動物霊園グリーンメモリアルのブログ

「いとしい子たちよ安らかに」

ハクモクレンの花

2011年03月31日 | 動物・植物
春分の日から一週間が過ぎ、春の暖かさが増してきました。
園内に植えておりますハクモクレンの花が咲きました。
去年の夏前に枝を刈り込み少し木自体の背が低くなりましたが、今年も小さな小鳥が並んでいるかの様に見えます。
P1020428

P1020429





平成23年 春彼岸会 第3日目

2011年03月21日 | 行事・出来事
朝の薄曇りの空が開園の準備が済んだ頃には冷たい雨が降り出してきました。
本日、春分の日は行事3日目です。
昨日と打って変り寒い天候の中、途切れなく小さな子たちにお参りされるご家族がいらっしゃいました。

今回の彼岸行事におきましては、皆様の可愛い子たちのご供養をさせていただくと共に、東日本大地震で被災された方々の一日でも早い救済と被災地の復興が果せますように、未だ安否不明になっておられます方々がご家族と再会できますように、そしてこの大災害により命を落とされた方々に哀悼の意を表し冥福を祈り、願わせていただきました。

期間中は、お父様のご実家が津波に飲まれ避難所に赴いてる方や、ご兄弟が被災地で安否不明で探してる最中等の方、千葉県旭市で職場が倒壊し復旧作業で来園出来なかった方もおられました。
一日も早く日常が戻りますよう、お見舞い申し上げます。
未だ余震が続き、不安な日が続くと思われますが、ご家族、あるいは友人、あるいはお仕事仲間と声を掛け合い一日の無事を皆で確かめ合う事の大切さを改めて実感しました。
一人ひとりの力は小さいでしょうが、小さな力を積み重ねて小さな子達を思い出した時の優しい気持ちをもって節電なり自分が出来る限りの協力をなされば、必ずや復興を為し遂げる事と信じております。


P1020421






平成23年 春彼岸会 第2日目

2011年03月20日 | 行事・出来事
周辺の森に居るウグイスの鳴き声も日に日に上手になってきました。
本日は行事2日目です。

今日は朝から暖かく、室内の暖房も必要がありませんでした。
ガソリンなどの供給が心配されております昨今ですが、若葉区内からは自転車やスポーツウェアを身に纏いウォーキングで来園された方もおられました。
お昼の部の読経が済み、皆様構内で談笑をされてる時に当霊園の「お婆猫」が間に入り、小さなお子様に構ってもらっておりました。
P1020402

P1020403_2







平成23年 春彼岸会 第1日目

2011年03月19日 | 行事・出来事
南からの季節風が近隣の乾いた土を吹き上げる晴天の中、本日はたくさんのご家族が春の行事にいらしました。

P1020395
その中のご家族に連れてきてもらったモンちゃん。
来ているセーターはその方のおうちで代々受け継いでいるようで、おさがりなんだそうです。

時間が経つに連れお参り、法要にいらした方が増えてきました。
様々な願いを込めて手を合わすご家族の姿を瞳に焼き付け、今回の慰霊祭を全うしたいと思います。
P1020408









計画停電に伴うご予約につて

2011年03月18日 | お知らせ
謹啓

東北地方太平洋沖地震のその後に於いて電力不足を補うべく計画停電が各地で実施されております。

当霊園は第1-Dグループに属し、この時間帯は火葬業務を避ける事といたします。
ご予約につきましては普段通りにさせていただきますが、翌日以降のご予約を受けました方には火葬当日に連絡の上、時間変更をお願いする事がございます。

一刻も早い災害地の復興と被災されました多くの方々が救済されますよう、そして、この国難に向き合い社会的協力を成す為に皆様のご理解とご協力を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。 

合掌


春彼岸会行事日程の延長について

2011年03月18日 | お知らせ
各位
平成二十三年三月 春彼岸会合同慰霊祭の行事日程の延長について

計画停電、並びにガソリン等の供給不足に伴い当日来園される事が難しいご家族が多数おられる為、
春の行事を以下の通り延長いたします。


期日:平成二十三年 三月二十七日(日)
           四月  三日(日)
読経開始:午前十一時よりと午後二時よりとの二回

尚、三月十九、二十、二十一日は予定通り行事をとり行わせていただきます。

被災されました多くの方々に一日でも早く救援が行き渡り、日常が戻りますよう
心よりお見舞い申し上げます。
またこの度の大災害により亡くなられました方々に哀悼の意を表し、
慎んでご冥福を申し上げます。

                                                   合掌


地震

2011年03月11日 | 日記・エッセイ・コラム
本日のお昼過ぎに地震が発生しました。

午後2時46分の出来事です。
午前中からの葬儀業務が済み、事務所で書類の整理をしておりましたときに最初の揺れを感じました。
あまりの揺れの酷さに給湯のガス栓を締め屋外へ退避しました。
揺れが収まるまでの間、私は納骨堂の入口におりました。
堂内にてお預かりいたしております、仏さま達の事が気になっての行動でした。
後になって振り返ると、これがもっと大きな地震だとして、建物が倒壊してしまう事態に陥った事を考えると自分の軽率さを恥じるばかりです。
どれくらいの時間が過ぎたか覚えていません。お預かりしてます子達の写真や湯呑みが落下する光景を揺れが収まるまで、ただただ見守る事しか出来ませんでした。
幸いな事に骨壷の落下はありませんでした。
揺れが収まり、これから来るであろう余震の恐怖に耐え、たまたま居合わせた午前中に中学校の卒業式を終えた姪の手伝いも加わり、散乱した堂内の片付けと落下した写真の整理をいたしました。
写真とお人形等は区画ごとに分け箱に納め、修復不能に割れてしまったお皿や湯呑みや写真の入ってない額縁は下げさせていただきました。真に申し訳ございません。
作業中、懸念していた余震が発生しました。以下はその時の動画です。



時折、姪がテレビ報道の経過を伝えに来てくれて序々に拡大する各地の被害に恐怖しました。





おじいさんの写真

2011年03月03日 | 可愛い子とご家族のお話
もうすぐ学期末を迎える3月のある朝、歳の頃中学生と思われる3人の娘さんを伴ったご家族がワンちゃんの葬儀に来園しました。
葬儀に際し、本堂に上がっていただいた時に一人の娘さんがカバンの中から写真の入った額を大事そうに取り出しました。
私は葬儀の為に用意された亡くなったワンちゃんの写真かと思いましたが、違いました。
写っていたのは4ヶ月前に他界した、この3人の娘さん達のおじいさんでした。
おじいさんは生前、このワンちゃんをとても可愛がっておられ、また、このワンちゃんの行く末をとても心配されていたそうです。
おじいさん亡き後、残されたご親族皆様がワンちゃんのお世話をしていたのだそうです。
一番可愛がっておられてたおじいさんにワンちゃんのご葬儀に参列して欲しいとの願いだったのでしょう。
ご供養、読経中は膝の上に写真を抱いた娘さんが、おじいさんの分のご焼香をなさっておりました。

Inutoiziisann3







啓蟄(けいちつ)

2011年03月01日 | 季節・空模様
ひと雨毎に暖かくなる季節を迎えました。3月6日は啓蟄にあたります。
啓蟄とは、土の中で縮まっていた虫(蟄)が穴を開いて(啓いて)動き出す日のことです。
具体的には、日本人が「さぁ働くぞ」と意気込み始める日のことを言います。
この時期は、一雨降るごとに気温があがってゆき、春に近づいていきます。
日差しも徐々に暖かくなってきます。
Kt201103