岡山後楽園3月29日(火)

2011-04-01 10:05:00 | 広島とその近辺
岡山の後楽園は17世紀後半の大名庭園だ。岡山藩主池田家のお城の隣にあり、
昔は川を舟で渡って庭園内に入れた。
日本三名園とは、この岡山の後楽園、金沢の兼六園、水戸の偕楽園の江戸時代
の三つの大名庭園のことを言う。
ここにはずっと前に来たことがあると思っていたが、今日来てみて、はじめて
であることがわかった。
すばらしい風景だった。

川越しに見た全景。川の中州のような場所にあるので、真っ平な庭だ。


左の橋を渡って行く。江戸時代にも橋はあったのだろうか、藩主は舟で行っていたようだが。

昔懐かしい観光地入口の風景そのものだった。

岡山城。この庭園は藩主の休息やお客の接待のために隣につくられたので、
当時は後園と呼ばれていたらしい。




公園の入口(南門)。


入ったら、築山が見えたので、まず登ってみた。



全部が見渡せた。


てっぺんに咲いていた馬酔木(アシビ)がきれいだった、好きな花(木)の一つ。
ここのベンチにおばさん(おばあさん?)が二人座っていた、近くに住んでいるので
毎日来ているらしい、うらやましいなー。

蘇鉄(ソテツ)の林があった、迫力があった。





ソテツの実がなっていた。

大名庭園には緑の松がつきもの、くっきりとうきあがって見えた。


保育園児が散歩に来ていた、先生に頼まれてシャッターを押した、ぼくのより高級な
カメラもあった。こういうところへ気軽に散歩に来れる園児は幸せだ。


茶畑も大名庭園にはつきもの。


先ほど登った築山。




お城が見える。




馬場の跡、規模が大きい。




大名庭園の重要な要件であるきれいな水。昔は川から直接、今は伏流水の汲み上げ。




藩主が使った建物(復元されたもの)。


平坦で広い、日本芝がきれい。


さっきの建物の横の池。この石は現地で切断して、ここで組み立てたものらしい。
切断・組み立てのための設計図が残っていて、ここの庭石はこうするのが特徴とのこと。





これはほかの場所にあった石、切断・組み立てがわかる。

この池は雰囲気がいい。




神社も大名庭園にはつきもの。


この松もよかった。


コサギ。


何羽も走り回っていたツグミ。






いやされる庭園だった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 戸越、大井町近辺3月26日(土) | トップ | フィールド写真講座、甲南大東京 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

広島とその近辺」カテゴリの最新記事