動物霊園グリーンメモリアルのブログ

「いとしい子たちよ安らかに」

通信紙 第177号

2023年11月29日 | 通信紙版バックナンバー
令和5年(2023) 12月







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【お知らせ】冬期閉園時間について
早めの日没の為、12月と1月は午後4時の閉園とさせていただきます。

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師走を迎え、日々寒さが増してきました。12月5日は納めの水天宮にあたります。
「水天宮」(すいてんぐう)は、福岡県久留米市の水天宮「久留米水天宮」を総本社として、
古来、農業、漁業、航海業者間に信仰が篤いのみならず、子供の守護神、安産の神として、
また、病難、水難除け、火災などの除災招福の神として信仰されてきたそうです。
毎月5日が縁日となっています。一年最後の縁日である
12月5日が「納めの水天宮」ということで、
多くの参拝客で賑わうそうです
師走(しわす)とは陰暦12月の異称であることはよく知られています。
ただし語源については12月なると、家々で師(僧)を迎えて読経などの仏事を行うため、
師が忙しく走り回るということから「師馳(しは)せ月」といったのを誤ったものだという
説をはじめいくつかあるといいます。


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針供養12月8日は針供養です。
「事八日」に1年間お世話になった道具を片付け、供養する風習があります。
道具の供養として代表的な行事が「針供養」です。「針供養」は12月8日に行う地域と
2月8日に行う地域があり様々ですが、
東日本では2月8日に西日本では12月8日に
行われる事が多いようです。この日付の違いは、
「事始め・事納め」の捉え方の違いが影響しています。
針は着物の時代の大切な道具。
江戸時代に針の労をねぎらい裁縫上達を祈る祭りとして広まりました。針仕事は女性にとってとても大切な仕事でしたので、お世話になった折れた針や古くなった針を、感謝の気持ちを込めて柔らかい豆腐やこんにゃくに刺し、川に流したり、神社に納めたりして、裁縫の上達を
願いました。また、色白の美人になる、まめに働けるようになど、由来には諸説あるようです。
東日本では、「事八日」に妖怪や厄神が家を訪れるので身をつつしむ日とされ、
この日は一日、針に触れないようにしました。江戸の町では、妖怪や厄神を追い払うまじない
として、目籠をくくりつけた竹竿が町中に立ち並んだそうです。
また、「お事汁」というみそ味の汁ものを魔よけのために食べる習慣もありました。
現在でも、事八日には目籠やニンニクなどを庭先に置くという
風習が残っている地域もあります。


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