ダーク・ダックス。

パソコン作業中に、ながらできょうもAMラジオ。このところAM放送にはまっている。ローカル制作の番組は、どこかのどかで妙に落ち着く。特に昼食後のラジオから流れる歌謡曲は時間帯からして、けだるさの中に一息つくのに持ってこいだ。
「♪匂いやさしい　白ゆりの～　思い出すのは北上川の月の夜～♪」。懐かしいコーラスグループ・ダークダックスの唄う『北上夜曲』が流れてきた。ゆるやかなテンポでハーモニーを重ねて唄うコーラス。特にメンバーのお一方の裏声で一気に昔に戻ってしまった。定かではないが、確かこの歌は昭和50年代頃か。日本的。当時のメロディはのどかでゆっくりした曲だったのだ。すっかり当時の音の感覚を忘れてしまっている。時代が偲ばれる。時代の雰囲気も忘れてしまっていた。FMから流れる今の歌はポップスが多くテンポが早いから、ついていくのにストレスが溜る。別についていく必要もないけれど。耳の奥でシャカシャカと響き、せっつかれて聴く感じ。AMにチャンネルを切り換えたら、郷愁誘う歌が流れてきてホッとした。