三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

ブラウン管オシロスコープ

2018-08-13 20:55:52 | 日記
まず前回の記事の訂正から。
誤: タイヤは1本約3,500円,チューブは1,200円ほどで
正: タイヤは1本約3,500円,テープは1,200円ほどで
いつものおっちょこちょいです。ご免なさい。

さて,きょうはブラウン管オシロスコープの話。
インターネットオークションを閲覧していたら格安のオシロスコープが目に止
まりました。真空管式と思われます。過日掲載したブラウン管オシロスコープ
の修理に参考になることがあるかも知れないと思って手に入れました。
まずその外観をご覧ください。

1現象のオシロスコープです。メーカは(今はなき?)松下通信工業です。
そのまま電源を投入するのはちょっと怖い。中身を検めました。

たしかに真空管がありました。しかし,少なすぎます。また,抵抗などの部品
はプリント基板に実装されています。
そして,よくよく見るとトランジスタがありました。2個見つけました。

しかし,これだけでは不充分だと思い,さらによくよく見ると小さなトランジ
スタが沢山みつかりました。上の写真で赤丸で囲ったところです。
ついでにシャシの裏側(内側)を見てみました。すっきりしています。つまり
部品がほとんどありません。電線だけのようです。

しかし,よくよく見ると電線が1本,抵抗が1本そのはんだ付けが外れています。
下の写真の赤丸で囲んだところです。

本来はどこにつながっていたのでしょうか?残念ながら容易にはわかりません
でした。
それでも(焼けているとか,割れているなどといった)大きな問題はなさそう
です。
念のためテスターでプラグの両極の抵抗を計ってみました。短絡などもありま
せん。
意を決して電源投入。
前面の表示灯が点灯。内部の真空管のヒータが点灯。放電管やブラウン管も点
灯しました。煙も出ないし,変な臭いもしません。
しかし,ブラウン管面に基線が現れません。輝度や焦点などを触っても変化が
ありません。

やれやれ,厄介なものに手を出してしまいました。
以上