テムテムな日常

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「ビーナスの恋の罠」7週目

2009-05-01 | タイドラマ
第25話
「絶対にオンニチャーは渡さない」というタウィーからのメッセージに逆上したプーバディーは、眠っているオンニチャーと同じベッドにいる自分の写真をプーバディーに送りつけます。二人の関係が一線を越えてしまったと勘違いしたタウィーは、プーバディー宅に向かい、プーバディーの両親にその写真を見せます。そのころなにも知らないオンニチャーたちはバンコクへの帰路にいました。

当然のようにプーバディーとオンニチャーの関係を誤解したままのプーバディーの両親。父親は「ふたりを結婚させなければ」と言いますが、母親は認めようとしません。結婚もしていないのに不貞を働いたという理由で、トングラーの親権を奪おうと弁護士を呼びます。オンニチャーは写真を見せられ「事実じゃない」と否定するのですが、プーバディーの母親は聞く耳も持ちませんでした。

プーバディーも誤解を説くためオンニチャーと話そうとするのですが、深く傷ついたオンニチャーにプーバディーの言葉は届きません。このままではトングラーの親権さえ奪われてしまうと途方にくれてしまいます。そんなオンニチャーの姿に、タウィーは「結婚してください。結婚することでしか、あなたとトングラーを守る方法はありません」と再びプロポーズします。

オンニチャーはタウィーとの結婚に同意。トングラーを連れて屋敷を出て行こうとします。当然のごとくプーバディーの母親は行かせまいとするのですが、オンニチャーがタウィーと結婚することで、トングラーの親権を彼女たちに渡す必要がなくなるとタウィーに言われ、言葉を失います。3人は屋敷をあとにするのですが、オンニチャーの気持ちに気付いていたトングラーは、プーバディーに置手紙を残します。



せっかくいい雰囲気になりかけていたのに・・・オンニチャーが傷つくのも当然です。すべてのことが、トングラーの親権を奪うためのことだった、と勘違いするのも当たり前。完全に裏目にでましたよね。そしてタウィーのプロポーズ。観ていて「今このタイミングで?」とビックリしましたが、でも仕方ないですよね。そして自分の気持ちは関係なしに、大人たちの思惑に翻弄されるトングラー。手紙を残してきたのはいいけれど、果たしてその後プーバディーとオンニチャーの関係は改善するのでしょうか?オンニチャーを守るためとはいえ、オンニチャーの気持ちを無視したタウィーとの結婚は、果たしてどんな結末を迎えるのでしょうか。ドラマも大詰めです。


第26話
トングラーからの手紙を読み、トングラーから今の居場所を聞きだしたプーバディーは、すぐさまオンニチャーたちのいるタウィーの家へと向かいます。門の前でオンニチャーを呼び続けるプーバディーに対し、オンニチャーは「あなたと話すことなどなにもない」と冷たく言います。タウィーも「もうここにはこないで欲しい」とプーバディーを拒絶します。

オンニチャーの様子を見に来たギフゲーは、オンニチャーがトングラーを守るためにタウィーと結婚することに同意したと聞いて、愕然とします。しかしオンニチャーに「あなたは私にとってとても大切な友達。これからもそばにいて」「タウィーに対し愛情はないけれど、いつかいい関係になれる」と言われ、ギフゲーは複雑な気持ちでオンニチャーを慰めます。

二人の関係が心配なトングラーは、計画を練り、門の前でプーバディーとオンニチャーを会わせます。プーバディーはオンニチャーに、タウィーにオンニチャーを渡したくなかったこと、トングラーを自分の家においておきたかったことを告げ、誤解を解こうとします。「それだけなの?」と詰め寄るオンニチャーに対し、一番肝心な理由を告げようとしたところで、タウィーが戻ってきます。

タウィーと口論になり門を閉められてしまっても、まだ諦めきれないプーバディーは、夜になっても門の前で待ち続けます。そんなプーバディーの姿に業を煮やしたタウィーは、オンニチャーを連れて外へ出ます。「これ以上邪魔をするな」と、オンニチャーを車に乗せ走り去ろうとするのですが、プーバディーは追いかけます。オンニチャーから「もう関わらないで」と言われ傷心のプーバディーは、交通事故を起こしてしまいます。



あの場面でで一言「オンニチャーを愛している」と言えていたら・・・また二人の関係は変わってくると思うのですが、この手の届かない感こそがタイドラマの醍醐味。タウィーもオンニチャーの気持ちにはうすうす気付いていますよね。オンニチャーがプーバディーを許せない気持ちも分からなくはないですが、もう意地をはらず、素直に自分の気持ちに従えばいいと思うのですが。「彼女に愛されてないのは知ってる」と、ギフゲーに胸のうちをあかすタウィー。誰もがみな素直になれないがために辛い思いをしているわけです。そして交通事故にあってしまったプーバディー。この事故によって状況が急展開しそうですね。


第27話
病院に搬送されたプーバディーですが、命の危険はないとのことに、プーバディーの両親は一安心します。「こんなことになったのもやっぱりあの女のせいだ!」とオンニチャーに対し怒りの矛先を向ける母親に対し、父親は、「人を憎んでもなんの解決にもならない。もともとの原因は、息子たちに対するお前の過剰な愛情にあるのではないか」と諭され、母親は自分が間違っていたことにようやく気がつきます。

