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夏草の冬は虫にて免疫アップ

2006-09-24 16:22:48 | うんちく・小ネタ

老化は脚(あし)からと言う。昔は夫婦で観光地などを散策しても特に脚の疲れを感じなかった。ところが、ともに50の半ばに差し掛かってくると、そうはいかなくなってくる。頂上まで行くのがためらわれる長い石段でへこたれて、「まあ、今回はこの辺で」などと、滅多に拝殿まで上り詰めることは無くなった。昔なら駆け下りた坂道を、恐る恐るへっぴり腰で降りていく。もちろん水溜りでもあろうものなら、ピョンと跳び越えることなどもう不可能。ゆっくりと、水溜りを迂回する。それが、冬虫夏草を服用するようになってから少しずつ変わってきた。歩く楽しみが増した気がしている。

女房は今でも「なつくさふゆむし」などと幼児表現をしている。なんど教えても、覚える気がないらしい。

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がん患者はどんな原因で死ぬのか? 癌で死なないために (4)

免疫力のアップ 冬虫夏草(とうちゅうかそう)の効用

冬虫夏草(とうちゅうかそう)の薬理作用は中医学では益腎補肺 止血化痰とあります。人参が脾、肺に作用するのに比較し、冬虫夏草は腎と肺に作用します。

人参と共に、免疫力を高める効果があり、術後、化学療法、放射線療法後のがん患者に使用されます。

チベット産(西蔵産)や青海(寧夏産)が有名ですが、近年、人民元の切り上げと生産不足により高価になりつつあり、良質のものは1g2000円以上するようになりました。これも、野生人参と同様に庶民には手が届きにくくなってきています。

Photo_40ベット産(西蔵産)冬虫夏草

古くから不老不死、強壮の妙薬とされています。特に「肺」「腎」の強壮薬として知られています。沙苑子などと配合すれば老化に対して強精効果と目の老化に効果があります。

 漢方抗がん剤の多くに冬虫夏草が配合されている

動物実験では、クッパ細胞(肝臓に存在するマクロファージの一種)の貪食能を高めることや、癌移植マウスの実験でガン細胞の肝臓への転移を抑制することなどの結果が報告されています。また、アルコール抽出エキスから抗腫瘍活性を持つ成分が検出されたという報告もあります。

 中国で市販されている比較的安価な製剤

冬虫夏草の虫草菌を培養し、粉末にした中成薬の「金水宝カプセル」は比較的値段が安く手に入りやすく、慢性気管支炎、高脂血証、心臓病、肝臓病、男性の性機能低下、女性の生理不調、老化防止、癌などの補助治療に臨床で効果をあげています。しかし、やはり天然の冬虫夏草自体よりは効果は劣るようです。

漢方抗癌製剤では肺癌専用の清肺散結丸(せいはいさんけつがん)に霊芝と共に冬虫夏草が配合されています。

余談ながら、冬虫夏草を服用する場合は、軽くあぶって香りがでてきたら、ミキサー(小型のもの)で粉末にして飲むのがいい。よく、茶碗蒸しとか、料理に入れてスープ成分を服用している方がいらっしゃるが、高価な薬剤であるから、丸ごとそのまま服用したほうが経済的である。