三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

雲海の福智山

2020-03-02 04:50:12 | 日記
3月になりました。立春はとっくに過ぎていますが,やはり3月になってこそ
「春が来た」と思えます。
昨日(3月1日)久しぶりに福智山に登りました。
天気は芳しくなかったのですが,「降られることはあるまい。降られても大
したことはあるまい」との信念で出かけました。いつもの上野(あがの)登
山口を7時25分に出発。足元の悪い道をひたすら歩いて1時間20分ほどで九
合目の分岐点に到着です。

左に行けば避難小屋・バイオトイレを経て尺岳,皿倉山に通じます。右に行
けば赤牟田の辻を経て牛斬山へと縦走できます。もちろん,いずれの方角に
行っても福智の頂上へは行けます。
右折しました。まもなく頂上の「山」の岩が出迎えてくれます。いつもどお
りです。

最後の急斜面を登ります。喘ぎあえぎです。
8時55分,頂上に到着です。登山口から1時間30分。わたしとしては早いほ
うです。頂上は風が強く,一気に寒くなりました。気温も低いのでしょう。
雲海が広がっています。
推定南東方向に由布岳。下の写真の中央に見える尖った山です。

南の方向には英彦山(ひこさん)が見えます。わたしの故郷の自慢の山です。
標高は1200メートル。

頂上付近の背景に厚い雨雲があるため,頂上の形が認めにくくなっています
が,お分かりいただけますか?
少し西側に目を転ずると遥か向こうに高い山が見えます。阿蘇山のようです
が,自信がありません。

眼下に直方です。雲海と言うほどではありませんが,雲の切れ間からのぞい
ています。

9時15分に下山開始。
しばらくすると陽が差し,心持ち暖かくなりました。気づけば風も柔らかく
正に春風のようでした。
10時35分,無事上野登山口に戻りました。
以上