永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

東行庵は静かに穏やかに。

2012-02-27 10:31:44 | 日記・エッセイ・コラム
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下関吉田東行庵の梅はちらほらでした。本格的な開花はまだまだです。底冷えはないですが、吉田の山から吹き下ろす冷たい風が蕾みを開花させません。高杉晋作先生の墓を12年ぶりにお参りしました。寒さはありますがあたりは穏やかです。



戸畑・浅生公園界隈。〈ボヘミアンの旅風景?北九州戸畑編〉

2012-02-25 13:31:04 | アート・文化
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戸畑・浅生公園界隈。〈C〉著作権者: 永野宏三・ひろみプロ


戸畑駅から南方向に商店街を抜け歩いて10分ほど行くと、一帯に豊な緑芝生を抱いた浅生公園に出ます。ここの辺りの光景も以前とはすっかり変っていました。
そびえ立つツインタワーに抱かれセンターに戸畑区役所があります。この光景を何と云っていいのか解りませんが、新しい街並みを演出しているのは確かなようです。
確かここには市民会館があったと記憶しています。昔はパスポート申請と外国へ出国する際の予防接種はここに何度か来ていました。週に一回県からの出張パスポートセンターになっていました。
タワーの狭間にある階段の外壁は、戸畑の夏の風物である祇園大山笠の観覧席にもなるというユニークな建物です。








旅を歩く。戸畑を歩く。〈ボヘミアンの旅風景?北九州戸畑編〉

2012-02-22 12:46:51 | アート・文化
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戸畑駅界隈。〈C〉著作権者: 永野宏三・ひろみプロ



まだまだ寒い日がつづいています。ボヘミアンの旅は若松区南海岸の町をスタートしてから北九州のあちこちをずいぶんと歩きました。もう半年くらいになるでしょうか、点と点を繋ぎ道を辿り歩きました。目的地には極力、公共交通機関を利用してその土地の玄関口である駅に降り立ちその町の匂いを嗅ぐことから探索をはじめました。
思えばほとんどの町の要所が再開発などによりすっかりきれい綺麗になってしまってどこも同じような街のつくりになっていました。
町おこしはてっとり早く古い町並を高層ビルや大型ショッピングのある通りに作りかえられた街になっていました。どこもあまり個性のある街とは思えず、かたちにはまった光景ばかりです。都市の便利さは人を呼ぶという経済上の街づくりはわかるのですが、街は人との繋がりが最も大事なところではあります。町には昔から住みつづけている人もいます。愛着があると思います。いかに『町を思う』かという、こころの部分がたいせつではないかと思います。

昨年秋からことしにかけて小倉を歩き回っていましたが、こんどは戸畑を探索してみようとコンパスを向けました。
小倉から戸畑までは電車で12分くらいで着くことができます。電車が戸畑に近づくと、先ずは上り下りからも海側の街並向こうには赤く彩られた若戸大橋が目に入ってきます。
改札を出るとJR戸畑駅南口を中心にコの字形に、複合公共施設と大型商業施設が起伏と回遊性のある姿を見せています。その昔駅前界隈は、再開発をされる前は駅すぐ横には日立金属の大きな工場がありました。
戸畑駅前も以前の面影とはすっかり様変わりしていて、大型ショッピングセンターを中心とした現代的なつくりの街になっていました。  
                     








小倉・大手町。〈ボヘミアンの旅風景?北九州小倉北編〉

2012-02-18 09:56:28 | アート・文化
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小倉大手町。〈C〉著作権者: 永野宏三・ひろみプロ


あっと云う間に日にちが経っていきます。二月も後半に入りました。一カ月が一週間に感じる月日の流れです。
寒さはなかなか揺るぎません。芯から冷えます。ボヘミアンの旅はあまりの寒さに一歩足を踏み出すことを拒んでいます。でも寒さに負けてはいられません。
何日ぶりでしょうか、ばんぱんに着込んで旅に出ることにしました。小倉の勝山公園に舞い戻り大手町を歩いてみることにしました。
数年前、室町に再開発に伴い小倉北区役所が大手町に移転して、この町の表情は激変しました。以前はぽつんぽつんとマンションがあるくらいでしたが、現在は高層マンションが立ち並んですっかり表情を変えました。おしゃれな雑貨店やレストランもあります。
歴史を辿ると界隈は旧陸軍の跡地でお城の延長といった風情がありました。すっかり現代的な街の景観になりましたが、紫川橋を渡って川向こうは馬借の町に繋がっていて、昔ながらの道幅を残して通りも古い町並を今に保っています。川で挟んでふたつの町がバランスをとっていい風情を漂わせています。