永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

猫も自分で掛け布団。

2010-05-22 12:50:24 | 日記・エッセイ・コラム
朝方の放射冷却で冷え込みがあり、そろそろ朝なのかと夢うつつ、うっすらと目が醒めると掛け布団からぼくの背中が出ていた。寒いはず。飼猫がぼくの掛け布団をとり、くるくる巻いて袋状態にしもぐり込んでいた。なんと、猫は知恵を働かせ、自分の爪でふとんを引き寄せて袋状にして自分を温めていた。ぼくは驚いた。猫の知恵が人間の生活空間を奪ってしまったのだ。猫は自分のことしかないのである。餌が欲しい時は人間に甘えるけれど、そのほかは一切共存を旨としない。猫は不思議な行動をする。猫から見たら人間は不思議な行動をすると思っているのかもしれない。意外と猫の世界と人間の世界は似たようなもの。だから、ほどほどに猫と人間は間を持ってバランスを保っている。