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なにもかも振り切って

2011-01-14 17:57:18 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
神羅万象チョコ ゼクスファクター第3弾(2010年10月18日発売)

□関連記事:魂獣武装発動!(2010-10-16)我が征くは修羅の道(2010-10-18)
紲なる日々に決別を(2010-11-22)


随分と遅れ馳せになりましたが、昨年11月末から放置したままだった「ZX-F第3弾」のまとめ記事に、ようやく完成の目途がつきましたので、本日に一気出しで公開してみようかと。
既に第4弾の発売も目前に迫っている中で、なにを今更ですけどね…それでも途中で投げ出したままに次弾を迎えるよりはマシですし、これもまたひとつの区切りと、此処は恥を忍んで(

なお、記事内の一部テキストは作成時期の都合上、その後に公式つぶやきなどで公開された要素を踏まえていない、或いは公式情報と異なっている部分もありますので、どうかご容赦頂ければ幸いです。


◆火群カイを討伐せよ!



◇ZX-052 死神 凶死郎 [麒麟(鳳凰学園教頭)/Power15・A/魔人/男/愛染京志郎(41歳)]
◇ZX-053 ヘルスポーン・G [耶馬都 擬似生命体/Power8・D]


鳳凰学園の教頭にして、学園長ガイの右腕的存在とされる実力者…なのに、作務衣姿で校内美化作業に務めてみれば、大半の生徒たちから用務員だと勘違いされてしまったという凶死郎。
そもそもからして、正に“死神”のふたつ名に相応しい風貌、そして擬似生命付加や死者蘇生といった“生命(魂)を操る能力”を有しているだけに、いかに本当は心優しい人格者だとしても恐れられるのは仕方なしと、なんとも誤解をされやすい難儀なキャラなのは間違いなくw
それにしても、後述する「ヘルスポーン・G」に係る能力:擬似生命付加はひと先ず、もうひとつの能力:死者蘇生を言葉通りに受け取るなら、かなり稀少な能力になると思われますが、いずれ公式のつぶやきでも触れられる可能性はありますけど、果たしてそれが旧シリーズにおけるネクロミノスの用いた反魂術に通じるのか、それともまた異なる---たとえば某DQのザオリクみたいに魂を呼び戻すものなのか。

凶死郎の神具:黄泉(よもつ)鎌イザナミという名前の元ネタは解説するまでもなく、日本神話に登場する女神イザナミであり、理事長の神具:黄金仮面イザナギの元ネタであるところのイザナギ、その妻のこと。
以前はこのあたりに、なにかしらのストーリーを読み解く鍵があるかとも考えましたが、もはや名前そのものと、其処から受け取れるイメージを優先させただけの名付けであることは明白ながら、黄泉国とイザナミの関係をそのまま凶死郎の設定、そして神獣ヨミの名前へと活かすくらいは意識したのだなと。
ところで、どうにも解放状態が登場しそうな気配の無い神獣ヨミですが、もしも仮に解放したとすれば、やはり名前の元ネタ通りに女型魂獣になるのか、解放後の名前は黄泉大神(よもつおおかみ)ヨミにでもなるのか---なんて考えはすれ、こうして解放出来ないままにシリーズが終了してしまいそうな魂獣は他にも彼是と(

さて、そうして掘り下げられる要素も多い凶死郎ですが、ガイが火群カイ討伐指令を発令した、その真意に繋がるカイとガイの関係については理事長、そしてマグナと共に把握し、だからこそ凶行的なガイに成り行きを再確認するも制するではなく、やがて自らも討伐戦へと参加することに。
とは言え、どうやら鳳凰学園には元々からあったものなのか、それとも今回の発令のみの特例なのかは不明ながら、こうした事態に教師は手を出さない決まりがあるらしく、それがゆえに間接的な参戦方法として生み出されたのが、元々は鳳凰学園・校庭に設置されている魔除けの巨像=ガーゴイル像に擬似生命を付加した「ヘルスポーン・G」とのことで。

