動物霊園グリーンメモリアルのブログ

「いとしい子たちよ安らかに」

社長さんと猫達

2012年08月29日 | 可愛い子とご家族のお話
猛暑日が続く8月の半ば、猫さんのお迎えをいたしました。
ご依頼をされたのは市内の繁華街で代々ご商売をなさってる社長さんで、これまでもご自分で飼われてるワンちゃんや猫さんばかりではなく、お店の周辺でウロウロしてるいわゆる地域猫のご葬儀もされております。
社長さんが仰るには、周辺に居る猫のグループは5年から10年位の周期で入れ替わるらしく、今回亡くなった猫は最近姿を表したグループの一員だそうです。
この周辺の猫達は社長さんが幼い頃から居着いており、遠方から見物に来る人も居るそうです。
社長さんは近年から周辺に配慮し、人に寄り付く猫には病気が蔓延したり、当てのない子猫が増えない様に施しをなさっているそうです。
Nn1





小さな参拝者

2012年08月26日 | 動物・植物
残暑厳しい日が続いていますが、皆様体調を崩されてませんでしょうか。
本日は本堂入口で小さなカマキリを見つけました。
P1020791

孵化して1週間程度の小さな体を祭壇に向け手を合わせる姿は、何やらお願いを掛けている様に見えました。
カメラを向けると警戒したのか、その後は脇の植え込みに駆け込んで行きました。


夏の雨模様

2012年08月19日 | 季節・空模様
お盆明けから天気が不安定になり、ここ数日は大雨が降る日もありました。
本日は北東の空に幾重に連なる巨大な積乱雲が見えました。
P1020785
雲の一部は真っ黒で今にも雨が降りそうな雰囲気でしたが、何事もなく雲は西の空へ行ってしまいました。


午後になり、ご葬儀に来園されたご家族を千城台駅へお送りし、霊園へ戻る途中の御成街道でワイパーが効かない程の集中豪雨に遭いました。
Ncm_0073
そのまま走行していては危険だと思い、安全を確認して路肩に停車した時の模様です。
自分の居る上空は暗い雲に覆われていますが、すぐ先は晴天です。
数分も待たずに雨脚が弱まり、青空に戻りました。


お盆の朝に

2012年08月13日 | ごあいさつ
8月13日のお盆の迎え火の日、朝からたくさんのご家族がお参りにいらっしゃいました。
園内、各所の飾り付けや水汲みのお手伝いしていたご家族もおられ、この場を借りて御礼を申し上げます。
P1020757
また、ご自分の可愛い子のお供えを当霊園の猫にと、おさがりをいただきました。
かさねて、お礼を申し上げます。


<


塀のペンキ塗り

2012年08月09日 | 園内の整備・準備活動
P1020750
秋を思わせる、涼しい朝に塀のペンキ塗りを行いました。


P1020752
準備をします。作業は午前中に終わる事を目標にし、駐車場を閉鎖。
砂埃を除去し、マスキングとブルーシートを施します。


P1020751
来園される方への誘導係です。


P1020753
時折吹きこむ風がビニールシートをめくり上げ終始悩まされました。
準備も含めて約3時間半で概ね塗装が済みました。


P1020754
完了です。
今回は周囲とのめりはりが出る様、若干色の濃いセルリアンブルーの光沢を選択しました。





虹と猫地蔵

2012年08月06日 | 季節・空模様
本日はお昼前から、梅雨明け以降の降水、取り分け大雨警報が出る位の雨空でした。
夕方にはすっかり雨が止み、それまで夏の日差しで乾ききった土面が潤いました。
閉園間近、この日最後のお客様を見送りましたら、南東の薄い雲の中に虹を見つけました。
P1020745

