永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

夏が終わった。

2015-08-31 08:51:01 | 日記・エッセイ・コラム

〈C〉画/永野宏三

今日で8月は終わり。ことしの夏の終わりは早かったような気がする。門司の夏は慌ただしくあっと云う間に終わってしまった。
そういえば、この夏の空に入道雲をあまりみかけなかった。一、二回くらいしか見ていない。
ぼくが子どものころ、澄みきった青空に巨大な入道雲は毎日視界に立ち上っていた。そして、ほぼ毎日夕立がサーッと来て、そして、スーッと去っていった。そして、また入道雲がモコモコくっきり姿を表した.やはり、この感覚がぼくの夏だ。今はこんな夏を感じることができない。

門司の台風は気が狂ったようにクラッシュ。

2015-08-26 10:48:07 | 日記・エッセイ・コラム
昨日の台風は強烈でした。強風がガラス戸に何度もクラッシュするし、そのガラス戸がはずれそうになり恐怖すら覚えました。風向きが何度も方向を変えて庭木の枝がボキボキ折れて舞い上がり狂ったようい空に上がっていました。朝、二階ベランダを点検すると大量の枝や葉が積もっていました。
戸の上山から猛烈な勢いで吹き下ろしたかと思うと、海峡からグオーッと吹き上げる。大量の雨が風で霧状態に拡散する今までに体験したことのない台風でした。

下関の町に鬢つけ油の甘い香り。

2015-08-24 05:37:02 | 日記・エッセイ・コラム
下関で用事を終えて駅に向かって歩いていると、人混みにかすかに甘い香りが漂ってきた。そして人垣の中お相撲さんの丁髷が見える。ああ、鬢つけ油の匂いだったんだ。
あれ? どうしてこんな所にお相撲さんが? 珍しいと重い前に出て見ると、再び、あれ? Yシャツにネクタイ.スラックス姿の豊真将関だ? お付きに浴衣のお相撲さんと一緒。そういえば豊真将関は下関出身である。現在は引退しているからお相撲さんではない。どうりでスーツ姿。お里帰りだったのかな。下関駅前はほほえましく新鮮な異空間になっていました。

どんより空には、♪『世界は日の出を待っている』♪がいい。

2015-08-21 11:12:28 | 日記・エッセイ・コラム
門司は昨日に続き今日とどんよりくもり空、時には雨が降っています。その上、湿度が高くスッキリしません、
こんな憂鬱な天気の時には♪『世界は日の出を待っている』♪を聴くことにします。


世界は日の出を待っている
バラのつぼみは朝露に濡れ
つぐみは空で眠る仲間を呼び
わたしの心はあなたを呼んでいる


警戒にアップテンポでかき鳴らすカントリーギターに乾いた声でハモリながら唄うレス.ポール&メリー.フオードの声はどんより気分を吹っ飛ばします。

この曲を知ったのは今から15年前頃です。音楽通のDr.スコップ氏から教えてもらってからのことです。以来ずっと気分が落ち込んだ時に聴きます。ビートルズもカバーしていたりといろんなミュージシャンがカバーしています。goodな名曲です。♪♪♪♪♪

共有時間の季節

2015-08-17 09:20:17 | 日記・エッセイ・コラム
お盆が終わりました。あっと云う間です。お盆になるとマスコミは先の大戦、終戦の報道を一斉に流します。ことしは特に話題になっている我が国の防衛に関する件で顕著にマスコミがビビッドに連日報道していました。
この季節になると、ぼくが小さかったころ、母が話し聞かせてくれた空襲の怖さのことが頭の浮びます。ぼくの世代になると戦争の経験はないから母の話しから想像するしかないのですが、話す母の表情からリアルに怖さが伝わってきたのは確かです。
昨日、衛星放送で瀬戸内寂聴さんと美輪明宏さんが対談されていました。おふたりともに、戦争はぜったいにさせてはいけませんと聴衆に訴えていらっしゃいました。ともに戦争体験をもたれるおふたりだから次世代に真実をもって言葉を発していらっしゃるのが聴く側へストレートに伝わってきました。