永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

すっきり。

2009-07-29 06:10:42 | 日記・エッセイ・コラム
Mさんが刷りあがったばかりの本の見本を持ってきてくれる。校正刷りよりも色がしまってきている。表紙の折りこみ重ねと見返しの上質紙の仕上げも効果が出ている。
朝方、夢の中でおもしろいデザインアイデアが出た。仕事でアイデアが足りずにデザインが淀んでいたので夢にまで出てしまった。アイデアが消えないようにと5時に目を覚まし仕事場へ向う。あたりはまだ暗い。空を見上げると、どんより厚い雨雲で被われている。あと三日で8月というのにどうしたことだろう、なかなか梅雨が空けない。うんざりしてしまう。パソコンを開き、夢の中のアイデアをデザインに落とし込む。デザインがはっきりしてきて、画面に動きが出てきた。机の上で考えるよりも、からだを動かしたり違う動作をしている時に出るアイデアの方がいきいきしている。



高温多湿。

2009-07-28 15:38:26 | 日記・エッセイ・コラム
高温多湿。意外と日本の夏の湿気はからだにとっていいのかもしれない。汗をかくことにより循環が働く。今日はかなり暑く、じめじめしているのでエアコンをつけたが、かえってからだがきつくなったので、エアコンを切って窓を全開にした。汗がじわーっと出てきたが、からだの内から動きだした感じだ。頭もなぜかしらスキッとしてもやがとれたよう気がする。戸の上山からの風がすーっと心地よい。蝉の声がけたたましく、電話の相手にもその蝉も音が伝わっているようだ。驚いているようすがおもしろい。よく考えてみると体内は水分がいきわたっているから、からだを無理に冷やすとからだが固くなる。そして乾燥してしまう。水分補給にペットボトルを机の横において熱中症に備える。


スープと麺と鶏そぼろ。

2009-07-24 16:58:33 | 日記・エッセイ・コラム
田川へ行く。帰りに田川伊田を出た時はほとんど雨はなかったけれど、香春を過ぎトンネルを抜けた採銅所から大雨になった。山を境に天候が変わる。重く低く雨雲が山の中腹まで垂れている。大雨はなんのその田んぼの稲に触れるくらいにツバメがサーッと飛んでいる。数羽が交差するように宙返りして白いお腹を見せる。こういう光景を見たのは久しぶりだ。町中ではほぼ見ることはできない。夕方近くの列車の中は、県立大学の学生や高校生の声が賑やかに飛び交う。ディーゼルカーの音とからまって騒々しいけれど癒される。昼ご飯をとっていなかったので、小倉駅一番線ホームの立食いそばを食べる。ここのそばはスープと麺が抜群に美味しい。以前、朝日新聞にも福岡でいちばん美味しい立食いそばと紹介されていた。鶏のそぼろが麺の上にふりかけてあるから、これまた美味しい。冷めたおにぎりと交互に食べると口の中で絡まって、さらに美味しい。


歴史が伝える文化。

2009-07-21 09:47:54 | 日記・エッセイ・コラム
阿修羅展を見る。1300年前の仏教文化に驚く。中学生のころ教科書で想像した世界とはう。大衆に仏教が広く受け入れられていて、当時の武家社会が仏教界を権力として見ていて恐れていたのもよくわかる。展示してある仏像の中に、版画家の棟方志功さんが版画の題材にした十大弟子の仏像を見て、伝わってくる迫力に志功さんが絵にしたのがよくわかるような気がする。
帰りに福岡の西新に寄り、商店街のモツ鍋屋で晩ご飯を兼ねて遅い昼食をとる。お腹が空いていたのとスープがおいしいのでチャンポン麺のお代りをする。よく食べるせいか店主少々驚いている様子。世の中不況というが、福岡の人はなぜか明るく元気がよい。北九州に住んでいる人間としては見習うべきところあり。



メカ音痴。

2009-07-18 07:24:51 | 日記・エッセイ・コラム
Kくんがパソコンの状態を見にきてくれる。現在使っているパソコンは僕と相性がよく、安定しているし途中買い替えなしでずっと使っている。KくんもMAC/Gシリーズの中でいい時の分だと言っていた。僕はハード音痴だから、メカ部分はぜんぜん理解していない。でも、ハードディスクから変な音が聞こえるから箱を開けて、Kくんが掃除をしてくれる。かなりほこりがたまっていた。掃除が終り再起動をかけたらその変な音がしなくなった。立ち上がりのスピードも速くなった。Kくんは手早く難無くハードを触れるが、僕は箱そのものを開けるのに恐さが先に立つ。