P1020747

明日から、また暑い日が続くそうですが、猫地蔵に皆様にも吉報を運んで頂けますように願掛けをしました。



通信紙版 第41号

2012年08月05日 | 通信紙版バックナンバー
平成24年8月


平成24年 盂蘭盆会追善供養のお知らせ
愛しき子たちの盂蘭盆会追善供養をいたします日程です。
期日:平成24年8月15日(水)・ 時間:午後1時より読経開始
皆様方のご参列を心よりお待ち申し上げます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お盆講座
「お盆」とは一般的に、先祖や亡くなった人たちが苦しむことなく、成仏してくれるようにと、子孫が、報恩や追善の供養をする期間を「お盆」と呼びます。
特に、亡くなって49日法要が終わってから最初に迎えるお盆を初盆(はつぼん)または新盆(しんぼん、にいぼん、あらぼん)と呼び、家の門口や、お墓に白一色の提灯を立て、初盆以外のお墓には白と赤の色が入った提灯を立てるなど、特に厚く供養する風習があります。
現在は、8月の13日から16日までの4日間を指すことが多い(関東の一部などでは7月13日から16日までの4日間を指す場合もあります)。
13日の夕方に迎え火を焚き先祖の霊を迎え、期間中に僧侶を招き供養をしていただき、16日の夕方、送り火を焚きご先祖様に帰ってもらいます。
キュウリの馬はご先祖様を少しでも早く迎えられる様に、ナスの牛はのんびり帰っていただける様にと動物に見立てた物です。
日本では、推古天皇が606年に、はじめてお盆の行事を行ったと伝えられています。各地で行われるお盆の行事は、各地の風習などが加わったり、宗派による違いなどによって様々ですが、一般的に先祖の霊が帰ってくると考えられています。
お寺では施餓鬼供養をしますが、家庭では先祖の霊が帰ってくる日としてさまざまな行事を行います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
梅雨明け帽子
今年は平年より4日早く、関東甲信越地方の梅雨明けが発表されました。
午前中のお参りに来園された方から、お地蔵様用に小さな笠のお土産をいただきました。
ありがとうございます。早速、被せてみました。





笠はいくつかサイズがあり、大き目の方は入口の猫地蔵に被っていただきました。






第41号紙面



通信紙版 第40号

2012年08月05日 | 通信紙版バックナンバー
平成24年7月

夏の土用
立春、立夏、立秋、立冬の前日までの18日(または19日)間を「土用」といい、それぞれ「冬の土用」、「春の土用」、「夏の土用」、「秋の土用」と呼ばれます。
土用は年4回ありますが、現在では特に立秋前の夏の土用のことをさすようになりました。
今年の7月27日は土用の丑の日にあたります。
陰陽五行説では、すべての事象を木・火・土・金・水の5つに分類して世界を考えます。五行説では春は「木気」夏は「火気」秋は「金気」冬は「水気」と割り当てていました。これでは五行説の構成要素の「土気」があまってしまう。
そこで、季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の前18日間を「土気」に分類し「土用」と呼ぶ事になりました。
年によっては夏の土用が2度訪れることもあり、この場合は2度目の丑の日を「二の丑」と呼びます。
化政文化の江戸時代に夏で売れ行きが悪くなったウナギ屋が平賀源内に相談し、「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という民間伝承からヒントを得て「本日丑の日」と書いて店先に貼る事を提案しました。
すると、そのウナギ屋は大繁盛した事は今でも有名な話ですね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
家族旅行
渇いた風が気持ちの良い日曜日の遅い朝、ワンちゃんのご葬儀を行いました。
一通り葬儀も終え、供養の際、祭壇に飾らせて頂きましたお写真をご家族にお返しいたしました。
奥様が額入りの写真をじっと見つめ、ご主人に撮影当時の思い出を語りはじめました。
毎年、年末年始は旧知の方が経営している東海地方の旅館にお家に居るワンちゃん全員を自動車に乗せて旅行をなさっているそうです。
写真は数年前の旅行の道中で景観の良い場所で休憩していた処を撮影したものだそうです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
商店街の半見知り
薄日差す梅雨の合間の朝、これまで何度か、猫さんの葬儀をなさっているご家族のもとへお伺いしました。
前日の夜に奥様からお電話を頂き、どうも猫が自動車に轢かれた現場に居合わせて、ともかく、懇意の獣医さんに連れて行き、何かあったら連絡するとの事でした。
猫さんは助かる事は出来ず、翌朝、奥様から再び電話が来ました。
奥様は、同じ区内に住んでいる独立した息子さん宅に定期的に通っておられ、何年も前から通り道の商店街で、この猫さんとは何度も会う事が有り半見知りの仲だったそうです。
歳も相当取っていて、動き出した自動車に気が付かなかったのでしょう。
残念ではあったが、この猫さんの生涯と終わり方は幸せだったと、商店街の方達は奥様にそう言っていたそうです。






第40号紙面



通信紙版 第39号

2012年08月05日 | 通信紙版バックナンバー
平成24年6月

ウサギとカメ
普段から懇意にしていいただいてる方から、小さなレゴで組み立てられたウサギとカメの置物をいただきました。
ありがとうございます。
アクリル製のケースに入れて本堂の靴棚上に飾らせていただきました。


