戸越、大井町近辺3月26日(土)

2011-03-31 12:05:05 | 東京23区とその近辺
知り合いにすすめていただいた東京スリバチ学会という団体のフィールドワーク
に初参加した。参加者は20名ぐらいで、和気あいあいとした雰囲気だった。
スリバチ地形を探索する団体で、参加者はみなさん何等かの分野のおたくとして
実績があるようで、そのオーラに圧倒されて、相当緊張した。



まず、目黒台の東の端にある居木神社(いるぎじんじゃ)に行く。






話は横道にそれてしまうが前から気にしている巫女さんの髪飾りを撮らせてもらった。


日本の女性には、平安時代にさかのぼると思われるこの衣装と髪型がよく似合うと思う。


台地の端から一段下がったように見える低地の向こうに大崎のオフィス・マンション群が見える。


台地の端に沿って狭い道を行く。


こういうところには歩道として使われている階段が多い。


どんどん周りを見て、checkしながら歩いていくと、五反田駅の近くのみなれた所に出た。
残念ながらみなさんが探究している事柄を理解できないまま、上がったり下がったりして、
歩いた。


マンションや住宅のかげに昔の名残は健在だ、大事にされているのがよくわかる。
表示は品川区西五反田八丁目11だった。


百反通、玉川上水の分水である品川用水の跡ということだった。





用水は、その後の分水がしやすいように尾根の上を流したとのこと。

この道沿いにある貴船神社、ご祭神の筆頭は高龗大神(たかおかみのおおかみ)で、
水の神様、このことから京都の貴船神社の末社と思われる。
由緒はすごく古くて、女帝の元明天皇の代709年創建とあった。




ここで、みんなが「どらえもん」が狛犬のごとく置いてあることに気づいて、おおいに
もりあがった。よく見ると「どらえもんまがい」のようだった、帰ってからインター
ネットで神社の写真を見てみたら、そこには写ってなかった、不思議だ。






境内には江戸時代の道標も置いてあった。


再び、台地の端から低地を見る。神戸製鋼ビル(正面遠方)、第一三共研究所ビル
(右端)と向こうにビル群が見える。


戸越銀座、目黒台の真ん中の谷の部分、賑やかな商店街。


これが商店街のキャラクター、なんだかわからないが、「せんとくん」、「ひこにゃん」
からのはやりだ。


戸越の八幡神社、雰囲気のいい所だ。






ここも品川用水(分水?)の跡らしい。


戸越公園、細川家の下屋敷の跡、細川家→三井財閥→公園とつづく。



この大名庭園だった池には今でもすこし湧水があるらしい。品川用水の目的の一つ
は、この庭園に水を引くことだったらしい。さすがに細川家だ。

コンクリートのふたの連なりが用水の跡とのこと、昭和の時代にはまだ川だったようで、
橋が残っていた。


住宅の間を延々と続いていて地元の人達の歩道になっているようだ。


二葉二丁目の交番の隣に鬼門除けのお地蔵様のお堂があった。その脇が品川用水の跡
とのこと。土の直線なので迫力がある。






下神明天祖神社、大井町線下神明駅の近くで、いつも車窓から、あの森はなんだろう
なーとながめていた場所だった。

地震時には離れてくださいの貼紙がたくさんあった。実際に倒れたらしく分解されて
置かれている灯篭もあった。

大井町線大井町駅手前の高架下のお店(西側から)。


東側から見るとアニメ映画「攻殻機動隊」シリーズに出てくるあやしげな架空の町の
イメージそのものだった。

高架下を探究している人達(おたく達?)もおおいらしい。

このあたりはJRの一大施設群がある、一等地なのでもったいないようにも思う。

社宅。


東京車両センター。


センターの一部でりんかい線用に使われているらしい、煉瓦で歴史を感じさせる建物。

なんだか支離滅裂な写真集になってしまったが、次回はフィールドワークの趣旨に沿った
ストーリー性のあるものにしたい。
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