動物霊園グリーンメモリアルのブログ

「いとしい子たちよ安らかに」

春の願い事

2012年03月29日 | 可愛い子とご家族のお話
穏やかな春の朝、小さな男の子と小型のワンちゃんを連れてお参りにいらしたご家族がおりました。
皆でお堂に納骨されている先代のワンちゃんにお線香を上げ、手を合わせておりました。
挨拶でお声を掛けていただき、男の子は春休みを迎え新学期には小学2年生になるのだそうです。
今日は進級して新しい友達がたくさん出来ますように先代のワンちゃんにお願いを掛けていたのだそうです。
パパが小脇に抱いているワンちゃんは男の子と同い年で、ママが仰るには、連れてきたワンちゃんは、これからも1年生のままなのだそうです。
Kg1



Ir1





春の使いたち

2012年03月26日 | 季節・空模様
もうすぐ4月を迎えます。周辺の森のウグイスの鳴き声が上手になってきました。
園内にも春の花が咲きだしました。




P1020651_3
スミレ
入口側の個人のお墓の石の脇で小さいのですが、威厳のある姿です。




P1020655
スイセン
入口門柱の裏で小さなオチョボ口を地面に向けて申し訳なさそうですが、もう少し日が経つとたくさんの仲間が咲き出し顔を正面に向けます。




P1020658
同じくスイセン
こちらは種類の違う少し大きめの花で個人のお墓の中で咲いております。
3つの花が寄り添い、風に揺られる姿はまるで歌をうたっているみたいです。












通いの黒猫

2012年03月25日 | 可愛い子とご家族のお話
彼岸の中日が過ぎ、寒さも和らいだある朝に猫さんのお迎えをいたしました。
伺ったお宅のリビングにはピンク色のタオルにくるまれ、赤いリボンを首に巻いた黒猫さんが横たわっておりました。
この黒猫さんは、ご家族の娘さんが少女だった頃に度々お家の庭にお邪魔して、なにやら用事が済んだら居なくなる、といった日常が3年位続いたそうです。
黒猫さんと出会って4年目の秋に変化が起こりました。
ある日を境に用事が済んでも帰らなくなり、お家に居付く様になったのです。
元々、動物好きで「猫も嫌いな所には寄り付かないよ」といった感性を持っている御家族はそのまま黒猫さんをお家に上げ、一緒に暮らす事になりました。
実はこの黒猫さん、お家から通りを隔てた、今は取り壊された団地に住んでいたお爺さんお婆さん達ににも可愛がられていた...と、町内会の会合で知ったのは、飼いはじめてから1年後の事でした。
晩年はあまり動かなくなりましたが、天気の良い日はお庭で丸くなり、用事が済んだらリビングに戻る日常だったそうです。
来訪した客人が偶然にも団地でウロウロしていた頃の黒猫さんの事を知っていて、本人(笑)を前にして当時の事のお話を聞いたのは良い思い出だったと、娘さんが仰いました。

Kn2





春彼岸会の行事を行いました

2012年03月20日 | 行事・出来事
3月17日~3月20日に平成24年春彼岸会合同慰霊祭をとり行わせていただきました。


P1020628
P1020635
彼岸入りの17日はあいにくの空模様でしたが、朝からお参りされる方がおられました。


P1020637
P1020643
行事3日を通してワンちゃんを連れて一緒にお参りされる方が多かったです。


P1020644
P1020646
P1020650
読経におきましては、お預かりしました戒名紙を全て読み上げ、春の暖かい気候に花が咲き実を結ぶようなご家族皆様の心が可愛い子達に届きます様に、ご供養させていただきました。