三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

福智山は霧の中

2014-09-24 04:57:42 | 日記
昨日(9月23日)福智山(901m)に登りました。
当日は昼から雨の予報。そのため,4時に起床し,5時半には家を出ました。午前中には下山する予定でした。
途中,華さん食堂で卵丼の朝食。ここの食堂は格安で味もそこそこいけます。
登山口には6時30分に到着。
ここには新しい立派な公衆便所があります。

新しいだけではなく,管理がいい。いつもきれいに掃除されています。
内部にはいつも花が活けられており,管理者の気持ちがうかがわれます。

この花は何だろう?キンセンカかな?何しろ花音痴なのでこのような形の花はキンセンカのほかには知らりません。
五合目付近にヤブランが咲いています。この花は長く保つようです。

八・五合目付近で黄色い花を見つけました。蕗の花のようです。

帰宅して調べるとオタカラコウという植物のようです。説明にも蕗に似ていると書かれています。
いつも気にしているヤマボウシ。赤く熟れた実が1個ありました。ほかにまだ熟れていない実があるのでまだまだこれから熟れるのだろうか?しかし,どうも今年は実の成りがよくない気がします。この冬は山の幸が乏しく,野生動物は食べ物に困窮しそうです。また,熊騒動や猪騒動が起きそうな気がしてなりません。

そんなことを考えながら登っていると,足元から不意に叫び声(?)とともに大きな鳥が2羽飛び立ちました。ヤマドリかキジのようです。こちらの方がびっくりしました。
頂上付近になると白い花が目に付きます。何と言おうか菊の花のようでもあり,せんぶりの花のようでもあります。

上の方から同じく写真を撮りながら下りてきた人から花の名を尋ねられました。残念ですが,「わたしも知りません。」
帰宅して調べたところ,どうもシラヤマギクのようですが,どうでしょう?
このあたりから霧が濃くなり,視界は50メートルほど。

頂上は風が強く,寒いほど。しかし,短時間なら汗ばんだ体には丁度良い。
30分ほど休憩して下山開始。
赤マンマが目に留まりました。正式にはイヌタデと言うそうです。

振り返ると,山頂付近はススキの穂に覆われています。福智山頂はこのススキがいいのですね。もう枯れススキになっていると思っていたのですが,まだまだよさそうです。

見覚えのある人が下から登ってきました。「福智はきょうで今年何回目になりますか?」と聞くと,相手は怪訝な顔をして,「何回登ったか?登らなかった日を数えた方が早い。今年は10日ほど休んだかな?」という返事。計算すると256日(回)ほど登っていることになります。
アケビの実が下がっていました。

何だか出来が悪い。これから熟れるのだろうが,発育が悪いような感じがします。うらなりでもないようですが。
期待していたアキノキリンソウやナンバンギセルには会えませんでした。
雨には降られず,11時に帰宅しました。