三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

初秋の英彦山

2014-09-09 05:34:05 | 日記
昨夜は中秋であったが,それは旧暦の話。実際はようやく秋の訪れを感ずるようになったきょうこの頃である。しかも,今年は梅雨からいきなり秋に突入したような妙な感覚から抜け出せない。
一昨日英彦山(ひこさん)に登った。午後は予定が組まれていたので,朝5時に家を出て午前中に戻ってくるという慌ただしい山行とはなった。
目的はサルナシの実を確認し,できれば少しばかり収穫したいとの思いであった。しかし,残念ながら実一つ発見できなかった。すでに誰かに採られたか,あるいは今年は結実しなかったのか?
頂上でしばし休憩していると晴れ間が出てきた。しかし,九重連山や由布岳などはまったく見えない。
少々落胆気味で下山していると,鮮やかな色彩に気づいた。写真をご覧いただきたい。

まむし草であろう。緑色から赤に変化する途中である。美しいのであるが,写真の出来がよくない。構図も悪い。
実は最近はいつも携行する一眼レフを当日は持参せず,代わりにコンパクトカメラで撮ったためでもある。(もちろん,真の最大の原因は撮影術の未熟さにある。)
奉幣殿からの下りで山伏一行とすれ違った。<咎められるかな?>と思いながらシャッターを切った。

もし,顔が鮮明に写っていたらモザイクで隠そうと思っていたのだが,ご覧のとおりいずれの人も顔がはっきりしない。うまい具合にぼけた。被写体は動いているし,暗いのでシャッタースピードが極端に低速になっていたためであろう。
余談であるが,写真にモザイクをかける方法を(恥ずかしながら)最近知った。ペイントと呼ばれるソフトウェアを使えばいい。モザイクをかけたい範囲を囲み,一端から他端にドラッグして再び元に戻せばいいのである。