童話や童謡でなじみ深い「ウサギとカメ」ですが、元々はイソップ寓話やラ・フォンテーヌが書いた寓話詩にも所収されていました。日本には室町時代後期以降に流入したとみられ、イソップ寓話を翻訳した伊曽保物語などによって近世以降に知られ始めました。
あらすじをおさらいしますと・・・ある時、ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、山のふもとまでかけっこの勝負を挑んだ。かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、とうとうカメが見えなくなってしまった。ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めた。
その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿であった。
教訓としては・・・過信(自信過剰)して思い上がり油断をすると物事を逃してしまう。
また、能力が弱く、歩みが遅くとも、脇道にそれず、着実に真っ直ぐ進む事で、最終的に大きな成果を得ることができる。
・・・と、ここまでは周知でありますが、それぞれの後日談があり・・・
かけっこでカメに負けたウサギは仲間のウサギに馬鹿にされ、恥さらしとしてウサギの村を追い出されました。しかしある日オオカミがウサギの村を狙っている事を知りウサギは、オオカミを誘い出す事に成功。
ウサギはオオカミに飛び蹴りを食らわせ、撃退。ウサギは村の英雄になりました。
またカメの方は、「なんでもやればできるんだ!」という気持ちに目覚め、あらゆることに挑戦しようとします。
ある日カメはワシに頼んで、どんどん空高く飛んでくれとお願いをしました。
カメは、頑張れば空を飛べると思ったようです。
言われたとおりワシはカメをつかんで高い場所まで飛んでいき、そこからカメを落としました。
カメは空を飛べると確信していたが、飛べるはずもなく墜落してしまいました。
それ以来、カメを見た者はいないそうです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
語学の修得
初夏を思わせる、良く晴れた朝に21才で亡くなった猫さんのお迎えをいたしました。
居間に通して頂くと、毛足の長い猫さんが人間用の赤ちゃんの籠の中で横たわっておりました。
今から約20年前、語学留学でフランスに赴いていたご主人が、帰国の際ホームステイ先のお家で生まれた猫さんを貰い受けたのだそうです。
日本の地に着いた猫さんは元気に成長し、近所の人々にも可愛いがられておりました。
奥様が言うには、ご主人はフランス語の他に猫語(?)も修得したらしく猫さんとは以心伝心の仲だったそうです。
亡くなる前日は最期の挨拶を交わしたのだそうです。






第39号紙面



通信紙版 第38号

2012年08月05日 | 通信紙版バックナンバー
平成24年5月
桜の季節も過ぎ、次々と新緑の中から花が咲きだしてきました。5月5日は端午の節句です。
「端」は物のはし、つまり「始り」という意味で、元々「端午」は月の始めの午の日のこと。
後に、「午」は「五」に通じることから毎月5日となり、その中でも数字が重なる5月5日を「端午の節句」と呼ぶようになりました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
手作りの時計
先日、個人でお墓を持っておられます方から梱包されている2つの時計が届きました。
お贈りしていただき、ありがとうございます。
ご家族のご主人が実際のワンちゃんをモデルに製作し1つ1つが違う表情をしております。
早速、組み立てて1つは本堂入口に、1つは納骨堂内に、たくさんの人に見ていただける様に飾らせていただきました。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4月8日はお釈迦様の誕生日、花祭りにあたります。
4月に園内で咲いておりました花を挨拶担当猫と共にご紹介いたします。


①椿の花
学名Camellia は、17世紀のチェコスロバキアの宣教師     
「Kamell カメル」さんの名にちなむそうです。
椿はカメルさんが18世紀に東洋からヨーロッパにもたらしたことで広まって英名でも「カメリア」と呼びます。



②ムスカリ・アルメニアクム                
別名グレープヒヤシンス。百合科の球根植物で鮮やかなコバルトブルーは遠くからはラベンダーの様に見えます。



