残りの3人はじっくりと・・・。
・Fluke
独特のキレイな声と、絶対的なKeyを持っているコだと思います。タイ人でFlukeみたいな透明感のあるクールな声を持ってる人、少ないと思いませんか??コレ、TheStar5の8人による特別アルバムの曲なんですが、初めて聴く自分の曲を、自分のモノにしていく過程が見て取れると思いませんか?
自分の思ったように声が出せるというのは、簡単なようでいてすごく難しいこと。歌が好き、というだけでは手に入れられないものだと思うんです。そして歌うことだけじゃなくて、ハードな振り付けのダンスもちゃんと踊れるのも強みです。今回の8人のなかで、一番ちゃんと踊れていたと思うんですよね。体力的にも、精神的にもとてもキツかったと思います。
番組開始当初に語っていましたが、生まれてすぐ養父に預けられ、子役俳優として2歳の頃から仕事をするようになったそうなんですが、あるとき、実の両親と養父の間で、Flukeをどちらがひきとるか、とモメたことがあったらしいんです。そのとき「自分に仕事をする才能がなくても、お金を稼ぐことができなくても、養父は自分を育ててくれるのだろうか?両親が自分を引き取ろうとしているのは、自分に価値がないからだろうか?」と、誰にも言えず随分悩んだそうなんです。そういう辛い経験が今のFlukeを作り上げているわけですが・・・自分の内面というか、自分のなかにあるものが歌に現れてくるようになれば、もっといい歌が歌えるのに、と思うんですよね。
声も、歌うテクニックも素晴らしいものがあるのだから、あとは歌うことを「自分を表現する手段」としてもっと大切に育てていって欲しいんです。そのためには夜更かしとか、飲酒、喫煙なんかもちょっと控えめにして(笑)、自分を大切にして欲しいですね。きっと将来成功すると思います。
・・・ってかホントにAof大好きなんですね(笑)。いつかAofと一緒にステージに立てればいいな。
・Dew
彼のことを一言で言うならば「素質はないけど、才能はある」といったタイプでしょうか。歌うことが大好きで、生活の全てを歌うことに奉げているのが容易に見て取れるんですよね。歌うことに対する情熱は、ほかの誰よりももっていたと思います。
彼のことは「危なげがない」と表現してきましたが、この「危なげのなさ」というものは、素質から来るものではなく、ただ「もっとうまく歌いたい」という鍛錬のたまものだったんですよね。というのも、Da Endorphineとデュエットしたとき・・・正直どうでしたか??このときのDewって、今までの精彩をまったく欠いていたと思うんです。
歌に今までのような自信がないというか・・・ただ音を追うだけで精一杯というか。Daちゃんが何度も歩み寄ろうとしているのにことごとく受け止めきれずにいるんですよね。で、結果として彼のウィークポイントがすべてさらけ出されてしまったわけです。自分の持っている引き出し以上のことをされてしまうと、どう対処していいか分からない、分からずにいるのがバレバレだったんですよ。
このときのDewを観て「神様は残酷だなぁ」と思いましたね。こんなに歌うことが好きなのに、こんなに歌うことで自分を表現しているのに、歌を歌うために生まれてきたコではないんです・・・でもこのことは彼が一番よく分かっていること。だからこそ、努力して、練習して、いくつも失敗を重ねてきて、そして今があるんです。
もちろん歌はうまいです。声もタイ人にはなじみのよい声質だし、トークの受け答えなんかもそつがない。だから歌手としては使いやすいほうだと思います。個人でアルバムを出すことも夢ではないでしょう。これからも努力することを怠らずにいれば、あのときのような失敗はもう犯さないはずです。どうかこの調子で歌い続けていって欲しいですね。
自分の魅力を引き出せるよい選曲だと思いましたよほんと・・・。
・Singto
音楽好き仲間のP'komta曰く「去年が本格的すぎたから・・・」という言葉がぴったりしっくりくるSingto。彼の魅力はやはりその「素人臭さ」にあると思います。音感もよくないし、音域も普通、歌唱テクニックも特に秀でたところはありません。それなのに、優勝してしまったその理由は、ズバリ「人としての魅力」。まだ16歳ということもありますが、今の彼にしか出せない魅力が多くの人の心を掴み、引きつけたんですよね。
コンケンの田舎町で、お母さんは食堂をやっていて、店を手伝ったり、ときには自分も料理をしたり・・・黒髪、ピアスなし、タトゥー(おそらく)なし、という、イマドキで当たり前の都会のコとは一味も二味も違う素朴な雰囲気がよかったですよね。歌詞にイサーン語を挟んでみたり、健康診断で注射に本気で泣いてしまったりしたところも母性をくすぐりました。