タウィーたちにもプーバディーの事故のことが知らされ、オンニチャーはプーバディーの身を案じます。命に別状ないことを聞き安心するのですが、見舞いに行こうとするトングラーに対し素直になることができません。一方プーバディーは意識を取り戻し、すぐさまオンニチャーのもとへ向かおうとします。母親にも「もう自分は大人だから、これからは自分のすることを認めて欲しい」と告げ、母親もプーバディーに「オンニチャーに許してもらいたい」と、今までの非を詫びる決意をします。

ギフゲーに連れられプーバディーの見舞いに来たトングラーは、オンニチャーが意地をはっていて見舞いにこなかったことをプーバディーに説明します。ギフゲーと相談し、二人を仲直りさせる計画を練るのですが、その計画を借金取りに追われてしまったニーナーたちに聞かれてしまっていました。トングラーの計画に乗じて、自分達もあるひとつの計画を立てます。

オンニチャーを呼び出したギフゲーは、プーバディーと再会。しかしオンニチャーの様子を不審に思ったタウィーがこっそりあとを付けていました。「許してくれるまで離さない」とオンニチャーを抱きしめるプーバディー。しかしその様子を隠れてみていたトングラーは、ニーナーたちに雇われた誘拐犯に捕まってしまいます。タウィーたちの手により犯人は取り押さえられるのですが、無事を確認しあうオンニチャーとトングラーの目の前に車が迫って来ていました。



プーバディーの母親がついに改心しましたね。今まであれだけいろいろとやってきておいて・・・という感じもしますけど、プーバディーの「訣別宣言」にはスッキリしました。もっとはやくそれを言えていたらよかったのに!そして今までの贅沢三昧からとうとう差し押さえられてしまったニーナーとその母親。お金を貸してくれとプーバディーの家に申し入れていましたが思いっきり拒絶され、逆恨みでトングラーに対して誘拐計画を練る、というのはあまりにも浅はか。タイドラマに出てくる典型的な悪役です。プーバディーとオンニチャーの仲直りも、トングラーの誘拐計画でイマイチすっきりしないまま物語が進んでいきましたが、さてふたりはいったいどうなるのでしょうか?明日は怒涛の最終回ですよ!


第28話(最終回)
車にはねられそうになったオンニチャーとトングラーを、プーバディーは身を挺して守ります。しかしトングラーが転んだところには鋭い釘が落ちていて、トングラーは深い傷を負ってしまいます。すぐに病院に運ばれ、プーバディーが輸血用の血液を提供することに。心配で取り乱すオンニチャーをプーバディーは優しく慰めます。そんなふたりの様子を見ていたタウィーも、ある決意をします。

プーバディーの両親も病院に到着。「私の不注意で・・・」と言いかけたオンニチャーに、プーバディーの母親は「今までのことはすべて、私が子離れできていなかったがゆえに起きたこと。どうか許して欲しい」と告げます。ふたりの間にあったわだかまりは解け、家族としての絆が生まれようとしていました。トングラーもまもなく意識を回復します。

オンニチャーが自分を愛していないこと、彼女の幸せを願うなら自分が身を引くべきだと悟ったタウィーは、オンニチャーに別れを告げます。「これからもずっといい友達でいたい」と言うタウィーに笑顔を見せるオンニチャー。そしてタウィーも、自分をいつも見守り、常に気遣ってくれたのは誰なのかに気がつきます。タウィーの気持ちを聞いたギフゲーは、強がりながらもようやく笑顔が戻ります。

トングラーの誘拐容疑で、ニーナーとその母親も逮捕されます。プーバディーの家を訪れたオンニチャーは、「これからは私たちのことを両親だと思いなさい」と言うプーバディーの両親の言葉に戸惑いますが、プーバディーのプロポーズを受けることに。1年後、ふたりの間にはもうひとり子供も生まれ、家族はこれ以上ない幸せな空気に包まれていました。



いつも思うのですが、タイドラマの最終回はきっちりオチがつくというか・・・おさまるべきところにすべてがおさまった素敵なエンディングでしたね。「好きだ~!!」とギフゲーの車を追いかけるタウィーと、そのあとのギフゲーのツンデレぶりがまた可愛かったですね。ギフゲーが幸せになってくれてよかったです。タウィー役の俳優さん、たしかTonやSonクンと同じEXACTの新人さん・・・今まで顔は観たことがあったけど、演技をしているところは観たことがなかったのですが、なかなかよかったと思います。新人ながら難しい役をうまくこなしましたよね。そしてオンニチャーとプーバディー・・・何度も共演しているだけあって息もぴったり!観ていてしっくりくるふたりでしたね。前半のプーバディーの憎たらしさがあったからこそ、後半オンニチャーに惹かれていくプーバディーがすごく魅力的に見えました。悪役の二人もいつもながらいい味だしてましたよね。


今回のドラマは28話という、5chドラマにしてはわりと短めなんですが、キャスティングも結構豪華だし、ストーリーも分かりやすく、なかなか観やすかったのではないかと思います。ドラマを観始めた当初は、プーバディーことPongがあまり好きになれなかったんですけど・・・またPong主演のドラマを観てみようかな。今回も、鑑賞仲間の皆さんと一緒に観ることができてほんとによかったです。また一緒に楽しみましょうね!そして次はMos兄さん主演ドラマ・・・これも全話レビュー頑張ってみたいと思いますので、よろしくおねがいします。