ハムならお判りでしょうが,28MHz帯とは28.0MHzから29.7MHzまでの帯域を言います。波長に換算すればおよそ10mになるので10mと呼ぶこともあります。
さて,このたびこの28MHz帯のトランシーバが回ってきました。電波形式はFM,正確にはF3E,のみです。バンドプランでは10m帯でFMが使えるのは29MHz以上ですから,実質的には29MHzトランシーバということになります。
まずはその外観をご覧ください。
赤色LEDが62と表示していますが,これは29.62MHzを表しています。無線機テスターからの信号を受けていますのでダイオードの棒グラフ(Sメータ)が輝いています。
背面です。
アンテナ接続用M型コネクタは直ちにBNCに取り替えました。この方が便利です。
また,電源コネクタも取り替えました。ついでにヒューズも挿入。
出力はおよそ10Wありました。仕様どおりです。
一方,気になるスプリアスは?
上のスペクトルのとおりです。基本波より高い周波数領域に不要輻射は見られません。これには驚きです。
ところが,14MHz付近にやや大きな不要輻射があります。これはいけません。しかしまあこの程度ならハイパスフィルタで取れそうです。
参考までに内部をお見せしましょう。
昔懐かしい紙フェノールのプリント基板にディスクリート部品ですね。これなら何か問題があっても何とかなりそうです。ただし,回路図などの資料のないのが難点です。
以上
さて,このたびこの28MHz帯のトランシーバが回ってきました。電波形式はFM,正確にはF3E,のみです。バンドプランでは10m帯でFMが使えるのは29MHz以上ですから,実質的には29MHzトランシーバということになります。
まずはその外観をご覧ください。
赤色LEDが62と表示していますが,これは29.62MHzを表しています。無線機テスターからの信号を受けていますのでダイオードの棒グラフ(Sメータ)が輝いています。
背面です。
アンテナ接続用M型コネクタは直ちにBNCに取り替えました。この方が便利です。
また,電源コネクタも取り替えました。ついでにヒューズも挿入。
出力はおよそ10Wありました。仕様どおりです。
一方,気になるスプリアスは?
上のスペクトルのとおりです。基本波より高い周波数領域に不要輻射は見られません。これには驚きです。
ところが,14MHz付近にやや大きな不要輻射があります。これはいけません。しかしまあこの程度ならハイパスフィルタで取れそうです。
参考までに内部をお見せしましょう。
昔懐かしい紙フェノールのプリント基板にディスクリート部品ですね。これなら何か問題があっても何とかなりそうです。ただし,回路図などの資料のないのが難点です。
以上