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それは虚ろなる世界の御伽話。

2010-01-21 22:31:59 | 神羅万象チョコ【神獄・王我】
神羅万象チョコ 王我羅旋の章・第4弾

残すはアト僅かながら、此処からが本番とでも言いますか。
なおストーリーを把握する都合上、取り上げるカードの順番がナンバリングと異なっていますので、ご注意の程を。


◆黎明王ディルクルム(LEVEL50)/超煌神マキシウス(LEVEL50)



その目を見た相手の動きを封じる「蛇鬼眼(ゴーゴン・アイ)」、そして掴まえた者の魔力を身体ごと吸収する「捕喰鬼手(プレデター・ハンド)」を振るう黎明王ディルクルムによって、連合・革命軍に組した皇導十二星卿(ゾディアックトゥエルヴ)、更にはモルテ、ルキア、ホウセンまでも吸収され、その力は大幅に膨れ上がることに。
なるほどTVCMに、傷付いたゼロとジークのみが登場していたのも納得ですけど、ところでベルゼビュートとアスモディエスは(
この辺りの流れを整理すると、曙光王親衛隊の敵対者がマキシ、ゼロ、ホウセン、ルキアになっているので、奇襲攻撃→皇導十二星卿介入→ディルクルムによる十二星卿吸収・親衛隊への魔力供給→凶戦士化した親衛隊との再戦・撃退→ディルクルムによるモルテたちの吸収という感じになるのでしょうね。
果たして彼女のデータにある「自分以外の全羅震鬼を吸収」というのは言葉通りの「全羅震鬼」ではなく、おそらく“その場にいた”と前置きするのが正しいのかもしれませんけど、となれば親衛隊も飲み込んだことになるのかと。
それでいて彼女のセリフ---「羅震鬼の未来を案じているのだよ」とは、なんとも身勝手な言い分ながらも、誰より純粋に羅震獄・羅震鬼の未来に胸を痛めた結果として、ことが終わり、自分が全ての悪意を受け止めるつもりがあったなら…いや、それは流石に良いように考え過ぎか。

黎明王ディルクルムの圧倒的な力を前に、次々と倒されていく連合軍の戦士たち。
しかしてゼロ、ジーク、ベルゼビュート、そしてホウセンとルキアより託された5本の剣を装備したマキシが、更にルキアの「陽光月華」へ神・魔・人・鬼の4つの力が集束・変質した「陽煌神羅」を手に「超煌神マキシウス」として究極武装を完了、いよいよ最終決戦のときを迎えることに---なったのですけど、ストーリー上でもうひと山ある為に、マキシが託された力の全て=必殺の一撃をディルクルムに叩きつけ、吸収した羅震鬼たちを吐き出した彼女が崩れ落ちるという、その戦いは実にあっさりと決着してしまった次第;
とりあえず激戦の様に関しては、件のTVCMにて補完すると言うことで(

決戦場に、勝利を確信したマキシの雄叫びが木霊する。
だがしかし、倒れたディルクルムのもとへ近付く、とある道化師の影が、新たな幕開けを告げ---。


◆魔導神メビウス(LEVEL∞)



※画像クリックで裏面表示。
皇導十二星卿には存在しない“13番目”にして、かたや曙光王ディルクルムの影として暗躍していた仮面の道化師、O・マーキュリー。
その正体こそ、遥か悠久の過去に魔王マステリオンを召喚して世界征服を目論み、或いはやがて天地戦争の引き金となる、天界の秘宝:コア・キューブを強奪して神との戦争を企てた、伝説の魔導士にして始祖たる“赤き蛇”こと魔導神メビウスであったと。

果たしてその登場は既に予見されていたとは言え、伴なって明らかにされた---羅震獄とはメビウスが神の模倣をして天地創造を試みた世界であり、だからこそ非常に不安定=崩壊の危機に瀕しているのであって、其処に住まう羅震鬼たちは、メビウスが集めた因子より創造された“人類の模倣品”とも言える存在---という、詰まるところはメビウスが羅震獄と羅震鬼の創造主(神)なんてトンデモ設定には、なるほど羅震獄に関する諸々の伏線も回収出来たとは言え、もはや第三章でリュウガが示した人間の可能性なんて軽く凌駕して(

それにしても第三章・第1弾にて絶命したはずが、どうやって生き残っていたのかは不明ながら、ひょっとするとああして倒されることも全て計画に織り込み済みで、たとえば死して魂を更なる存在へと昇華させる魔術(※反魂術のベース?)を行使していたとか、或いはその魔術的な演算をさせるためにコア・キューブが必要だったとか、今回の再登場には裏設定を予感させる、様々な妄想をかき立てられる次第。
勿論その中には、O・マーキュリーとして道化を演じていた頃に吐いた、あのセリフの真意も(ぉ

単なる知の探求から、不完全とは言えども神の領域にも至る天地創造・生命誕生を果たし、おそらくはただ欲求を満たす為だけの日々を積み重ねながら、しかしながらその“世界”がひとつの終焉を迎えんとした直前、創造主たるメビウスに起こった心境の変化。
それは皮肉混じりの親心なのか、或いは単なる気紛れなのか---此処に真なる最終決戦の幕が開く。

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2 コメント

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Unknown (飛天)
2010-01-27 00:50:31
 こんばんは、ディルクムは本当に羅震獄の
行く末を案じていたなら自分の殻に閉じこもらずに協力を求めれば同族と必要以上に敵対する
こともなかったでしょうにって思います。
 メビウスに関しては、ほぼ管理人さんの
予想通りでしたね、
まさか、独立した世界と種族創造までするとは
思いもよりませんでしたが。
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Unknown (q)
2010-02-05 00:04:01
「ディルクルムに吸収された羅震鬼達は彼女が倒された後、全員無事に吐き出された」から……彼女は最初から、飲み込んだ羅震鬼達はみんな無傷で帰すつもりだったのではないかと好意的に解釈を(ぉ

メビウスの羅震獄創造については、3章1弾の「魔物を創生」という辺りから既に伏線が張ってあったような気がします。
寧ろ、神にしか出来ない事(=生命の創造)を成し遂げる為に、神の力を秘めているモノ(=コア・キューブ)が必要であり、3章1弾の本来の目的はそれだったとか……まあ、それだと尚更倒された理由が謎ですし、ネクロミノスの反魂術のように公式での補完に期待を(ぉ
どうでも良いのですが、今弾のメビウスを見て最初に想起したのが「祭礼の蛇」(灼眼のシャナ)という……(蛇で創造神で探求者な辺り)
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