動物霊園グリーンメモリアルのブログ

「いとしい子たちよ安らかに」

通信紙第142号

2020年12月30日 | 通信紙版バックナンバー
令和3年(2021) 1月




令和3年、今年は丑(うし)年です。
十二支の中で、丑年は2番目の干支。
十二支(じゅうにし)は、紀元前の中国で、方角や暦を表すのに用いられてきた12の漢字を
指します。当時の人々は、必ずしも文字が正確に読めるわけではなかったので、
それぞれの字には12の動物を当てはめてることとなったそうです。
アジア圏に十二支の考えが広まるにつれ、チベットやタイでは卯(うさぎ)の
代わりにネコが入っていたり、モンゴルでは虎ではなくヒョウが入っていたり、
地域によってバリエーションがあるようです。


みなさんは、十二支にまつわる物語をご存知でしょうか?
昔々神様が、元旦に挨拶にきた動物たちを、一番最初に到着したものから十二番目まで順に、一年のリーダーに決めよう、と動物たちに競争をさせました。
歩みがのんびりしている牛は1番になるために誰よりも早く、前の晩に出発します。
ところが牛の背中に乗っていたねずみが、神様の御殿の門が開いたとたんに飛び降りたため
ねずみが1番に。牛は2番となり、干支の順番は2番目になったというお話があります。
この話からも分かるように当時から牛は、のんびり・真面目な
イメージがあったのかもしれません。
おっとりと草をはむ、のんびりとした姿が思い浮かぶ牛。
でも実はとても力持ちで、日本では昔から荷物を運ぶための労働力として、
人の生活に欠かせない大切な動物でした。
勤勉によく働くその姿が、「誠実さ」を象徴し、縁起の良い動物として十二支に加えられたとも
言われています。そんなことから、丑年の人はマイペース・忍耐強い……
と言われることもあるようです。
また丑年は、先を急がず一歩一歩着実に物事を進めることが大切な年と言われています。
牛は、大変な農作業をしっかり手伝ってくれる働きぶりから、丑年は「耐える」、「これから発展する前触れ・芽が出る」というような年になると言われています。
結果を求める時期ではなく、結果につながる道をコツコツと積み上げていく
時期とされているようです。
丑の年は、黙々と目の前の事をこなすことが将来につながると考えてもいいかもしれません。


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【お知らせ】冬期閉園時間について
早めの日没の為、翌年1月中旬まで
午後4時~4時30分を閉園時間とさせていただきます。
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【春彼岸会行事日程】
期日:令和3年3月20日(祝)と3月21日(日)・読経時間:午前11時と2時の予定です。

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紙面版PDF



師走の朝

2020年12月01日 | 季節・空模様
師走の始まり、夕べからの満月が冷気を連れて今朝は田園に薄い霜を這わせました。
本格的な冬を前に暖房設備や防寒着の埃を払いのけ暖をとりたいと思っております。
多少早めですが園内に小さなクリスマスの飾りを施しました。



今月から2月ころまでの閉園時間は午後4時とさせていただきます。