三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

洗面台の水漏れを修理

2020-05-22 07:19:18 | 日記
高速道路建設で我が家は立ち退きを余儀なくされました。そして近場の現在の場所
に引っ越した次第です。
家を新築するにあたって大きく変えたことがあります。それは火(ガス)を使わな
いようにしたこと。ついでに本格な水洗便所と給湯設備も導入しました。まあ,今
なりの生活様式になったわけです。(団扇や扇風機は使っています。)

あれから12年。家屋そのものはまだしっかりとしています。雨漏りもありません。
しかし,先日洗面台の下についたシミが気になってきました。このシミは以前から
あった(気づいていた)のですが,このとき本気になったという訳です。

上の写真で黒いしみがお分かりいただけるでしょうか?すでに雑巾でふき取った後
ですのでシミは相当に薄れています。
洗面台の前扉をあけると・・・

何やら黒っぽい液体が溜まっていました。(上の写真はふき取った後なのでかなり
奇麗になっています。)
どこから侵入してきたのか?
詳細に調べると,どうもその上部の継手から漏れているようでした。冷水と温水が
通ずるパイプを洗面台の上に引き上げ,開閉レバーによるバルブから金属製のパイ
プで一旦下に引き下ろし,それをフレキシブルパイプでまた台上に引き上げている
のです。その金属製の固いパイプとフレキシブルパイプとの間に継手が介在してい
ます。(下の写真の赤丸で囲んだ部分)どうもそこから漏れているようでした。

水が漏れているということがわかっても,実際「どこから漏れているのか?」とい
うことになると結構難しいもの。「まあ,この辺だろう」ということで自己融着テ
ープで巻いてその上をビニルテープで養生したのですが,結果は駄目。どうも場所
が違ったようです。
さらに詳しく調べることによって漏水場所がはっきりとわかりました。その部分は
ねじ構造になっていて,取り外すと中にOリングが入っていました。そこで早合点
してOリングを交換しました。しかし,やはり解決しません。
Oリングが間に合わせのものだったので遠くまで出かけて適合する(と思われる)
ものを手に入れました。それを装着。・・・あれ,まだ駄目。
それでは,ということでシールテープを巻いて気密性を上げることにしました。
そして・・・ねじをきつく締めると・・・あれ?折れてしまった。
仕方がないのでエポキシ樹脂で接着。
一昼夜後,完全に硬化したころを見計らって装着。・・・今度はうまく行きました。
しかし,その翌日レバーをひねっても水が出ません。扉を開けると継手部分から2
つに分裂していました。中は水浸し。どうも継手の材質はテフロン系で,エポキシ
樹脂の苦手な材料でした。
それでは,それではということで,今度は一般的なボンドに変えて接着することに
しました。これなら強度はエポキシより弱いだろうが粘りで何とか持ちこたえてく
れるのではないかと期待したのです。
しかし,このようなことを繰り返していてもいつまでも終わりそうにない予感。同
一品を調達することも考えました。すでにOリングだけでも1,000円以上費やしてい
るし,この継手はメーカ独特のもののようで,ホームセンターにはありません。メ
ーカから買えば多分5,000円ほどはするでしょう。
と言うのは,以前戸車が壊れたので取り寄せたところ(ホームセンターで売られて
いるものは取りつかない。)5,000円請求されたのです。1個5,000円ですよ!とん
でもない話です。それからは安易にメーカに頼らないことにしたのです。
話をもとに戻します。
今度は絶対に外れないようにとの思いで,継手の両方から締め付ける方法を考えま
した。その結果が3枚目の写真の赤丸で囲んだ部分です。厚さ2mmのアルミ板を
4cm角に切り出し,穴あけ加工を施しました。それを2枚で両方からはさんでM3
の長いねじで締めつけたのです。ちょっと,見づらいでしょうが,お分かりいただ
けるでしょうか?
水漏れはなくなりました。(と,思います。)

反省事項: Oリングは劣化していなかったようです。最初水漏れ部分が明らかに
なったとき,ねじ込み部分にシールテープを巻いてねじ込めばよかったのです。た
だそれだけで解決していたと思います。なまじっかOリングなどの存在を考えたた
め余計なことをしたのでした。
以上

最新の画像もっと見る

コメントを投稿