室町西小倉駅から九州厚生年金会館まで向う。あらためて小倉城周辺の景色を観察してみると、以前とは随分と街の様子が一変していることにきずく。またどこの都市にもある中心部の再開発と同じように街が新しくなって綺麗になっている。清潔で安全な街ということだろう。でも、東京や福岡の都心部の街の風景と同じで小倉らしさというか、情緒面ではあまり個性は感じない。国の施策で均一に全国ユニバーサルで同じに安全な街づくりということだろう。いわば街のデザインという点では無個性に写る。小倉城の堀を歩いていると石垣の上に新緑が目にここちよい。この風景は昔と同じままで、ほっとする。西小倉駅近くには歴史のあるお寺があり、情緒ある佇まいを見せてくれるところもある。小倉城から大手町あたりは旧陸軍の用地だったところで、町に歴史があるところだ。以前はこの周辺にもっとも小倉らしさを感じることができた。たえず変化して活性するのが街なのだろうが、小倉らしさという町の情けがなくなっていくのは寂しい感じがする。
想っても街のビジョンとかわされる
想っても街のビジョンとかわされる