こうした石像や物質に擬似生命を与えるというのは、よくあるものでは低級霊をとり憑かせたり、別の生命体から魂を移し変えるなんて事例がありますが、この場合はどうなのか。
まさか、それこそ無から(擬似とは言え)生命を作り出すでもないでしょうし、やはり何処かから調達した魂を変換して植え付けたか、或いは擬似生命=ヨミが憑依することと考え、魂獣が別のなにかと一体になる、転じて魂獣武装にも通じさせる狙いがあるのかどうか…いや、さすがにそれは深読みし過ぎですけど。
ともあれ、どうやら目標を識別し、討伐戦に参加している生徒たちと連携出来るあたり、それなりの思考能力は有しているところからして、単なる憑依的なものだけではないのかなと。

ちなみに公式のつぶやきによれば、カイによってヘルスポーン・Gが撃退=石像として破壊されてしまい、更にはそれが無許可使用の末だった為に理事会から責任を追求、結果的には減給処分が下ったそうで…ご愁傷様;
ところで、このつぶやきは事件(第3弾)後の出来事に触れたものであるところから、続く第4弾のメインストーリーは、まず語られる第3弾の顛末から直接繋がるのではなく、少なくともひと段落付いてから、ということになるかな?


◆A PUNITIVE FORCE.1



◇ZX-054 白鳥寮長マッチョーネ [耶馬都(学生寮寮長)/Power7・C/翼人/男/町田超蔵(42歳)]
◇ZX-055 ルーペン [麒麟(三号生)/Power5・C/翼人/男/鏡一郎(39歳)]
◇ZX-056 ガーデニングショータ [青龍(ニ号生)/Power4・C/竜人/男/庭園抄太(17歳)]


学園長ガイの発令した「火群カイ討伐指令」を受け、カイの前に立ち塞がる“討伐隊”の面々。
ある者は望むがままの恩賞を目的に自ら踊り出で、ある者はその能力を買われて嫌々と、またある者は極めて私的な動機で戦列に加わる…そんな理由も様々ながら、既にこの時点でカイの実力は周知の事実になっていたことから、障らぬ神になんとやら、そのまま静観を決め込んだ生徒も多かったそうで。
だとすると討伐戦に加わった、カイと直接的な繋がりの薄い者たちには、実は余程の覚悟があるのか、それともただ単に目先の欲に敵が見えなくなっているからなのかw

明らかに恩賞以外の狙いで討伐隊に加わっているマッチョーネは、鳳凰学園学生寮の管理人。
その見た目からしての所謂“オカマキャラ”ですけど、男性的な力強さと女性的な優しさを併せ持ち---なんて物は言い様だなとw
果たして距離的に通学には些か不便ながら、なんとも充実した設備が整い、更には料理も美味しいという学生寮の利用者が少ない点には、少なからずこの人の存在に原因があるような気がしてなりませんが、寮生たちからは意外と頼りにされているあたり、面倒見は良いのやもしれませんね。

顔立ちはかなり“ふけ顔”なものの、実はまだ39歳なルーペンは留年回数が学園一の年長者、詰まるところは生徒な訳で。
果たして麒麟組担任教師のマグナの方が年下(36歳)という、なんとも妙な構図ではありますけど、仮にルーペンが一号生の平均的な年齢である16歳で入学して来たとすれば、それから23年間もの長きに渡って学生生活を送り続けていることになる次第。
どうやら因使育成機関である学園としては、システム的には授業単位習得制ではあるものの、現実の大学のように卒業までのリミットを設けることはせずに、どんなカタチであれ、因使としてひとり立ち出来るまでは卒業資格を与えない、そうした方針があるみたいですね…裏を返せば、このままルーペンを卒業させても、ちゃんとやっていけるか疑問であるとw
しかして見た目、そして神具や魂獣の名前からして、何処か探偵のような雰囲気はありますけど、実際にやっていることが“的中率の低い手相占い”では言わずもがな(

ちなみに学園創始者である理事長が現在48歳、先述のようにルーペンが23年間も学生生活を続けている=少なくとも鳳凰学園は23年前、理事長が25歳の時点で存在していたことに。
その当時には親友の学園長共々、それぞれ「仮面紳士」「輝煌男爵」の異名で知られる歴戦の因使だったのでしょうが、そんな彼が因使育成機関である鳳凰学園を創り上げた理由など、若かりし頃のエピソードがなんらかのカタチで把握されれば…いや、需要は兎も角として(