選曲もよかったと思います。最初から「ロックが好き」と言っていたし、歌う曲はすべてSingtoの「この歌が好き!歌いたい!!」という気持ちに満ちていましたよね。なにもない真っ白な状態だったからこそ、ステージを重ねるたびにどんどん成長していって、観ているほうに「次はどんなステージを見せてくれるんだろう?」と思わせてくれるような・・・視聴者に近い、というのでしょうかね。うまくいえないですけど・・・。
まだ高校生ですから、Singtoのような普通の家に育ったコなら当然、芸能活動よりも学業優先になるでしょう。なのできっとしばらくしたら、また学業に戻ると思うのですが、果たしてまたステージに戻ってきたときに今のような魅力を保ち続けていられるか・・・彼の課題はこれからだと思います。それでも16歳という年齢で、ハードなTSの舞台を勝ち残ってきたことは、今後も大きな財産となるでしょう。この経験をどうか忘れずに、歌うこととはなにか、歌で人を幸せにすることの楽しさをこれからも追求していってもらいたいと思います。
どうやったらこんないい息子に育つのかと思いましたね。Singtoママがうらやましいですよ。
今回はSingtoが優勝、ということでしたけど、Dewにも、Flukeにもチャンスはあったと思うんです・・・優勝するには、才能や素質だけじゃなくて、「運」というものも味方につけなければならないものなんですね。そして誰にでも言えることですが、これはスタート地点にしか過ぎないということ。これからもたくさん努力して、たくさん歌って、いつか大きな輝く星になってもらいたいです。
2ヶ月以上にわたってTheStar5を追い続けてきたわけですが・・・あまりみなさん興味ないだろうなと思いつつも案外鑑賞仲間がいたりして、とてもうれしかったです。将来TS5からBieみたいなビックスターが出るかもしれません。そのときは「あ~hanaがブログに書いてたコやな」と暖かく見守ってあげてくださいね。さっきも書きましたが、彼らにとってはこれがスタート地点。これからも私は、Flukeを筆頭に(笑)、みんなのことを応援していきたいと思います。近々TS5の特別アルバムが出ます。これもまた紹介しますので、お楽しみに!!長い間お付き合いくださってありがとうございました。
・Fluke
独特のキレイな声と、絶対的なKeyを持っているコだと思います。タイ人でFlukeみたいな透明感のあるクールな声を持ってる人、少ないと思いませんか??コレ、TheStar5の8人による特別アルバムの曲なんですが、初めて聴く自分の曲を、自分のモノにしていく過程が見て取れると思いませんか?
自分の思ったように声が出せるというのは、簡単なようでいてすごく難しいこと。歌が好き、というだけでは手に入れられないものだと思うんです。そして歌うことだけじゃなくて、ハードな振り付けのダンスもちゃんと踊れるのも強みです。今回の8人のなかで、一番ちゃんと踊れていたと思うんですよね。体力的にも、精神的にもとてもキツかったと思います。
番組開始当初に語っていましたが、生まれてすぐ養父に預けられ、子役俳優として2歳の頃から仕事をするようになったそうなんですが、あるとき、実の両親と養父の間で、Flukeをどちらがひきとるか、とモメたことがあったらしいんです。そのとき「自分に仕事をする才能がなくても、お金を稼ぐことができなくても、養父は自分を育ててくれるのだろうか?両親が自分を引き取ろうとしているのは、自分に価値がないからだろうか?」と、誰にも言えず随分悩んだそうなんです。そういう辛い経験が今のFlukeを作り上げているわけですが・・・自分の内面というか、自分のなかにあるものが歌に現れてくるようになれば、もっといい歌が歌えるのに、と思うんですよね。
声も、歌うテクニックも素晴らしいものがあるのだから、あとは歌うことを「自分を表現する手段」としてもっと大切に育てていって欲しいんです。そのためには夜更かしとか、飲酒、喫煙なんかもちょっと控えめにして(笑)、自分を大切にして欲しいですね。きっと将来成功すると思います。
・・・ってかホントにAof大好きなんですね(笑)。いつかAofと一緒にステージに立てればいいな。
・Dew
彼のことを一言で言うならば「素質はないけど、才能はある」といったタイプでしょうか。歌うことが大好きで、生活の全てを歌うことに奉げているのが容易に見て取れるんですよね。歌うことに対する情熱は、ほかの誰よりももっていたと思います。
