季節は夏。蝉しぐれが聞こえ始めた梅雨明け間もない昼下がり、一人の男性がワンちゃんの火葬に来園されました。
蝉しぐれがいつしかヒグラシの羽音に変わった頃に収骨をなさい男性は思い出を語ります。
男性とワンちゃんが知り合ったのは5年前の今日の様な暑い夏の日。ある事情から飼えなくなった大型犬を知人を伴い元の買主宅へ引き取りに行くとカラダを弱らせ衰弱したワンちゃんが乱雑した庭でうずくまっておりました。
この日を境にワンちゃんの生活は一変、祖父の代から犬を飼い続けてる男性宅でワンちゃんは日々回復し晩年となった去年、海開きに一緒に歩いた海岸で打ち上げられた魚や貝殻を一つひとつ咥えて渡してくれた姿が愛おしい・・と、遠い目線で話ながら最後の施しをなさいます。
蝉の羽音とともに今年も夏が来ました。
蝉しぐれがいつしかヒグラシの羽音に変わった頃に収骨をなさい男性は思い出を語ります。
男性とワンちゃんが知り合ったのは5年前の今日の様な暑い夏の日。ある事情から飼えなくなった大型犬を知人を伴い元の買主宅へ引き取りに行くとカラダを弱らせ衰弱したワンちゃんが乱雑した庭でうずくまっておりました。
この日を境にワンちゃんの生活は一変、祖父の代から犬を飼い続けてる男性宅でワンちゃんは日々回復し晩年となった去年、海開きに一緒に歩いた海岸で打ち上げられた魚や貝殻を一つひとつ咥えて渡してくれた姿が愛おしい・・と、遠い目線で話ながら最後の施しをなさいます。
蝉の羽音とともに今年も夏が来ました。
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