三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

覗山に登りました(低い山ある記ー6)

2016-12-10 10:46:35 | 日記
きょうは当市内にある覗山(のぞきやま)に登った。
あまり品の良い名前ではないが,国土交通省の無線中継所が設置されている重要な小山である。その諸元は以下のとおり。
 所在地 33° 42' 19.15" N, 131° 0' 53.48" E
 標高  121.6 m
朝8時前に家を出発した。当市を流れる大河から覗山を確認して見たかったので少し遠回りした。乗り物はいつものとおり自転車である。

日の出からまだ間もなかったので逆光の厳しい撮影条件だった。中央遠方の山が覗山である。その左側に鉄塔が認められるだろうか?国土交通省の無線中継所のアンテナである。
覗山は低いので市内のいずれからもその全貌を眺めるのは難しい。もちろん,接近すれば話は別だが。
国道を南下すると田園地帯が広がる。ここまで来れば覗山もその全体が明らかになる。

やはり左側に鉄塔が認められよう。覗山を探すときの目印である。
国道から市道(?)に入り,しばらく行くと車両通行止めとなる。登山口である。ここに自転車を停めて歩くことにした。

しばらくはアスファルトの車道歩きを余儀なくされる。途中こしあぶらの木を確認しつつぐいぐい高度を稼ぐ。
鉄塔が見えたら車道は終わり。
ここに本当(狭義)の登山口がある。立木に目印のテープが貼られている。

いきなり急な登りであるが,実はこの場所がきょう一番の難所であった。本来なら何ともないところだが,膝を傷めてリハビリ中のわたしには非常につらい。
しかし,この最初の坂を登ればあとは大体下の写真のような道が続く。

けもの道のようで何となく心細くなるが,構わず歩いていく。この時期は蛇もいない。
登山口からわずか5分ほどで頂上に到着。三角点がある。

周囲は鬱蒼とした樹林地帯。下界はほとんど見えない。木の幹枝葉の間からかすかに「覗いて見える」程度である。
尾根を南西方向に歩いてみようと思っていたが道がまったく見当たらなかったのでやめた。膝さえ健常であれば何ということのない尾根だが。
下山は登るときより危険である。半歩半歩進めて下った。
アスファルトの道を下っていると赤い実が目に付いた。

山ぐみだろうか?今頃熟れる?試食しようかとも思ったが,やめた。鳥も食べないような木の実は怪しい。

前回までの記事で岩石山の標高が間違っていたのでそれを正すとともにこれまでの記録を下に示す。標高は四捨五入してメートルの単位に丸めている。
1.2016-10-27 岩石山  454 m
2.2016-11-12 馬ヶ岳  216 m
3.2016-12- 1 障子ヶ岳 427 m
4.2016-12- 2 松山(城)128 m
5.2016-12- 7 二先山  130 m
6.2016-12-10 覗山   122 m
以上