動物霊園グリーンメモリアルのブログ

「いとしい子たちよ安らかに」

通信紙第119号

2019年01月31日 | 通信紙版バックナンバー
平成31年(2019) 2月



冬から春へ
今季の冬は積雪も無く穏やかな日に恵まれました。
「大寒」以降、園内の梅の木からは小さな蕾が膨らみはじめ
2羽のハクセキレイの囀りが陽だまりの中で聞こえておりました。




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初午
今年の2月2日は初午(はつうま)にあたります。
「初午」は2月の最初の午の日。この日は稲荷神のお祭りで、
全国各地の稲荷神社で豊作、商売繁盛、開運、家内安全を祈願します。
稲荷神のお使いといわれるキツネの好物の油揚げや、初午団子を供える風習もあります。
稲荷神社は全国に約4万社。農業、漁業、商売、家庭円満にご利益があるとされ、
京都市伏見区の伏見稲荷大社が総本社です。伏見稲荷によると、和銅4年(711年)の2月の
最初の午の日に、祭神が稲荷山(伊奈利山)の三箇峰に降りたという故事から、
稲荷神を祭る祭事が行われるようになったとされます。



旧暦2月の初午の日は今の3月にあたり、ちょうど稲作を始める時期だったため、
農耕の神様を祭るようになりました。稲荷の名は「稲生り」から来たともいわれています。
また、その日から習い事を始めるという風習もありました。
初午は伏見稲荷をはじめ大阪の玉造稲荷、愛知県の豊川稲荷など、
各地の稲荷神社で盛大に祭がとり行われます。ご近所のお稲荷さんにも赤いのぼりが立ち、
賑やかになるでしょう。初午の日には、赤飯や油揚げ、団子などを供えて祭ります。
稲荷神社といえばきつねがつきもの。きつねは稲荷神のお使い役で油揚げが大好物。
初午の日には、油揚げや油揚げにすし飯を詰めたものを奉納しました。
これが、いなり寿司の始まりで、きつねの大好物の油揚げを
人間もたくさん食べられるよう考案されました。
稲荷神社もいなり寿司も親しみを込めて「おいなりさん」と呼ばれています。
いなり寿司は、東日本では米俵に見立てた俵型ですが、
西日本ではきつねの耳に見立てた三角が主流です。



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【お知らせ】
平成31年3月春彼岸会行事日程について
以下の期日で予定させていただきます。
3月21日(祝)、3月23日(土)、3月24日(日)
読経時間は各日、午前11時と午後2時の2回でございます。



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紙面版PDF




大寒に向けて

2019年01月14日 | 季節・空模様
本日は平成最後の成人式、冬の青い空の下で色とりどりの晴れ着も映えるでしょうね。
全国125万人の新成人となります方々にお祝いの言葉を申し上げます。


1月20日は一年で一番寒いとされる「大寒」です。
これからの一週間は文字通り厳しい寒さと乾燥が続きますのでしっかりと体調管理をしたいです。
放射冷却の朝、近隣の畑は凍り付き側溝から湧き出る湯気が低い日差しに晒されておりました。
構内の水道も凍結しておりますのでバケツに張った水をご使用下さいませ。






平成31年(2019)初日の出

2019年01月01日 | 季節・空模様
新年、あけましておめでとうございます。
凍てつく朝、初日の出が雲を掻き分け森林の奥から輝いておりました。
地面やコンクリートの表面は薄っすらと霜の柱が立ち鉢や花瓶の水も氷の蓋に閉ざされております。
寒い時こそ心を温かく、その気持ちを忘れずに今年も霊園運営を行わせていただきます。