彼のことは「危なげがない」と表現してきましたが、この「危なげのなさ」というものは、素質から来るものではなく、ただ「もっとうまく歌いたい」という鍛錬のたまものだったんですよね。というのも、Da Endorphineとデュエットしたとき・・・正直どうでしたか??このときのDewって、今までの精彩をまったく欠いていたと思うんです。
歌に今までのような自信がないというか・・・ただ音を追うだけで精一杯というか。Daちゃんが何度も歩み寄ろうとしているのにことごとく受け止めきれずにいるんですよね。で、結果として彼のウィークポイントがすべてさらけ出されてしまったわけです。自分の持っている引き出し以上のことをされてしまうと、どう対処していいか分からない、分からずにいるのがバレバレだったんですよ。
このときのDewを観て「神様は残酷だなぁ」と思いましたね。こんなに歌うことが好きなのに、こんなに歌うことで自分を表現しているのに、歌を歌うために生まれてきたコではないんです・・・でもこのことは彼が一番よく分かっていること。だからこそ、努力して、練習して、いくつも失敗を重ねてきて、そして今があるんです。
もちろん歌はうまいです。声もタイ人にはなじみのよい声質だし、トークの受け答えなんかもそつがない。だから歌手としては使いやすいほうだと思います。個人でアルバムを出すことも夢ではないでしょう。これからも努力することを怠らずにいれば、あのときのような失敗はもう犯さないはずです。どうかこの調子で歌い続けていって欲しいですね。
自分の魅力を引き出せるよい選曲だと思いましたよほんと・・・。
・Singto
音楽好き仲間のP'komta曰く「去年が本格的すぎたから・・・」という言葉がぴったりしっくりくるSingto。彼の魅力はやはりその「素人臭さ」にあると思います。音感もよくないし、音域も普通、歌唱テクニックも特に秀でたところはありません。それなのに、優勝してしまったその理由は、ズバリ「人としての魅力」。まだ16歳ということもありますが、今の彼にしか出せない魅力が多くの人の心を掴み、引きつけたんですよね。
コンケンの田舎町で、お母さんは食堂をやっていて、店を手伝ったり、ときには自分も料理をしたり・・・黒髪、ピアスなし、タトゥー(おそらく)なし、という、イマドキで当たり前の都会のコとは一味も二味も違う素朴な雰囲気がよかったですよね。歌詞にイサーン語を挟んでみたり、健康診断で注射に本気で泣いてしまったりしたところも母性をくすぐりました。
選曲もよかったと思います。最初から「ロックが好き」と言っていたし、歌う曲はすべてSingtoの「この歌が好き!歌いたい!!」という気持ちに満ちていましたよね。なにもない真っ白な状態だったからこそ、ステージを重ねるたびにどんどん成長していって、観ているほうに「次はどんなステージを見せてくれるんだろう?」と思わせてくれるような・・・視聴者に近い、というのでしょうかね。うまくいえないですけど・・・。
まだ高校生ですから、Singtoのような普通の家に育ったコなら当然、芸能活動よりも学業優先になるでしょう。なのできっとしばらくしたら、また学業に戻ると思うのですが、果たしてまたステージに戻ってきたときに今のような魅力を保ち続けていられるか・・・彼の課題はこれからだと思います。それでも16歳という年齢で、ハードなTSの舞台を勝ち残ってきたことは、今後も大きな財産となるでしょう。この経験をどうか忘れずに、歌うこととはなにか、歌で人を幸せにすることの楽しさをこれからも追求していってもらいたいと思います。
どうやったらこんないい息子に育つのかと思いましたね。Singtoママがうらやましいですよ。
今回はSingtoが優勝、ということでしたけど、Dewにも、Flukeにもチャンスはあったと思うんです・・・優勝するには、才能や素質だけじゃなくて、「運」というものも味方につけなければならないものなんですね。そして誰にでも言えることですが、これはスタート地点にしか過ぎないということ。これからもたくさん努力して、たくさん歌って、いつか大きな輝く星になってもらいたいです。
2ヶ月以上にわたってTheStar5を追い続けてきたわけですが・・・あまりみなさん興味ないだろうなと思いつつも案外鑑賞仲間がいたりして、とてもうれしかったです。将来TS5からBieみたいなビックスターが出るかもしれません。そのときは「あ~hanaがブログに書いてたコやな」と暖かく見守ってあげてくださいね。さっきも書きましたが、彼らにとってはこれがスタート地点。これからも私は、Flukeを筆頭に(笑)、みんなのことを応援していきたいと思います。近々TS5の特別アルバムが出ます。これもまた紹介しますので、お楽しみに!!長い間お付き合いくださってありがとうございました。