朝日・JTBの野外講座で、「都市風景を味わう」目的で、先生に案内してもらって、15人ていどで歩いた。
あいにくの雨で、風も強く、寒かったが、行ったことのない場所が多くて、おもしろかった。
ただ、写真を撮るとなると自分の興味のあるところだけに偏ってしまい、全体を見渡すものにはならない。
立会川駅付近。
大井競馬場でレースがあるときには混雑するらしい。
立会川。駅の横を流れている、上流はすぐに暗渠となっている。
このあたりに土佐藩下屋敷があり、ペリー来航のころ坂本龍馬も土佐藩管轄の浜川砲台に動員されて、滞在していた
と伝えられている。NHK大河ドラマにあやかって、建てられた像。立派で、風格がある。
すぐ近くを旧東海道が通っている。むかし、歩いたはずだが覚えていない風景だった。
駅の東側にはすぐに海につながる運河がある。立会川はそこに流れ込んでいる。
すこしでもきれいにしようと努力している。
ふたたび立会川。
天祖・諏訪神社。天祖神社は12世紀には記録にあらわれるらしい、古い神社だ。
大福生寺。鳥居のあるお寺。
来福寺の参道。
境内にあった庚申塔。
なかなか立派なお寺だ。鎌倉時代には勢力をはっていたらしい。
小泉純一郎と安部晋三がそれぞれ寄進した桜があった。
鮫津八幡神社。江戸時代にはあったので、その頃は背後の丘の大名屋敷の森を借景にした神社だった思うが、
今は社殿の後ろに京浜急行の高架が走っている、
子供を抱く狛犬。江戸時代末の作。どちらかにお願いすると男の子が、もう一方は女の子が授かると言い伝えら
れている。
漁師町の守護神社なので、厳島神社(弁天社)が祀られている。
大井町駅近くのタブノキの老大木。仙台藩下屋敷内に生えていてもの。
木は残っているがまわりの風景はさまがわりしている。この木はずっと残ってほしい。
もう一つの名残。
JR東京総合車両センターの赤レンガの建物。
ゼームス邸跡の三越ゼームス坂マンション。江戸時代末期にジャーデン・マディソン商会の社員として来日、明治
になって海軍の創設に貢献した。
青物横丁駅で解散の後、先生と品川寺(ほんせんじ)に行った、途中の医院の建物。
立派なお寺だ。
イチョウの老大木。
たのしい街歩きの一日だった。