③花韮(ハナニラ)
別名西洋甘菜(せいようあまな)。こちらも百合科の植物で英名ではスプリングスターフラワーと呼ばれる様に星型の小さな花びらをしています。


④ラッパ水仙         
遅咲き系の水仙です。確かに形がラッパに似ていますね。







第38号紙面



通信紙版 第37号

2012年08月05日 | 通信紙版バックナンバー
平成24年4月
3月17日~3月20日に平成24年春彼岸会合同慰霊祭をとり行わせていただきました。

読経におきましては、お預かりしました戒名紙を全て読み上げ、春の暖かい気候に花が咲き実を結ぶようなご家族皆様の心が可愛い子達に届きます様に、ご供養させていただきました。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
通いの黒猫
彼岸の中日が過ぎ、寒さも和らいだある朝に猫さんのお迎えをいたしました。
伺ったお宅のリビングにはピンク色のタオルにくるまれ、赤いリボンを首に巻いた黒猫さんが横たわっておりました。
この黒猫さんは、ご家族の娘さんが少女だった頃に度々お家の庭にお邪魔して、なにやら用事が済んだら居なくなる、といった日常が3年位続いたそうです。
黒猫さんと出会って4年目の秋に変化が起こりました。
ある日を境に用事が済んでも帰らなくなり、お家に居付く様になったのです。
元々、動物好きで「猫も嫌いな所には寄り付かないよ」といった感性を持っている御家族はそのまま黒猫さんをお家に上げ、
一緒に暮らす事になりました。
実はこの黒猫さん、お家から通りを隔てた、今は取り壊された団地に住んでいたお爺さんお婆さん達にも可愛がられていた・・・と、町内会の会合で知ったのは、飼いはじめてから1年後の事でした。
晩年はあまり動かなくなりましたが、天気の良い日はお庭で丸くなり、用事が済んだらリビングに戻る日常だったそうです。
来訪した客人が偶然にも団地でウロウロしていた頃の黒猫さんの事を知っていて、本人(笑)を前にして当時の事のお話を聞いたのは良い思い出だったと、娘さんが仰いました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
春の使いたち
暖かくなり周辺の森のウグイスの鳴き声が上手になってきました。
園内にも春の花が咲きました。









第37号紙面



通信紙版 第36号

2012年08月05日 | 通信紙版バックナンバー
平成24年3月
平成24年 春彼岸会の行事日程のお知らせ
合掌 春暖の候、皆様には益々ご健勝の事とお慶び申し上げます。
いとしき子達を偲び永遠に結ぶ心の道に祈りを込めて
平成24年春彼岸会合同慰霊祭日程のお知らせをさせて頂きます。
 ・期日 3月17日(土)  3月18日(日)  3月20日(春分の日)          
 ・読経開始 午前11時よりと午後2時よりの2回でございます。          
お参り時間 午前9時~午後5時まで開園しております


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
迷子の帰還
小雪が舞い降る2月の午後、県内よりワンちゃんを亡くされたご夫妻が来園されました。
葬儀中ご主人は、思い立つ事があるのか終始とても寂しい感じでした。
このワンちゃんは、1年と3ヶ月前に公用車のサイレンの音に驚き、自宅の塀を飛び越えて行方不明になったのだそうです。以来、ご家族はワンちゃんを探す日々を送る事になりました。
それから1ヶ月の月日が経ちました。
ご主人は、お住まいの地域はもとより、犬が自発的に移動出来るであろう周辺の自治体の保健所や動物保護局に定期的に問い合わせをしておりました。
インターネット上で保護されている動物たちの画像を閲覧し、膨大なデータの中から遂に宅の子を見つけました。
その日のうちに自宅から約20Km程離れた隣の自治体の保護局へ迎えに行ったそうです。
その姿は、随分と痩せてましたが、間違いなく自分の家の子だと確認した時は涙が出たと仰いました。
迷子だったワンちゃんは無事にご家族とお家に帰る事が出来ました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まだ言えない事
外の水道が凍結する寒い日が続くある朝、今年に入り猫さんを亡くされた方がお参りにいらっしゃいました。
数年前にワンちゃんの葬儀をした事のあるこの方はこれまでも度々、ご夫妻で仲睦まじくお参りに来られておりましたが、最近は奥様の体調が芳しくないのか、お一人でお見えになる事が多かったです。
帰り際に挨拶でお声を掛けて頂き、懐かしそうに猫さんのお話をして下さいました。
そして、一番可愛いがっていた奥様は認知症になり、現在は入院施設におられるのだそうです。
この猫さんに会いたい一心でお正月に一時帰宅されたのですが、奥様が再び入院施設に入られた数日後に猫さんが亡くなったのです。
奥様を思いやるご主人は、まだその事を話せないままで過ごしていると、仰いました。






第36号紙面




通信紙版 第35号

2012年08月05日 | 通信紙版バックナンバー
平成24年2月
連日、寒い日が続いておりますが皆様お元気にしておられるでしょうか?
今年は閏年(うるうどし、じゅんねん)にあたります。

2月はどうして28日しか無いのでしょう?現在の形の暦を定めたのはローマの独裁官ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)で3月を年の始めとし奇数月を31日、偶数月を30日とする暦を定めました。
2月を30日にすると1年が366日となるため、閏年は2月を30日とするが平年は29日とすることにしました。つまり、1年の最後の月で調整したのです。カエサルはこの暦を決めた記念に自分の生まれ月に自分の名前(5月ジュライ)を残すことにしたが、後継者で初代ローマ皇帝のアウグスタスもシーザーと同じように生まれた月を自分の名前(8月オーガスト)に改名しました。
ここで困ったことが起こりました。アウグスタスは8月が30日しかないのを不愉快に思ったのです。
そのためアウグスタスは8月も31日にすることを決めてしまいました。
8月を1日分増やしたため、1年の日数が増えてしまうので9月を30日、10月を31日、11月を30日…と9月以降の日数を1つずつずらし結局最終月である2月で帳尻を合わせ、2月の日数を平年は28日、閏年は29日にしたといいます。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

