永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

風景探し。

2011-11-27 15:27:04 | アート・文化
昨日まで門司港で開催していました、わたくしの童画個展が無事千秋楽を迎えることができました。会期中は雨の日や寒い日がありましたが、ご来場ご高覧くださいましてありがとうございました。
個展ではご来場いただいたいろんな方たちとの楽しい語らいにいちばん収穫があったように思います。いただいたそれぞれ様々なことばに、つぎの絵の表現のヒントになりました。ありがとうございました。
新聞記事を見たといって20年振りに再会した旧知もあって驚きました。嬉しい再会になりました。
こんどの個展も「絵夢?いつか見た風景」になりました。つぎの風景探しをはじめてみようと思います。


Rimg01

僕たちの冬のソナタ。〈C〉著作権者: 永野宏三・ひろみプロ



永野宏三・童画の世界展「絵夢?いつか見た風景」           門司港/センガク 2011年11

2011-11-11 06:14:10 | アート・文化
Rimg0001


Rimg01_2


それは夢うつつな、そして記憶の中の〈いつか見た風景〉。
私は、いま思うとそんな光景の絵ばかりを描いてきたような気がします。
背景は、門司港のあちこちに今も残る昔ながらの海峡の倉庫街、港駅、下町の風景と暮しです。こんな展覧会をします。
お時間ございましたら、ぜひご高覧いただけると幸いです。
[新作23点展示]

?アートスペース&ティールーム?
門司港のモンパルナス。
ティー・ルーム センガク
平成23 年11月17日(木)~ 平成23 年11月26日(土)水曜日・定休
北九州市門司区東港町2-23(出光美術館うら・遊歩道沿)
tel 093-321-6700



帆柱ケーブル。〈ボヘミアンの旅風景ム北九州八幡東編〉

2011-11-09 19:22:49 | アート・文化
Rimg009

帆柱ケーブル。〈C〉著作権者: 永野宏三・ひろみプロ


八幡駅前さわらび通りからは間近に皿倉山が見えます。皿倉山にはずいぶん昔にスケツチをしに登ったことがあるのですが、久しぶりに来たので、思い立って皿倉山に登ってみることにしました。
JR八幡駅からバスに乗って5分程で 帆柱ケーブル山麗駅に着きました。乗るケーブルカーは以前とは違っていてパンタグラフが無くなり、スマートなデザインの新車体になっていました。
ケーブルカーはゆっくりと山上駅に向って登ります。この季節、皿倉山の木々は山上に向うほどに紅葉があり、いっそう趣きが増してきます。
最近の報道によると帆柱ケーブルは第三セクターから北九州市に移譲するとなっていました。風光明媚なロケーションなのですが。難しいものですね、経営維持をするには常時集客する必要があります。
下山帰りは駅前の八幡チャンポンを久しぶり食べました。甘いキャベツと唐上げに麺もりだくさん。スープの味は抜群です。減量中の身としてはボリュ-ムあり過ぎでした。以前は銀河チャンポンというお店があったのですが、現在は違うお店で八幡チャンポンになっていました。




Rimg02



八幡駅前・さわらび通り。〈ボヘミアンの旅風景?北九州八幡東編〉

2011-11-08 06:08:06 | アート・文化
Rimg08

八幡駅前界隈。〈C〉著作権者: 永野宏三・ひろみプロ


ボヘミアンは門司を旅立って漂泊を続けています。結構歩きました。おかげさまで元気にいい旅を続けています。時々、門司に帰りたいなとセンチになる時がありますが、ここはぐっと旅人らしく訪問した先の風情を楽しみながら歩を進めています。
黒崎駅から登り電車に乗って八幡駅で降りました。改札を出たら駅前の光景がいきなり現代的な高層ビルに姿を変えて目に飛び込んできました。
かつて八幡駅前といえば、皿倉山に向って真直ぐに延びる並木道が、ちょっとヨーロッパの街並にも似た落ち着いた街並を見せていた印象が強く、駅前の余りの激変に驚きました。
特に市民会館前のロータリーあたりは落ち着いた街の姿を形作っていた時代の八幡しか知らなくカルチャーショックです。昔はここにはTNC放送本社がありました。
又、八幡市民会館横には併設して北九州市立八幡美術館がありました。九州ではまだまだ大きい美術館があまりなかったころの事、八幡美術館は大型企画展をよく開催していました。わたしは高校生のころ熊本に住んでいて電車に乗ってよく八幡美術館に訪ねました。
何年ぶりかの八幡駅前。駅前の再開発により、新しいビルが立ち並んで、個性的でお洒落なレストランなどのお店が通りの趣きをすっかり変えていました。
駅から数分のところにある前田にはかつて八幡製鐵の構内入口がありました。この界隈の街全体が八幡製鐵の企業城下町で、今も街のあちこちにはその面影が残っています。
40年前くらいまでは、八幡駅から見える八幡製鐵の巨大な構内は夜ともなれば工場の灯りが煌々と光りを放っていました。




Rimg02
現実という四次元の影、それは夢うつつな、そして記憶の中の〈いつか見た風景〉なのかもしれません。わたしは、いま思うとそんな光景の絵ばかりを描いていたような気がします。描いた絵を今回思い切って発表してみることにしました。背景は、メタフォリックに門司港のあちこちに今も残る昔ながらの海峡の倉庫街、港駅、下町の風景と暮しです。こんな展覧会を、門司港の“ティー・ルーム センガク”さんでします。お時間ございましたら、わたしの童景画をご高覧いただけると幸いです。
門司港・ティー・ルーム センガク
平成23 年11月17日(火)~ 平成23 年11月26日(土)水曜日・定休
北九州市門司区東港町2-23(出光美術館うら・遊歩道沿)
tel 093-321-6700




旧長崎街道・黒崎曲里の松並木。〈ボヘミアンの旅風景?北九州八幡西編〉

2011-11-06 09:43:20 | アート・文化
Rimg05

曲里の松並木。〈C〉著作権者: 永野宏三・ひろみプロ



黒崎に残っている旧長崎街道の一部、曲里の松並木を歩いてみました。辺りはビルが林立していて、空の形が四角に区切られた眺めばかりの現代の街がありますが、ここ曲里の松並木は深い松の木立の隙間から見える空に、江戸の名残りを感じることができます。
しーんと静まりかえった松並木の街道跡に佇むと、ときどきキキーッと鳥の鳴き声が響き渡ります。松が覆う街道跡の豊かな環境は、ここが街中とは思えない風情を保っています。
街道と平行に遊歩道も整備されています。その昔江戸のころ、あたりはどんな光景に映っていたのかなと想像が膨らむ松並木の街道跡であります。




Rimg02
現実という四次元の影、それは夢うつつな、そして記憶の中の〈いつか見た風景〉なのかもしれません。わたしは、いま思うとそんな光景の絵ばかりを描いていたような気がします。描いた絵を今回思い切って発表してみることにしました。背景は、メタフォリックに門司港のあちこちに今も残る昔ながらの海峡の倉庫街、港駅、下町の風景と暮しです。こんな展覧会を、門司港の“ティー・ルーム センガク”さんでします。お時間ございましたら、わたしの童景画をご高覧いただけると幸いです。
門司港・ティー・ルーム センガク
平成23 年11月17日(火)~ 平成23 年11月26日(土)水曜日・定休
北九州市門司区東港町2-23(出光美術館うら・遊歩道沿)
tel 093-321-6700