彼岸の中日が過ぎ、寒さも和らいだある朝に猫さんのお迎えをいたしました。
伺ったお宅のリビングにはピンク色のタオルにくるまれ、赤いリボンを首に巻いた黒猫さんが横たわっておりました。
この黒猫さんは、ご家族の娘さんが少女だった頃に度々お家の庭にお邪魔して、なにやら用事が済んだら居なくなる、といった日常が3年位続いたそうです。
黒猫さんと出会って4年目の秋に変化が起こりました。
ある日を境に用事が済んでも帰らなくなり、お家に居付く様になったのです。
元々、動物好きで「猫も嫌いな所には寄り付かないよ」といった感性を持っている御家族はそのまま黒猫さんをお家に上げ、一緒に暮らす事になりました。
実はこの黒猫さん、お家から通りを隔てた、今は取り壊された団地に住んでいたお爺さんお婆さん達ににも可愛がられていた...と、町内会の会合で知ったのは、飼いはじめてから1年後の事でした。
晩年はあまり動かなくなりましたが、天気の良い日はお庭で丸くなり、用事が済んだらリビングに戻る日常だったそうです。
来訪した客人が偶然にも団地でウロウロしていた頃の黒猫さんの事を知っていて、本人(笑)を前にして当時の事のお話を聞いたのは良い思い出だったと、娘さんが仰いました。
伺ったお宅のリビングにはピンク色のタオルにくるまれ、赤いリボンを首に巻いた黒猫さんが横たわっておりました。
この黒猫さんは、ご家族の娘さんが少女だった頃に度々お家の庭にお邪魔して、なにやら用事が済んだら居なくなる、といった日常が3年位続いたそうです。
黒猫さんと出会って4年目の秋に変化が起こりました。
ある日を境に用事が済んでも帰らなくなり、お家に居付く様になったのです。
元々、動物好きで「猫も嫌いな所には寄り付かないよ」といった感性を持っている御家族はそのまま黒猫さんをお家に上げ、一緒に暮らす事になりました。
実はこの黒猫さん、お家から通りを隔てた、今は取り壊された団地に住んでいたお爺さんお婆さん達ににも可愛がられていた...と、町内会の会合で知ったのは、飼いはじめてから1年後の事でした。
晩年はあまり動かなくなりましたが、天気の良い日はお庭で丸くなり、用事が済んだらリビングに戻る日常だったそうです。
来訪した客人が偶然にも団地でウロウロしていた頃の黒猫さんの事を知っていて、本人(笑)を前にして当時の事のお話を聞いたのは良い思い出だったと、娘さんが仰いました。