人魂の正体
年が明けて二日目、県内に於いて猫さんのお迎えをいたしました。
小雨混じりで薄曇りの中、すいている県道を小一時間ほどでご自宅に到着しました。
玄関のチャイムを鳴らすと、ご主人が出迎えて下さいました。
ご家族は私の旧知で、挨拶で奥様の安否をお尋ねしましたら、五年程前に他界されたそうです。
居間でバスタオルにくるまれて横たわっている御歳21才の猫さんを納棺し、ご乗車頂きました。
送迎中、車内ではご主人がいろいろなお話をして下さいました。
亡くなる直前の奥様と最後に交わした言葉、近所で70匹の猫を飼っている人の事、若い頃から趣味で行っている強行遠足を故郷の地で友人とおよそ100Km歩いたのは良いが、足慣れぬ疲れ果てた友人に「お前とは二度と歩かん」と言われた事など語っておりました。
葬儀も済みお送りする際は、当霊園の周辺の自然の話に至り、
私は去年目撃したフクロウの事を話しました。
すると、ご主人は旭市に住んでいた幼い頃に叔父様から
聞いた事を話し出しました。
それは、人魂と言う物は飛び立つフクロウが鷲掴みにした
魚の鱗が反射して見えるのが原因なのだ、と言う説です。
なるほど、言われてみたらそうかも知れない。
近年、解明されつつある不思議な現象は昔から妖怪とされてきたのですが、この説は海と森が隣接する地方ならではと感嘆しました。
楽しくて、興味深いお話をしているうちにご自宅に到着し、一人暮らしとなりましたご主人がお家にお帰りになりました。






第35号紙面



通信紙版 第34号

2012年08月05日 | 通信紙版バックナンバー
平成24年1月
新年、明けましておめでとうございます。今年の干支は辰です。
辰は竜、龍とも表記され十二支の中で唯一空想上の生物です。
角は鹿、頭はラクダ、眼は鬼(幽霊)あるいは兎、身体は蛇、腹は蜃(シン・ハマグリの意)、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛にそれぞれ似ております。
東洋では威厳ある霊獣で、西洋では悪魔と同列と、その存在に大きな違いがあります。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
8年間のお姫様
日の傾きかけた日曜日の昼過ぎに千葉市中心街にお住まいの方のお宅へ猫さんのお迎えをいたしました。
混雑した休日の駅周辺を通り抜け、ご家族のもとに到着しました。
優しい日だまりの縁側に16歳を迎え前日の夜お亡くなりになった猫さんがお庭の咲いていた色とりどりのお花と共にお棺に納まっておりました。
縁側の奥の居間の方からは、別の猫さんの鳴き声が聞こえます。
鳴いていた猫さんは8年程前に遠くアメリカから来日し、お宅で暮らす事になりました。
と、同時に昨日亡くなった猫さんは当時、自ら二階の寝室に入り一生を終える一か月前まで一歩も外に出る事無く過していたのだそうです。
猫さん達の都合は人知の超えた所にあるのでしょうが、ご家族のお母様は寝室に入り込んだ猫さんをご自宅のお姫様と位置付け、居間におられる猫さん共々大事にされていたそうです


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
幼い頃の手紙
穏やかに晴れ渡る12月24日
一組のご家族が前日の夜に亡くなったワンちゃんのご葬儀に来園されました。
ご家族は約21年前に当霊園でワンちゃんを火葬され、お骨は現在に至るまでお堂に納骨されておりました。
本日は、その後19年間生活を共にしたワンちゃんがお亡くなりになったのを機に、先代のワンちゃんのお骨を
共同墓地へ埋葬される事としました。
供養を行うにあたり、ご家族と一緒に先代のほとけ様を本堂の祭壇へ移そうとしましたら、納骨壇の奥に折りたたまれた朱色の折り紙ありました。
私はそれを手に取り「懐かしい物がございました」と、ご家族のお一人に手渡しいたしました。
折り紙はその方が幼少の頃、先代のワンちゃんに書いた手紙で、21年間納骨壇のほとけ様の傍らに添えられておりました。
照れながら受け取りながらも、皆様懐かしんでおられました。






第34号紙面