三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

鉾立峠南2峰探索記

2021-12-23 05:26:24 | 日記
先日の鉾立峠2峰に続き,今度は南側の2峰を探索しました。峰の
区別を容易にするため,南から順に(標高の高い順に)H1, H2, H3
およびH4と呼ぶことにします。これはヒマラヤのK2にならった言
い方です。(K2はご存じのとおり「カラコルム第2峰」の意味。)
つまり,たとえばH2は「鉾立峠第2峰」ということです。
今回はH1とH2を探索したものです。

地図を示します。

中央やや下823.5mの三角点がH1, 中央やや左の684mのピークがH2
です。中央やや上に鉾立峠があり,その上の684.3mの三角点が先
日ご紹介した第1峰=H3です。

下の写真で,左側がH2,右側がH1です。と思います。


登山日 2021(令和3)年12月21日
山名  無名2峰(仮にH1およびH2と呼ぶ)
場所  福岡県京都郡みやこ町帆柱
    (H1は福岡県築上郡築上町大字寒田(さわだ)との境界)
位置  H1 北緯33度31分8.6秒,東経130度58分6.9秒
    H2 北緯33度31分28.6秒,東経130度57分35.9秒
標高  H1 823.5m
    H2 684m

出発点の鉾立峠です。

トンネルの手前の空き地に駐車しました。
左側の急斜面を登ると,10分足らずでトンネルの上に出ます。
ここから進路を南に取り,尾根道をひたすら歩きます。

広々として気持ちのいい道です。迷うようなところはありません。
1時間ほどで三角点のあるH1に到着しました。

三角点です。

右横書きとなっていることから戦前に設置されたものと思われ
ます。戦後だとしても終戦から間もないころに違いありません。
周りは樹木に覆われて眺望はありません。5分ほどいて下山開
始。いや,H2に向けて出発です。

実は登りながらH2への分岐点を探していたのですが,ついに
見つかりませんでした。そこで,降りで地図を見ながらH1に
続く枝尾根を探し,道のないところを強引に進んだのです。
歩きながら鹿の角を探していたのですが,そのように考えな
がら歩いていると木の枝が鹿の角に見えて仕方がありません。

上の写真の枝など,遠くからは「鹿の角に間違いなし」と思
ったほどです。
一旦鞍部に降りて再び登り始めたところで大岩に阻まれまし
た。

一瞬立ち往生したのですが,裾を回って無事通過。何の問題
もありませんでした。
ようやく頂上が見えてきました。H2です。

H1と同様に眺望はほとんどありません。
三角点ではなく,基準点というのでしょうか?

文字が風化してよく読み取れません。補‥‥と彫り込まれて
いるようです。

登山口までは途中で左に折れてほぼ水平に移動しました。何
と,分岐点は鉾立峠のすぐ上でした。
全行程3時間ほどの山行でした。
以上