永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

昭和の匂い。

2010-05-17 20:10:19 | 日記・エッセイ・コラム
プレゼンテーション企画書を書き終り一息つき、Dr.scoopさんが新たに教えてくれた「つのだひろの昭和の歌謡曲」を聴く。FM-NHKの月曜の番組。昭和。それは昭和時代を知る人の世代によって受けとめ方が違う。
番組はスパイダーズの井上順さんの『お世話になりました』。松本幸四郎さんの『野バラの咲く道』。チューリップの『青春の影』が立続けに流れていた。
昭和の匂いがムンムンである。昭和と言っても1970年代の頃の音。ぼくらの世代にとってはせつないのである。時代は万博までの高度成長の後に不況がやってきた頃。でも自分の時代を持っていた頃。時代はフォーク・ブーム。あの頃。ぼくらの感覚でしかわからない時代でもある。
当時の小倉は不況とは言っても未来には夢があって活気があった。魚町の通りは人の群集。夕時になると帰りの勤め人を西鉄電車が拾う。室町は古びた小倉北区役所と消防署とダイエー・玉屋があり、向いの通りの旧街道入口・紫側横にはテントを張った焼き鳥屋があった。サラリーマンが肩を寄せあって愚痴をこぼしながら焼き鳥をつまみに酒を呑んでいた。通りはちょっといかがわしく、昭和の匂いがムンムンしていた。



ネギとハーブ。

2010-05-17 05:59:37 | 日記・エッセイ・コラム
孫が飼猫の毛に負けて咳き込み出した。柔らかい毛に敏感に反応する猫アレルギーからくるものだろう。先人の知恵で、ネギとハーブを軽く煮て蒸しタオルに包んだ状態で首に巻き付け、口と鼻にもあてがって深呼吸をさせた。効果は適面。咳きがぴたっと止まった。ネギはからだをあたためるし、ハーブはからだをやわらげるのに良いから、気管が拡がったのだと思われる。科学的治療も良いけれど、自然からの恩恵と先人の知恵がなせるもの。
把瑠都が負ける。からだが固いし動きがない。がっかり。