動物霊園グリーンメモリアルのブログ

「いとしい子たちよ安らかに」

通信紙 第187号

2024年09月30日 | 通信紙版バックナンバー
令和6年(2024) 10月







令和6年秋彼岸会行事を行いました
彼岸入りから天候不順に見舞われましたが、連日たくさんのご家族が来園しお参りされておりました。








     
秋は実りを表し、皆様の願いや思いが可愛い子たちに届き実を結んでいいただけるように
ご供養を務め、戒名紙に書いたお名前は全て読み上げさせていただきました。

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秋土用
土用とは、年に4回訪れる、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間を指します。
4つの土用それぞれ、「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」とも呼ばれています。
また、土用は雑節(ざっせつ)と呼ばれる、季節の移り変わりをより的確に
つかむために設けられた暦日(こよみで定められた日)のひとつです。
その他の雑節には「節分」や「彼岸」などが代表的な例としてあげられます。
日本において土用などの雑節は、古くから季節の変化を知らせる大切な役割を担ってきました。
土用の起源は、古来中国から伝わる「陰陽五行思想」に由来します。
陰陽五行思想とは「万物は木、火、土、金、水の5つの元素から成り立っている」という考えのこと。
季節においても、「木」は春、「火」は夏、「金」は秋、
「水」は冬、というように「土」以外の元素が各季節に割り当てられています。
それでは「土」はというと、それぞれの季節の変わり目である
「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の直前約18日の期間に割り当てられました。
季節の変わり目であるこの期間は”土の気が旺(さかん)になる”期間といわれており、
元々は「土旺用事(どおうようじ)」と呼ばれていたとされています。
この「土旺用事」の旺と事が省略され、「土用」となったといわれています。
秋土用(10月下旬~11月上旬)
秋の土用は夏の疲れが出る時期ともいわれています。秋土用は「辰の日(たつのひ)」に「た」のつくものや「青いもの」を食べると良いとされています。
「た」のつく食べ物としては、「玉ねぎ」や「たこ」。
「青いもの」なら「さんま」や「鯖」などの青魚が良いでしょう。


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