この討伐戦の恩賞で植物園を建造することにより、廃部寸前の園芸部に部員を獲得する計画を立てていたという園芸部員のショータ。
彼に限らず、ルーペンやハヤトなど恩賞目的で参加した生徒も存在するだけに、事情があるとは言え、そんな気持ちを煽った学園長はどう責任を取ったのかという、ことの顛末も第4弾で語られるのかどうか。


◆A PUNITIVE FORCE.2



◇ZX-057 のんびりカラヒコ [白虎(三号生)/Power4・C/獣人/男/根津唐彦(18歳)]
◇ZX-058 走り屋ハヤト [朱雀(ニ号生)/Power4・C/翼人/男/流道隼人(18歳)]
◇ZX-059 プートン [玄武(ニ号生)/Power4・C/竜人/男/太井丸太郎(17歳)]


ペットであるピィちゃんのこと以外には極度の面倒臭がりというカラヒコは、神具:鉄籠カゴメによる捕獲技術を買われ、嫌々と参加。
しかしてPowerの数値やPotentialからすればショータたちと変わるでもなし、それでも能力を買われるということは単なる雑兵ではなく、ただ本人のやる気が伴なわないだけで、神具自体はそれなりの実力を持っているということかな。
もっとも先述した通りの面倒臭がりゆえに、その“やる気”が一番の課題なのでしょうけどw

走り屋のふたつ名通り、走りに熱中し過ぎた所為で、授業をサボり捲った挙句に単位が危機的状況となってしまったことから、恩賞での単位獲得を目当てに討伐作品に参加したハヤト。
結果的にはカイに追いつけるでもなく、軽くあしらわれてしまう訳ですが、元々から能力として加速能力があるでもなし、むしろ背中の翼で飛んだ方が早いんじゃないかとも思えど、或いは推進力や姿勢制御に使用しているのか、其処には“走り屋”としての拘りがあるのやも。
それにしても神具:炎靴ハヤテマルの形状がローラーブレードで、頭にバンダナを巻いているというパーツ的なモチーフは往年のアイドルか、それとも“走り屋”のイメージを取り入れたのか…なんにせよ、酷く中途半端な感じが(

失敗だらけながら努力を惜しまない頑張り屋で、いつも忙しそうに学園内を走り回り、この討伐戦にもカイを敵と認識して参加しているプートン。
しかしながら、そうして走り回っている理由がダイエットを兼ねていると、つぶやきで明らかにされたあたり、おそらくは討伐作戦に参加した動機も其処に。


※次記事:「友よ、自分の胸に訊け」(2011-01-14)に続きます。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (すずめ)
2011-01-15 03:00:08
マッチョーネはカイ討伐に参加して無いですよ。
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Unknown (DMz-iL)
2011-01-16 02:17:21
正確には“討伐”ではないですが、コロコロ掲載記事にて“どさくさに紛れてカイに抱きつこうとしている”と書かれているだけに、学園長室へ向かうカイにとっては邪魔な存在=他の連中と同じと判断しました。
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Unknown (いづみ)
2011-01-16 10:19:59
はじめまして、いつも楽しく拝見しております。
マッチョーネの件は私も「あれ?」と思いました。
コロコロにある“どさくさに紛れてカイに抱きつこうとしている”という事ですが、
これはカイの日常風景の描写であって“学園長室へ向かうカイにとっては邪魔な存在”ではないと思いますよ?
他にそれらしい記述は一切ありませんし、そもそもマッチョーネはカイ討伐の現場にいなかったと私も考えていますがどうでしょう?
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Unknown (DMz-iL)
2011-01-16 17:14:07
>いづみさん

ご意見ありがとうございます。
確かに“日常”と考えれば、そう受け取ることも出来ますね。
ただ、その前の「凶死郎」からの枠が、カイの妨害をする動きを見せているだけに、マッチョーネだけ別枠というのも、またなんとも。
私的に補足すると、周りがカイを止めるべく向かって行く中で、ひとり“別の目的で”どさくさ紛れに抱きつこうとしていると考えたのですが、勿論これもまた絶対の見解ではありません。
あのセリフに関しては、確かに日常のやり取りと受け取った方が自然ですし。

なにぶん公式での補完もされないだけに、其処は受け手側の判断任せということになりますけど、私的な見解も、頂いたご意見もまたひとつの受け取り方なので、こうして議論が交わされていく内に固めていければ良いかなと。
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