームを見つけたノーンは、「悪い友達とはつきあうなとあれほど言ったのに!」と二人を責めます。プに対しては「もうすぐ社会に出るというのに、なにをやっている?誰と付き合っても構わないが、家柄に恥じない行いをしろ!」と強く叱責します。しかしダーオのことを好きになってしまっているプは、ノーンの言葉を聞き入れることができず、その場から逃げ出してしまいます。

ダーオたちの顔なじみであるタクシー運転手のトンが、ダーオにプレゼントを持ってやってきます。「金持ちの客がタクシー代をはずんでくれた」と話すトン。ノーンを学校まで乗せていった運転手がトンだったのです。「ダーオにそんなことしなくてもいい」と言うドゥアン。「ダーオには、ちゃんと学校を出て、私たちみたいな貧しい者とつきあわなくてもいいような生活をさせたい」と話すドゥアンに、ダーオをひそかに想うトンは言葉を失います。

ふとした偶然で、ドゥアンは、かつての恋人ラット、つまりダーオの父親と再会してしまいます。どうにか身を隠そうとしたのですが、ラットにみつかってしまい、急いで逃げ出します。偶然は重なるもので、ラットはダーオの通う学校のスポンサーだったのです。そのころ何も知らないダーオは、学校で行われる劇の主役に抜擢され、練習に励んでいました。



ダーオのハンカチを巡って嫉妬の炎を燃やすノーンの恋人ワディー。ワディーはいいとこのお嬢さんで、ノーンの会社にも我が物顔で出入りするような典型的な悪役キャラです。ノーンの秘書ともたびたび対立。ふたりのバトルも楽しみですね。そしてダーオの母ドゥアンと、かつての恋人ラットとの再会シーン。ドゥアンの姉スダーが「20年近くもこんな暮らしをしてるのよ!一言言ってやる!!」といきり立つ気持ち、すごくよく分かります。ドゥアンは売春をしたことを悔やみ、ダーオに対し実の母親だとは名乗れずにいるんですよね・・・しかもダーオの学費のために、今でも水商売をしているし。ドゥアンにも幸せになってほしいところではありますが、ラットの奥さんもなんだかいい人っぽい感じなんですよ。この大人の事情が今後どういう展開をみせるのか、気になります。


第4話
ひとりで「ロミオとジュリエット」の劇の練習をしているダーオを見つけたノーンは声をかけます。ジュリエットの役を演じることになっているダーオに対し、ノーンは「練習の相手をしてあげよう。演技はできないけど」とセリフを読むのに付き合います。キスシーンのかわりに手のひらを重ねあうふたり。ひそかに憧れているすてきな男性との短い時間に、ダーオは心から喜びを感じます。

公演の日。ダーオの母ドゥアンとスダーは、ダーオの父であるラットに見つからないように細心の注意をはらいます。プも大きな花束をダーオに用意。ノーンは、いとこのポーンと、ジュリエット役のダーオに花束を用意させていました(このときはまだダーオが例の少女だとは知らないのです)。ダーオの演技は素晴らしく、観客を魅了します。ポーンもダーオの美しさに目を奪われます。

ポーンはノーンにダーオを紹介します。このときはじめてノーンは、あの貧しけれど優しくて誠実な娘が、自分の大切ないとこたちとつきあっている悪い友達(だと思い込んでいる)ダーオだと知り、愕然とします。動揺をかくせないノーンは、あいさつもそこそこにその場をあとにします。ダーオはノーンを追いかけ、誤解を解こうとするのですが、ノーンは聞き入れることができずにいました。

ノーンの態度はダーオを深く傷つけました。またプも、ノーンに「ダーオは何も悪くないのに!」と怒りをあらわにします。一方そのころ、劇を見てダーオに興味をもったラットの妻は、ダーオの境遇のことを知り、どうにか力になりたいと考えていました。ダーオの進学費用を援助したいとラットに相談、ダーオが、かつて愛したドゥアンの娘だとは知らないラットも、こころよく了解します。



貧しい自分にもやさしく親切に接してくれるノーンのことを、ひそかに慕っていたダーオ。ノーンのために刺繍のハンカチを作ったのに、ノーンに嫌われてしまって・・・「私がなにか悪いことをしましたか?」と尋ねるダーオに対し「怒っていない。失望しただけだ」と答えるノーン。失望というのはきっと、ダーオ=悪い友達、ということではないと思うんですよね。今までもダーオのことは、名前も知らずにいたけどいい子であることは分かっていたはず。あと、公演のとき花束を用意していなかったドゥアンたちに代わって花を買いに走ったトンが、200バーツの花を買うのにも躊躇していたシーン、せつなかったです。ダーオたちの貧しい境遇が垣間見られる辛いシーンでしたね。トンの買った花束の何倍も大きな花束を、あっさり「処分しろ」と言い放ったノーンとの身分格差を思い知らされました。


このドラマ観てる人、観ようと思ってる人、ヨックムークン(手をあげて)!!結構いると思うんですよね。Mos兄さんはまぁ相変わらずなんですが、お相手のViewちゃん、すごくいいと思いません?「ゲーオ・ローム・ペット」のときも良かったですけど、今回はお相手が10歳以上も年上のMos兄さん、ということで、ノーイジャイな表情がとってもキュートです。主題歌もいいですね。「あなたを愛せるはずなんてない」と歌っているように、身分の違う恋を歌った曲、心に浸みます。